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精神科医(専攻医)。テレビっ子。音楽、ドラマ、映画、たまにお笑い。

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最近の記事

2024年1月期ドラマ一口紹介

こんにちは。今回は久々にドラマについてです。ほぼ自分用のメモです(笑)最近は数が多すぎて興味をもったものでも見られないのが多数・・ですがご紹介できる範囲でしていきます! ・君が心をくれたから(月曜21時〜、フジ) 陰気な女子「雨」と元陽キャだが今はうまくいかず落ちぶれている「太陽」の時を超えたラブストーリー。。として楽しんで見ていたのですが、1話の最後で事故に遭った太陽を救うため雨が5感を失う、というファンタジーな展開が待っています。正直にいうとファンタジー要素なくても良か

    • Endless SHOCK見に行きました。圧巻のパフォーマンスで「これがジャニーズのエンターテイナーか!」と驚き。プロの方のものも見に行きたいな

      • ドラマレビュー「リエゾン〜こどものこころ診療所」第7話

        こんにちは。はなです。 今回もドラマの感想をお送りします。 今回はちょっと突っ込み多めです。 第7話は母親を亡くしたASDの子供についてでした。一方で佐山こどもクリニックはどうなるのか、そしてしほ先生の今後についても焦点が当たってきました。 フィナーレに向けての助走開始といったところでしょうか。 今回一番気になったのは「医師の自己開示について」そして「医師のキャリアアップについて」です。 このお話全体について言えることですが、佐山先生もしほ先生も比較的あっさり「自分が発達

        • ドラマレビュー「リエゾン〜こどものこころ診療所〜」第6話

          はなです!今回もドラマの感想をきままに書いていきます。 今回はシングルファザーとシングルマザー同士の結婚でできた家族で生活する学習障害の子供のお話でした。 学習障害(今回は識字障害)も教科書で言葉としては習うものの、患者さんとして出会ったことはないもので、これまた新しい学びがありました。 特に字がぐるぐる回って見えたり、二重に見えたりする、というのは初耳でしたし、「だから読み書きだけが苦手なのか」とやっと少し理解できそうな気がしてきました。補足すると目の問題ではなくて、視覚

        2024年1月期ドラマ一口紹介

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        • ドラマレビュー「リエゾン〜こどものこころ診療所」第7話

        • ドラマレビュー「リエゾン〜こどものこころ診療所〜」第6話

          ドラマレビュー「リエゾン〜こどものこころ診療所〜」第5話

          こんにちは。はなです。冬ドラマも中盤に差し掛かりましたね。 今回は、クリニックから少し離れて、臨床心理士の向山さんが務めるスクールカウンセラーのお話でした。子供のメンタルケア、というと思い浮かべる方は多いと思いますが、現場を経験したことはないので、毎度ですが勉強になりました。 今回のトピックスはヤングケアラー。病気の人を支える側に回っている子供たちのことです。世間的にいう「お手伝い」のレベルを超えた役割を家庭内で担っているため、学校生活に支障が出たり、希望する進路につけなか

          ドラマレビュー「リエゾン〜こどものこころ診療所〜」第5話

          ドラマレビュー:「リエゾン〜こどものこころ診療所〜」第4話

          こんにちは。はなです。 今回のお話は摂食障害の治療について、そして大人の発達障害のカミングアウトについてとかなり濃い内容になっていましたね。病気の説明は詳しく、それぞれの心情がリアルに描かれていて、神回の予感がして途中から思わず録画をかけてしましました。 まずは摂食障害について、どんな病気でどれだけ危険なのか、そして治療にむすびつける難しさは瀬山先生が解説してくれた通りです。 ストーリーで出て来た患者さんは設定上はかなり痩せていますが、調べるとBMIはおそらく16程度はあり

          ドラマレビュー:「リエゾン〜こどものこころ診療所〜」第4話

          ドラマレビュー「リエゾン〜こどものこころ診療所」第3話

          こんにちは。精神科医のはなです。 今回も児童精神科が舞台のドラマ、第3話の感想をきままに投稿します。 今回は自閉スペクトラム症の診断に向きあう親御さんを中心に描かれていました。 そして、第3話にして初めてドラマタイトル「リエゾン」について触れられていました。 もともと「リエゾン」という言葉はフランス語のliaisonから来ています。 一般的に医療界で「リエゾン」というと、診療科間での連携を指す場合が多いです。例えば、腰痛の患者さんの場合、椎間板など整形外科的な要因の場合や精

          ドラマレビュー「リエゾン〜こどものこころ診療所」第3話

          ドラマレビュー「リエゾン〜こどものこころ診療所」第2話

          こんにちは。 今回は児童精神科を舞台にしたドラマ「リエゾン〜こどものこころ診療所〜」を駆け出し精神科医はなが見た感想を気ままにお伝えしていきます。表現に留意しているつもりですが、思い込みや勘違いが含まれる可能性がありますので、あくまで一意見としてご参照ください。 まずは松本穂香さん演じる研修医のしほ先生の小ネタから 本編でも触れられていますが、しほ先生はADHDの傾向があり、時間通りに行動するのが苦手です。なぜかというと、ADHDの特性で「先の見通しを立てるのが苦手」という

          ドラマレビュー「リエゾン〜こどものこころ診療所」第2話

          リトグリライブツアー「Join Us」参戦〜激動の2022を振り返ってみた〜

          こんにちは。はなです。 タイトルにも書きましたが、リトグリライブツアー「Join Us!」参戦しました! 今日はその感想を激動の2022年を振り返りつつ紹介したいと思います。(後半でセトリについても触れますのでご承知おきください) ライブのお話をする前に避けては通れないのが、2022年のリトグリ。 メンバーの芹奈が2020年12月に体調不良で休養。2021年6月に一部活動を再開して全国ツアーは五人で廻りましたが、体調が悪化して2021年12月にまた活動休止。2022年1月に

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          ドラマレビュー:「リエゾン〜こどものこころ診療所〜」第一話

          こんばんは。はなです。 この度、連載(自称)をすることにしました! 2023年1月期ドラマ「リエゾン〜こどものこころ診療所〜」のドラマレビューです。 この物語の題材は何と児童精神科。このアカウントで話題に出していなかったかもしれませんが、私は普段精神科医師として働いています。といっても、やっと専門医をとったくらいの駆け出しですが・・ 精神科、というと歴史的な経緯もあってネガティブなイメージを持つ人も多い一方で、ストレスの多い時代と言われる現代で精神科の需要は拡大し続けてい

          ドラマレビュー:「リエゾン〜こどものこころ診療所〜」第一話

          Netflix映画「桜のような僕の恋人」〜未視聴者向け〜

          お久しぶりです。はなです。 私ごとですが、実は3ヶ月ほど前にsexy zoneのファンクラブに入会しました。なので、少しファン目線になってしまうかもしれませんが、映画「桜のような僕の恋人」をご紹介したいと思います。 この作品は、新人カメラマンの青年と難病を患うことになる女性の恋愛を描いた同名小説の映画化で、Netflixで全世界同時配信されています。 製作者のコメントでは「命の儚さを感じられたら」とありましたが、私はこの映画を初見でみたときは、とてもそんなことを感じる余裕は

          Netflix映画「桜のような僕の恋人」〜未視聴者向け〜

          エステ初体験のアラサー女子がエステ脱毛始めた話

          お久しぶりです。 いままではCD,小説、楽曲の感想を綴っていましたが、今回は初めて(?)エッセイに挑戦してみました。題名通り、「初めての脱毛」について実体験記をお伝えしようと思います。一応、「今後脱毛を始めようかな」とお考えの方を意識して書いたつもりですので、ご一読ください。 そもそもなぜ脱毛?私は元々子供の頃から体毛が濃いタイプで、恐らく遺伝的な要素もあると思うのですが、きょうだいと比べても明らかに私だけ毛深い・・というのが子供の頃からコンプレックスで、子供の頃にからか

          エステ初体験のアラサー女子がエステ脱毛始めた話

          ドラマレビュー:「恋です!」について語ってみた

          こんにちは。はなです。 秋ドラマが遂に佳境を迎えておりますが、今季特にお気に入りだったのは、日テレ系の水曜ドラマ「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜」です。 このドラマは私が以前から注目している杉咲花さんの主演作で、杉咲さん演じる目の不自由な高校生と顔に傷があるけれど根はまっすぐなヤンキーの恋愛模様を描いたラブコメディーです。 杉咲花さんといえば、「花のち晴れ」でヒロインを演じましたが、ハッピーエンドなのかわからずじまい、その後は連続テレビ小説「おちょやん」で壮絶すぎる半生

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          楽曲レビュー:Official髭男dism「アポトーシス」を聴いてみた

          こんにちは。はなです。 今回は2018年の鮮烈なデビューから日本中を席巻しつづけているトップアーティストofficial髭男dism(通称ヒゲダン)さんが今年発表したアルバム「Editorial」からリード曲「アポトーシス」(作詞・作曲:藤原聡)という楽曲を紹介したいと思います。(ちなみにレビューがちょっと遅めに感じる方もいらっしゃるかと思いますが、CDをレンタルで聴く派のためです。悪しからず。) 私はヒゲダンさんの楽曲がどれも大好きで、「Pretendor」「I lov

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          かのキレレビュー:原作と比べてみた編

          こんにちは。はなです。 夏ドラマ「彼女はキレイだった」とても素敵なお話でしたね。終わってみると、ストーリーの最後を明かさずにいてくれた原作ファンの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。 勢い余って原作(韓国)版も視聴したので、「韓国版と日本版の違い」に着目して振り返ってみたいと思います。 概要原作は1話1時間前後×全16話、日本版は1話45分×全10話 →この通り日本版の方が時間が短く、その分スピーディにストーリーが展開していくところが日本版の見所になっています。原作版

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          これからガオラーになる人に見て欲しいオススメのリトグリライブ

          こんにちは。はなです。 私は5年ほど女性ボーカルグループ「Little Glee Monster」のファン(=ガオラー)をしているのですが、ツイッターを見ていると、「最近リトグリを知って、オススメのライブDVDを教えて欲しい」という呟きがあって、長文になるのでそのツイートにはリプしなかったのですが、古参とはいかないまでも、そこそこガオラー歴長くなって、大体のライブは見てきたつもりなので、ぜひここでご紹介したいと思います。 1. リトグリのスタンダードを知りたい方へ→「Ar

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