烏賊

自信について考えるアラサーの日記

烏賊

自信について考えるアラサーの日記

最近の記事

帰省

職場と自宅が近いのもあって、久しぶりに実家に帰ると「帰省」という感じがした。 うだる暑さに、駅で買ったペットボトルも数十分でぬるくなっていた。 実家は窮屈だ。 母の話には小中学校の同級生の話がよく出てくるから、脳の奥の方が記憶を呼び覚まさないように別のことを必死に考える。 私のお金の使い方についてもいろいろ聞かれ、「だったら月にもう二万は貯まるんじゃないの」と言われてしまった。 私なりに予算を組んで、決して贅沢すぎない程度に、でも心身を病まない程度にやってみたつもり

    • 疲労と食事

      食べる言い訳と、それへの抵抗で1日が終わった。 朝はビジネスホテルのバイキング。 一品ずつカロリー計算をしてセーブできた。 昼は訪問先がご馳走してくれると言い始めて、残すのも申し訳なかったが太るのが怖くて途中で会話にシフトした。 ターミナル駅では職場と家族にお土産を買った。自分にも何か、と思ったけれど踏みとどまった。 帰りの新幹線も水だけ飲んでやり過ごし、家の近くのスーパーで遂にアイスを買ってしまったが、最終的には体重も摂取カロリーも許容範囲だった。 危なかった、と

      • 夏休みの景色

        都内から新幹線で30分程度の地方都市まで出張だった。 大宮駅を出るとみるみる車窓は緑の風景になり、駅の付近で急にビルが増える。 肌のべたつきと、電車の効きすぎた冷房、夏の薄い青空が小学生の頃の夏休みを思い出させた。 当時、新幹線に乗るというのは一大イベントで、乗れなかったら何か罰せられてしまうんじゃないかというくらいの緊張感があったのを覚えている。 仕事自体はあっさりと終わって、余裕を持って予約しておいた便を何本か早めることができるくらいには私は大人になっていた。

        • 楽しい予定のタスク感

          今日も生理は来ず、来ないまま怒涛の出張週間に突入することになってしまった。 生理用品を鞄に詰めながらため息が出るが、割と自分はこの出張が楽しみだったのに気づいた。 シャンプーやスキンケアの試供品を用意したり、眼鏡ケースを棚から出したり、乗り換えの段取りを考えたりして、さながら夏の旅行気分である。 インドア派なので、少し遠出するだけで非日常感があるのも大きいが、それ以上に大きな怪我や病気もなく当日を迎えられた安心感と、予定が消化されていくことへの安堵感がある。 もうこの

          馬鹿馬鹿しくて悲しい

          生理が来そうで来ない。 先月は21日周期で来たから、どんなに遅くても28日でくるんじゃないかとなんとなく思っていた。 29日目で、基礎体温もガクンと下がったので今日だと思って色々準備してみたが肩透かしをくらった。 気長に待つしかないと思いつつ、これがかなり苦手な性分なので毎月苦痛だ。 夕方から雨と雷が断続的に続いて、夏だなぁと思った。 お風呂上がりに思い立ってスーパーに行ったが、帰り道は少し降られた。 最近、ぼんやりとお金がなくなる恐怖と太ってしまう恐怖が脳みそを

          馬鹿馬鹿しくて悲しい

          シェフとシシグ

          映画「シェフ」を観た。 映像が綺麗で、出てくる料理が美味しそうだった。 両親ともに不完全だけれど、それを誰も責めない感じの家族の在り方もよかった。 幼いころ、あまり映画や漫画を観させてもらえない家庭だったから、 こういうのに触れていたらもっと視野が広くなったような、 でも逆に極端に否定してしまっていたような、どちらもありえそうな気がした。 海外の料理に思いを馳せ、夜は近所のフィリピン料理屋に行った。 シシグは味が濃くてこってりとしていて、見た目の地味さと裏腹に元気いっ

          シェフとシシグ

          理性的な食事

          生理が忍び寄ってくる感じが明確にある。 今年に入ってから、ピルやらストレスやらで周期が大幅に変わり、今回がようやく通常の周期になっている気がする。 基礎体温こそガタガタだが、それにももう慣れた。 今日はとにかく眠気に抗っていたが、なぜかいつものような湧き上がる食欲がなく少しだけ不安だ。 理性的な食事とでも言おうか、カロリーを考えながらゆっくり食べることができたが、逆に変な感じである。 とはいえ圧倒的な眠気と体のだるさ、肌の荒れ具合は明らかにソレなので「ついでに体重増加

          理性的な食事

          及第点

          昨日、日記を見返す時間を作ろうと思ったのに心身の調子が悪く、会社に行くだけで精一杯だった。 この不調の原因は明らかに生理前なので半ば諦めているが、それでも今回はなかなかだ。 会議が無ければ出社もしなかったかもしれない。 その会議も相変わらず無駄という感じで、ずっと眠気とだるさと戦っていた。 頬にニキビがふたつもできて、こんな日に限って髪型もうまくいかず、会議室から出たら同僚に「烏賊さん疲れてますね」と声をかけられた。 くたくたで帰宅。 作った料理を食べて、お腹も心も

          及第点

          数字への執着と失恋ソング

          カロリーが、気になる。 体重が、気になる。 家計簿が、気になる。 体重も、生活も、少しは良くなったらいいなと思うが別に特別困っているわけではないはずなのに最近異常な執着を見せている感じがある。 今日は昼の時点で690kcalだ、大丈夫大丈夫。 これから毎日平均1,700円以内で過ごせば予算内で収まる。 そんなことばかり考えていて疲れるし、うまく行っている間はいいのだが、ダメになって破滅的な行動を取ってしまう自分がいる気がして怯えている。 数年前はこの予測ができずに急に

          数字への執着と失恋ソング

          表情と筆跡

          青山一丁目で降りてお笑いライブを見た。 普段行く会場の10倍以上のキャパで、会場の前に行列が出来ていた。 2時間の予定が押しに押して、終わって外に出たら19時だった。 立派なパンフレットをもらったので、家に帰ってから眺めた。 出演者全員の写真とサインが載っていて、その表情と筆跡に個性が見えた。 手慣れたサインの人にも、サインなんか恥ずかしいよという感じの人にも、それぞれいいなと思った。 今日のホクホクした気持ちを思い出しながら、暫くやり過ごしていけそうだと思った。

          表情と筆跡

          危うさ

          明け方まで寝られないと思って浅い睡眠を繰り返していたが、4時くらいからラジオを聴き始めて気づくと10時前だった。 起きて体重を量ったらギリギリ自分で許せる数値が出て、そんなことで機嫌が保たれる自分が単純だなぁと思いつつ、それでも安心して食事することができた。 最近、Xとかインスタのアルゴリズムで、一度見ただけなのに摂食障害の方のアカウントが頻繁に出てくるようになった。 自分もアカウントこそ作らなかったけれど、同じような食事をしていた時期があったし、今でもそうなってしまい

          危うさ

          百均の箸

          明け方人を見送って、10時ごろ昨日動物園の近くで買ったパンを食べた。 パン屋で買う固めのパンは特別な美味しさがある。 またしばらく雨模様のようなので洗濯物を干して、夕方までダラダラと過ごした。 流石に1日を無駄にした感じがして、少し先の大きなスーパーまで歩いた。 百均で付箋とコーヒーフィルターを買った。 明け方の人を思って2膳入った箸も買った。 本当は良い箸を買った方がいいんだろうけど、この関係性を大切なものにしてしまうのが怖くて百均で済ませた。 大きい店をぐるぐ

          百均の箸

          雨の動物園とジャマイカ

          昨夜、今日は飲むぞと意気込んだものの、思いのほか酔えないまま帰宅した。 相手に言った方がいいことも、お酒の力を借りれば大丈夫だと思っていたのに、なんだか上手くいかず話せなかった。 昨日も書いたが、なんだか自分には魅力が無くて悲しい気持ちになる。 自分が身を置いている業界が、客観的にきらびやかで、そこにふさわしいような知り合いが多いから比較してしまうのもかなり大きいとは思うが、 知っている他人が、大理石の床の家でトイプードルを飼って、大企業に勤めるパートナーと、ナイフとフ

          雨の動物園とジャマイカ

          魅力がない

          午前中は仮眠を取ろうと思ったが、メールの通知音が気になって結局ポツポツと仕事をしてしまった。 昼過ぎ、灼熱の通勤路を覚悟して家を出たら拍子抜けするような生ぬるさだった。 出社してからは、上長との打ち合わせが長引いたり、物品等の整理もあったので時間が早く過ぎていった。 頭を支配していたモヤモヤは昨日がピークだったようだ。 でも、誰かに丸ごと話してボロボロと泣きたいような気持ちはまだ残っている。 漠然と不安で、漠然と「誰か助けてよ」と思うけれど、 解消のために明確にしてい

          魅力がない

          高鳴り

          仕事がそれなりの量あって、程よく忙しく過ごせるはずだったのに、日中なぜかずっとソワソワしていた。 メールの宛先を間違えたり、机の上が散らかり始めたりして、その度にソワソワ感が強まっていく。 そんな折、必要があってメロンケーキの上司とメールをした。 Ccに他の人を敢えて入れた。 こんなときに返信が冷たかったら、どうしたらいいんだろうと思った。 書き出しが「お世話になっております」で、相変わらずこの人はあの日以来私の名前を呼ばないなと思った。 でも、思ったよりは温かい文

          ひっかかり

          午前中は家事を済ませて、昼から出勤した。 このスケジュールだと、駅からそこそこ近い物件を選んで本当によかったと心から思う。 15分以上外にいたら本当に危ないくらいの暑さだった。 会社に着いて、時間が決まっていた予定を少しこなして、あとはもう帰るまでマイペースにやろうと思っていたが、作成していたExcelに凝り始めてしまって、気づくと定時をとっくに過ぎていた。 帰り道にサーティーワンに寄ってアイスを食べたら思いの外お腹がいっぱいになってしまった。 今日賞味期限を迎えた

          ひっかかり