シーズンダイアリー
春の足音が 響き出す頃
いつの間にか道 幾千に分かれる
喜びや悲しみを 噛みしめた人が
少しとまどって 歩きかけてる
桜の花が 見送る季節
向き合って生きてきた 友の姿遠く
桜の花が 見送る季節
いつまでも いつまでも 描いてた 夢終わらぬよう
夏の蒸し暑さ 泣きたくなった
いつの間にか空 道の果てに続く
突然の雨に濡れ 傘もさせぬ僕
土砂降りの中 歩き続ける
ひまわりたちが 見送る季節
支えあい生きてきた 友は遥か遠く
ひまわりたちが 見送る季節
いつの日か いつの日か 描いてた 夢がかなうよう
秋の彩り(いろどり)で 街が染まった
いつの間にか夢 忘れそうになった
おだやかな人生に すがり生きたいよ
悩みを捨てて また歩き出す
モミジの葉っぱ 見送る季節
かなわない夢を知り 刹那(せつな)に生きないで
モミジの葉っぱ 見送る季節
簡単に 簡単に 描いてた 夢は叶わない
冬の厳しさが 身体(からだ)にしみる
いつの間にか道 吹雪いて進めない
悲しさや憎しみが さらに輪をかける
涙をぬぐって 生きていくしか
みんなが夢を かなえるなかで
すさまずに すさまずに 不器用でいいから
みんなが夢を かなえるなかで
生きるだけ 生きるだけ 描いてた 夢は思い出に
春夏秋冬(はるなつあきふゆ) 季節うつろい
冬が終わる頃 僕は悲しくなる
ナミダ色サクラ色 衣替えされて
旅立つ人も 道に迷って
桜咲くのが 遅い町なら
こんなにも こんなにも 不器用でいられる
桜のつぼみ 雪の華たち
口づけて輝いて 傷ついた 僕を癒してる
桜咲くのが 遅い町では
まっすぐな まっすぐな 不器用でいられる
桜のつぼみ 雪の華たち
口づけて輝けば 傷ついた 僕は癒される
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