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ドラマレビュー「リエゾン〜こどものこころ診療所〜」第5話
こんにちは。はなです。冬ドラマも中盤に差し掛かりましたね。
今回は、クリニックから少し離れて、臨床心理士の向山さんが務めるスクールカウンセラーのお話でした。子供のメンタルケア、というと思い浮かべる方は多いと思いますが、現場を経験したことはないので、毎度ですが勉強になりました。
今回のトピックスはヤングケアラー。病気の人を支える側に回っている子供たちのことです。世間的にいう「お手伝い」のレベルを超えた役割を家庭内で担っているため、学校生活に支障が出たり、希望する進路につけなかったりということが問題提起されています。
最近はヤングケアラーの存在が知られるようになり、支援体制も整って来ているようですが、ドラマでも提起されたのが「誰が制度を本人に教えて手続きをサポートするか」です。精神科医は家族の情報を聴取する機会が多いので、比較的こうした支援者の問題にも気づきやすいかなと思うのですが、他の科ではそこまで気が回らない可能性もありますし、気づいても知識がなければ制度の利用を提案するところまでは難しいですね。
というわけで、ヤングケアラーについて、厚生労働省のページをリンクしておきます。ご参照ください。
貫地谷しほりさんと元ヤングケアラーの方の対談を拝読しましたが、当事者ならではの視点、本人たちに寄り添う姿勢の大切さを感じました。
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