上妻世海

制作を媒介に神話的世界へ。(要約)

制作を媒介に神話的世界へ。 上妻世海インタビュー 〈要約〉 ■ 「奇形的なもの」をめぐる方法論的介入 (前編) •ポスト・インターネット時代は「情報空間と物理空間の境目が曖昧になっているもの」ではなく、「情報空間と物理空間がフィードバックループを繰り返すなかで現実空間が再編成され続…

消費から参加へ、そして制作へ(要約)

■消費から参加へ、そして制作へ 〈要約〉 ■現代の情報技術が可能にした現実空間 •これまでポストインターネットアートの多くは、「情報空間」と「物理空間」という二つのレイヤーの移動を問題にしてきた。 •だが物理空間を情報空間へ、その逆に情報空間を物理空間へ移動することは過去の想像力に…

『ひとり空間の都市論』/ 『オンラインサロン再考 - 都市型コミュ二ティの可能性 …

『ひとり空間の都市論』について. COVID-19によるパンデミックが世界規模で蔓延し、多くの人々が「ひとり空間」を余儀無くされる今日。社会にパラサイトした厭世観は晴れる兆しを一向にみせない。『ひとり空間の都市論』が執筆されたのは今から二年ほど前のことだ。私は本作が予言の書などと言いたい…

【精神崩壊】映画 Paprika

映画のPaprikaをNetflixで観た。 サイケの映画かと思ってみたら、夢の中の世界、人間の意識の中が舞台の作品だった。夢の中に入り込む、人間の無意識に入り込む映画はクリストファー・ノーランのInceptionくらいしか思いつかない。 夢の中の世界は基本的に「意識的に」操作できない。だからこそ夢の…

【特別寄稿】人類と生活──広義の思考のために|上妻世海

今朝のメルマガは、インターネット番組「作ること、生きること ― 分断していく世界の中で」を放送中の文筆家/キュレーターの上妻世海さんによる論考をお届けします。 人類は発展の過程で、虚構を媒介に認知の限界を乗り越え、社会集団の規模を拡大してきましたが、それは「生活」からの乖離を伴う…

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AKIRA デジタルリマスター版(IMAX)

TOHOシネマズやユナイテッドシネマでは、現在AKIRAのデジタルリマスター版を上映している。場合によってはIMAXの爆音大画面で映画の「一部になる」こともできる、これはIMAXの冒頭で出る謳い文句だ。 "Watch a movie, or be part of it." 1988年7月、関東地区に新型爆弾が使用され、第三次世界大戦が…

「消費から参加へ、そして制作へ」上妻世海

キュレーターの上妻世海氏が書いた、頭のくらくらするような文章。 以前憑りつかれたように、この文章を何度も何度も読んだ時期があった。 自分が好きなのは以下の文章。 「情報空間」と「物理空間」のフィードバックループは、技術的には3Dプリンターによる「情報のモノ化、モノの情報化」やビット…

上妻世海×宇野常寛-思想としての遅いインターネット-を読んで

今日はnoteを書く手がすっごい進む。 この記事はぼくが読み進めるにつれ、更新されてくので暇だったら見るんだぞきみたち。 当該webサイトは下記URLへどうぞ。 https://slowinternet.jp/article/20200406/ この対談、2人のものすごい情報量が押し寄せてきて解読して解釈するのに少し時間がかか…

2020年4月に読んだ本と買った本

4月に読んだ本は、2冊。ほんとは100冊読む予定だったから、達成率は2%。来月に期待。 ①ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー これについては他でも書いたが、「多様性」とか「人種」とか、そういった定義も難しいアイデアについて、イングランドに住むブレイディ美香子氏が中学校に通う息子…

『夜は短し歩けよ乙女』~遊歩と思索~

(1)乙女のように歩む ~遊歩のすすめ~ 「自分は人生を楽しむことが出来ているのか」現代社会において、この悩みを抱えている人が多い……私にはそう見える。  「自分の夢中になるものがないことは寂しい」「自分の趣味が少ないと思われるのは嫌だ」、この問題に関しても、多くの人が悩み苦しん…