魅力がない

午前中は仮眠を取ろうと思ったが、メールの通知音が気になって結局ポツポツと仕事をしてしまった。


昼過ぎ、灼熱の通勤路を覚悟して家を出たら拍子抜けするような生ぬるさだった。


出社してからは、上長との打ち合わせが長引いたり、物品等の整理もあったので時間が早く過ぎていった。

頭を支配していたモヤモヤは昨日がピークだったようだ。
でも、誰かに丸ごと話してボロボロと泣きたいような気持ちはまだ残っている。

漠然と不安で、漠然と「誰か助けてよ」と思うけれど、
解消のために明確にしていったらそれこそ恐ろしいような、けれどいつかは向き合わなければならないような気がする。

一つだけ、言葉になるものがあるとしたら、「私には魅力がない」かもしれない。
SNSにちりばめられた幸せを見るたびに、「私にこの幸せが訪れないのは私に魅力がないからだ」と強く思ってしまう。


自分のために一人暮らしをしてみたり、それなりに美味しく自炊してみたり、それで少しずつ痩せてきたり、寝る前に勉強してみたり、とにかく等身大ながらも毎日一生懸命に生きているのだが、なんかそれってダサくて報われない感じがするのだ。



これからワインを飲みに行く。

ここ数日のじめっとした嫌な感情が消えていくほどではなくても、薄くなっていけばいいと思った。

ではまた。

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