楽しい予定のタスク感

今日も生理は来ず、来ないまま怒涛の出張週間に突入することになってしまった。

生理用品を鞄に詰めながらため息が出るが、割と自分はこの出張が楽しみだったのに気づいた。


シャンプーやスキンケアの試供品を用意したり、眼鏡ケースを棚から出したり、乗り換えの段取りを考えたりして、さながら夏の旅行気分である。

インドア派なので、少し遠出するだけで非日常感があるのも大きいが、それ以上に大きな怪我や病気もなく当日を迎えられた安心感と、予定が消化されていくことへの安堵感がある。

もうこの出張のことで色々悩まなくていいんだと思うと、本当に楽だ。


厄介なのが、プライベートの楽しい予定にもこの感覚があることである。

数週間後にご飯に行こうという話になると、その予定は急にタスクになってしまう。

じゃあ何時の電車に乗らなきゃな、この服を着たいけど予想外に暑くなったらどうしよう、その日カロリーオーバーしてしまうかもしれないから体重を減らさなきゃ、次の日は疲れ切って何もできないかもしれないから洗濯は前日までにやって…となっていくことを止められない。

当日は楽しいし、先の通り「もう悩まなくていいんだ」とすっきりしていくのもあるから最終的な感情の帳尻は合っていくのだが。


こんな調子で一生生きていくのはしんどいような、でもこの不安のおかげで実際助けられている部分があるような、そんな気持ちだ。


この土日はほとんど寝て食べただけだった。
省エネで暮らせたことを肯定したい。


無事この1週間を終えて、また家のベッドでまったり過ごせるように頑張ろうと思った。

ではまた。

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