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おけい|はしもとけいこ
2022年11月3日 17:24
さく マリサビーナ・ルッソやく ほしかわ なつこ大人はどれだけ子どもの大切なものを軽視してきたんだろう?久しぶりに衝撃を受けた。手伝いを頼んだら、「だめだよ」「ぼく、いまから かくれるんだ」これを聞いて、どれくらいの人が「じゃあ、手伝うのは無理だね」ってなるんだろう。(結局絵本ではベンは手伝わずに、逆にベンのおかあさんがベンを何度も探しに行く。)きっと、手伝いを断る理由が
2021年6月26日 19:06
ぶん シャーロット・ゾロトウえ ロジャー・デュポアザンやく ほしかわ なつこお母さんと娘ちゃんが一緒に散歩に出かける絵本いっぽ、にほ、進むたびに娘ちゃんは立ち止まり、道に咲いているお花だったり、猫だったり、小石だったり、洗濯物だったり…大人が見慣れている風景、でも見落としている風景のひとつひとつを教えてくれるその見慣れている風景をいくつもの言葉で形容して表現してる立ち止ま
2021年6月24日 21:03
樋口耕太郎著首がもげるかと思うくらい終始頷き通した本。私が日々思っていることが詰まった本だった。と、思ったら、もっともっとその先のことが書かれてた。まずは、いつも通り心に響いた部分の引用から。「どれだけ基地が返還されても、悲しい街ができるだけ……」沖縄社会で生まれ育った沖縄人に、沖縄社会のことを直接尋ねてみても、行動の多くは無意識で、ほとんどの人はその意味を言語化できない。本人に自
2021年6月22日 00:01
河合隼雄著ひとりひとりの子どものなかに宇宙があることを、誰もが知っているだろうか。それは無限に広がりを深さをもって存在している。大人たちは、子どもの姿の小ささに惑わされて、ついその広大な宇宙の存在を忘れてしまう。大人たちは小さいこどもを早く大きくしようと焦るあまり、子どもたちのなかにある広大な宇宙を歪曲してしまったり、回復困難なほどに破壊したりする。このような恐ろしいことは、しばしば大人た
2021年6月19日 22:21
ジャッキー・フレンチ作/さくまゆみこ訳最初はわたしも「自分のことだけ考えてればいい」と思ったけど、そういう態度はよくないわねわたしは、いつもほかのことには目を向けないようにしてきたのねあのときのドイツ人たちも、わたしみたいな態度をとったんでしょうね?ヒットラーのすることにはきっと反対だったと思うわ。少なくとも、すべてに賛成してたわけじゃない。見たり聞いたりするのを避けているうちに事態が