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雑記

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Hiragi
割引あり
「推し」の発生と「信じる」ことができない日本人

「推し」の発生と「信じる」ことができない日本人

好きと言えない人が増えている。
好きなことなどない、という人が増えている。
何かを「好きになる」ことができない背景には、「好き」のヒエラルキー構造があるのではないか。
好きのヒエラルキーから逃げ出したい、ちいかわたちが作り出した新たな分野、それが「推し」フィールドである。

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レストランとジェンダー

レストランとジェンダー

先日、パートナーとレストランに行く機会があった。なんとも私の5月の誕生日の祝いが遅れたからとで連れてきてくれた。遅れた贈与は次第に大きな負担となってくるのだろうか。好きなものを食べてもいいと言われたから本当に好きなものばかり食べたけど、なんだかうれしそうな顔をしていた。本当に不思議なものだよなぁと思いながら私は箸を止めずに食べた。そんなサプライズだから会計の時はパートナーが負担してくれた。

閉店

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床屋から学ぶ未知のあれこれ、くらがりチャレンジ

床屋から学ぶ未知のあれこれ、くらがりチャレンジ

つい先ほど床屋に行って髪を切ってきた。そこはぼくが小学生の頃から通い続けておよそ10年近く経とうとしているお店だ。何年か前に隣に2号店ができて、そこは完全予約制のちょっといいところみたいなお店。まだ行ってないけど。

当然それだけ長い間通っているとオーナーや従業員が変わったり、いろいろな変化がある。ぼくも成長してある程度はお話ができるようになったり、少し大人に近づいてきて、その小さな床屋という場所

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「本」と「思想」、明治期に関する記録と整理

「本」と「思想」、明治期に関する記録と整理

ぼくは今、『恋愛制度、束縛の2500年史』という本を読んでいる。日本とヨーロッパの「恋愛」について古代ギリシャまで遡り、歴史を辿りながらその恋愛観の違いについて記述した本だ。

そこからふわっと思いついたことがあったから記録としてnoteに残しておく。

明治期について明治は日本が欧米文化をひたすらに吸収しようと躍起になっていた時代だ。江戸幕府が倒れ、鎖国状態にあった日本が開国される。それと同時に

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ぼくの体から、「走り」が消えた

ぼくの体から、「走り」が消えた

それは気付かないうちに、でも確かにぼくの体から消えていった。

2020年、高校3年生の夏。僕は陸上選手として最後の大会で必死に走っているはずだった。
けれどその夏はもう来ない。

ぼくは陸上部だ。走ることが専門だ。さらに言えば短距離走をやっていたし、練習は週に5日間ある。休みの日も何らかのトレーニングをしたいたし、走ることは僕にとって生活の一部だった。
そしてそのことに気づいたのは部活動に区切り

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問いと直感、その関係性について

問いと直感、その関係性について

「問いと直感」とはいったい何者だろうか。

今日はそんな問いに対して答えを出してみようと思う。

問いと直感これらは一見、相反する概念のように見える。

うむむ、と悩んだり、考えたりすることが「問い」をすることであり、直感とはその工程をすっ飛ばして「ビビッ」と頭に答えやひらめきが思い浮かぶことだ、と認識している人が多いのではないだろうか。

その考え方にぼくも概ねは同意する。

さらに詳しくぼくの

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「考える」とは、そしてそのコミュニケーションとの繋がりとはなにか

「考える」とは、そしてそのコミュニケーションとの繋がりとはなにか

Twitter 柊@hiragi_sand

「考えるとは何か」この問いについて考えようと思ったのは『伝わる・揺さぶる!文章を書く』(山田ズーニー)という本を読んだことがきっかけだ。

(あとyさん(画像は相対性理論の人)にnoteを出す速さで負けたので悔しかった)

ぼくは学生という立場上、勉強をしていれば考えることは必須であり、その行為について改めて「考える」必要はないように思える。なによりそ

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反共感論-社会はいかに判断を誤るか-を読んで。 「共感」に嫌気が差しているあなたへ。

反共感論-社会はいかに判断を誤るか-を読んで。 「共感」に嫌気が差しているあなたへ。

反共感論はイエール大学教授のポール・ブルームさんによる著作だ。(原題 AGAINST EMPATHY)

このnoteでは自分が本書を読んで感じたことを反共感論の主張と絡めながら随時更新していくよ。更新はTwitterでもお知らせする。

Twitterアカウント @hiragi_sand

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ブルームさんの大まかな主張はこうだ。

・「共感」って言葉

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ぼくが体験した、何かから「逃げる」ことについて、または「切り替え」の正体とは。

ぼくが体験した、何かから「逃げる」ことについて、または「切り替え」の正体とは。

ひいらぎです。書くことは自分を救うのではと最近おもったからいっぱいnote更新してくよ。

15分で文章チャレンジをしたからクオリティは低めです。大事な本論にたどり着くまでに時間がかかり、いい感じにまとめられなかったのが残念。現状、15分で書ける文章がこの程度なんだなあとわかったのでより早く質の良い文を書けるようになりたいな。

Twitter→柊@hiragisand
Instagram →@h

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上妻世海×宇野常寛-思想としての遅いインターネット-を読んで

上妻世海×宇野常寛-思想としての遅いインターネット-を読んで

今日はnoteを書く手がすっごい進む。
この記事はぼくが読み進めるにつれ、更新されてくので暇だったら見るんだぞきみたち。

当該webサイトは下記URLへどうぞ。

https://slowinternet.jp/article/20200406/

この対談、2人のものすごい情報量が押し寄せてきて解読して解釈するのに少し時間がかかる。いまぼくがもてる学習能力と読解力をフル活用したらやっと

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僕の弱いお腹から学んだこと、物事の程度について

僕の弱いお腹から学んだこと、物事の程度について

どうも柊です。

みんな元気か、僕はいま猛烈な腹痛と気持ち悪さに耐えながらこの文章を書いている。というかウンコをしながら書いている。そう、お腹を下したのだ。原因は明らかに晩ご飯の食べ過ぎ。

これをわざわざ読んでくれているみんなにも経験はあるだろう。おかなを下した時の猛烈な苦痛を感じたことが。ぼくはその体験を月1、調子が良ければ月2、3回の頻度で経験している。とてもじゃないが文章に起こすには下品す

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現実を見つめるために

現実を見つめるために

コロナウイルスの影響で高体連の支部大会、全道大会が中止になった。自分を含めた多くの高校生の目標であったはずだ。この現実に嘆き悲しみ、目を背けながらこの先の道を歩くことはとても辛いことだ。そこで今日は僕が考える現実の見つめかたについて述べていこうと思う。

自分の意思が届く範囲を見つめる

ぼくたちができることというのは思ったよりも少ない。選択肢はたくさんあるが外部からの不確定な要素がぼくたちの選択

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