『』

『懲りない』2023.1.19/4.12


懲りないねって笑ってほしい
明け透けになって二人
夜のサイドランプの下で遊んでいよう


花束も似合うし一輪の花も似合うよ
貴方は私を絶対に仲間はずれにしない
鍵のかかった愛にそっと息をかけられて
こんなに容易く壊れてしまったのは初めてだ

認めるとか許すとか面倒な感情の全部を
貴方は私にくれるでしょう

優しさだけで息はできないけど
懲りずに私は全部をあげるから
貴方がいつか迷っても傷ついても傷つけても
この夜明けは貴方のものだよって
私は言うよ何度でも


指輪にはめられた光を放つ宝石みたいだ
貴方はずっと道標なんだ
本日未明の白昼夢の中懲りずに永遠(とわ)を捜す
とろりとまあるい月が見えている

誰にも言えない別に秘密じゃないことを
貴方には全部伝えたい

富や名声で息ができたとしても
懲りずに私は貴方と踊りたい
愛がずっと苦しくても傷ついても傷つけても
あの月光は貴方なんだよって
伝えさせてほしい


さよならは琥珀色 愛は何色
上手く塗れやしないけど
懲りないねって笑ってほしい
明け透けになって二人
朝が来てもエンドロールは流さずに


優しさだけで息はできないけど
懲りずに私は全部をあげるから
貴方がいつか迷っても傷ついても傷つけても
この夜明けは貴方のものだよって
私は言うよ何度でも







『懲りない』という一言が題の詩を書きたかった。だから、"懲りないねって笑ってほしい"という歌詞ができた。

懲りずに私はずっと彼を好きでいて、あわよくばそれを笑って許していてほしい。そんな気持ちだった。

認められない、許せない自分を、いつだって変えてくれたのは彼だ。面倒で厄介な感情を、いとも簡単に私にくれる。


個人的には二番Bメロの

誰にも言えない別に秘密じゃないことを
貴方には全部伝えたい

という歌詞が好きです。



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