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曖昧さ

GWに人間の二面性についてディベートをした。 会場は高速道路の車中、時刻はバーベキュー終わりの夜21時頃 始まりは全く記憶に無いが突然始まったことは憶えている。 この行動の裏には、 「俺らこんな突飛なことやっちゃうの面白いでしょ」 と言った最下層ユーチューバーの演出された奇天烈さのようなものが少なからずあったことは言うまでもないが、きっと人なんて奇をてらいだかるものである。 あと最下層ユーチューバーってなんだか見ちゃうおもしろさがある。 ディベートと言ってもただ話

    • 繰り返す

      まだ温もりの残る布団の中、一定のリズムで無情にループする音が聞こえてくる。 昨日の自分の手が間接的にそうしたはずなのに毎回起こされた気になって 冬の寒さが一瞬にして全身に覆いかぶさり、重い身体にまた一日が繰り返されることを気付かせる。 日々の生活の中で多少の変化はあったとしても所詮多少の範囲内で。 日常に慣れると自分は何かもっと違うことができるのではないかと、 幼いころに持っていた選択肢の広さに比べ、いつの間にかかなり狭まった気がする未来の道にただ僅かな期待を寄せる

      • ドーナツ

        その人は人物相関図を書くのが好きだと唐突に言った。 まず自分を書く。 すぐその周りには円状の塀があって 塀の中には誰一人立ち入ることができない。 家族や恋人でさえ。 一定の隔たりがあって塀の外から初めて各方向に線が伸び、 家族、友人、職場の人間…と繋がっていく。 紙に描かれたその塀はドーナツのような形で、中心である自分は空白、無である。 ドーナツの穴を空白として捉えるか存在として捉えるかという哲学じみた壮大なテーマがある。 人も外側には目を向けやすいが空白の

        • メロン

          エンジンを切ると瞬時に暑さが襲ってきた。 逃げるように車を降りて空を見上げると飛行機雲が伸びている。 今年はやたらと空を見上げている気がする。 飛行機雲を見ると何故か得した気分になるし、何故か写真を撮ってしまう。 少し得した気分のまま僕は”コーヒーワンダフル”という喫茶店に入った。 従業員はお店のママと呼ばれるかわいいおばあちゃんと二回り程年下の溌溂としたおばさんで切り盛りしており、お客さんは紛れもなく常連であることが分かるおじさん1人だった。 僕はミソカツ定食と

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        曖昧さ

          傘ほど都合のいい存在はないかもしれない。 雨が降った時だけ利用され、その後雨が上がれば傘立てに忘れられたりする。 つい先ほどまでしっかりとその身を守ってもらっていたというのに 傘の中でもビニール傘は特に不遇である。 ビニール傘ほど盗難されることに寛容的になれるものがあるだろうか。 ビニール傘ほど自分のものがどれだか分からなくなるものがあるだろうか。 なんかビニール傘を盗まれたことに怒っていたら少し小さい奴だと思われる可能性すらある。 無個性であることが与える影響

          頭のいい人たち

          『半導体不足』 最近よく聞く言葉 最近何か滞りがあるとすればその原因の大体は半導体不足。 自動車の生産が足踏み状態なのも、今日見たいテレビを録画し忘れたのも、最近暑すぎるのも、朝起きるのがギリギリになって遅刻しかけた原因も、 半導体不足のせい。 何かのせいにするのはラクでいい。 そもそも半導体って何? 何となく知ってはいるけど、これだけ現代社会において必要性が高く問題になっているものなのにその詳しい実態を知らない。 今何気なく毎日使っているスマホ、コンピュータ

          頭のいい人たち

          夏服と決断

          今日、仕事で運転をしていると下校中の学生を目にした。 ただ、何か違和感を感じた。 その違和感はすぐに分かる。 冬服の学生と夏服の学生が入り混じっていた。 なんか学生時代を思い出した。 夏服移行期間みたいなのあったなと 理由は未だ分からないけど、 先陣を切って一番最初に夏服に変えられる人は少しかっこよさげに見えたし、 逆に、ギリギリまで冬服を着ている人は少し尖って見えた。 自分は周りの様子を窺いながらちょうどいいタイミングを見計らって夏服に変えるようなヤツだっ

          夏服と決断

          横着さとDIY精神

          子どもの頃の誕生日ケーキを食べることができる高揚感を忘れないような大人でいたい。 最近は経営というものに触れる機会が多くなった。 今まではどこか遠くの存在で胡散臭い人が語るモノというイメージであったが、最近は身近なものとして感じられるようになった。 ある人が、商売は横着さが大事だと言っていた。 横着さって何だろう。 たぶん色々な横着さがある。 少し歩けば横断歩道があるのに道路を何食わぬ顔で横切る高齢者 ここで言う横着さはこの手の横着さではない。 ビジネスにおい

          横着さとDIY精神

          もらってばかり

          今日、初めて職場で冗談を言った。 とても暑い日だった。 つい最近まで桜が咲いていたのに。 本当に同じ春ですか? って問いかけたくなる。 四季なんて言うけど、移り変わりを感じることなくいつも過ぎてから季節の変化に気付く。 季節の変化をしっかりと感じ取れるほどに 何気ない日常の景色を綺麗だと感じれるほどに 心の余裕を持っておきたい。 大雑把に四季と四つに分けることなく八季、いや十六季ぐらいに分けてもいいのに とたまに思う。(そうなったらなったで絶対にめんどくさ

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          見つめ直す

          最近口だけの人になってきてる気がする 考えるだけ考えて 色々な知識だけつけて 成長した気になって 結局、見られ方ばかり意識して 自分自身をもっと見つめないと 相手のことを知りたいと思うならまずは自分を見つめ直す できてないことたくさん 表面だけ取り繕ってる もっと身近な人にこそしっかり寄り添わないと 明日からしっかりしよう、言葉だけじゃなくて

          見つめ直す

          ソウゾウ

          嘘をついていい日から始まる新年度がスタートしました。 今年度は他人に左右されない生き方ができるようになりたい。 また、タイトルにもある通り、 『ソウゾウ』を大切にしたい。 敢えて片仮名表記をしている理由はその方がカッコよさそうなのと ”想像”と”創造”二つの意味を含んでいるからである。 果たしてソウゾウを大切にするとは一体何ぞやというところであるが、 まずは想像 簡単に言うと相手の気持ちを考えられる人でありたい。 人って本当に何を考えているか分からない。

          ソウゾウ

          今を生きる。

          最近、毎日のようにプロポーズをされている。 相手は職場の利用者さんで、一つ歳が上の女の子。 関係性としては職員と利用者というだけ。 以前書いたが僕は今、 「障がいのある方が自分らしく働ける仕事を提供する」 仕事をしている。 その子は、知的障害でさらに筋ジストロフィーという難病を抱えている。 もう、そう長くは生きられない。 そんな彼女は、出会って間もない僕に毎日プロポーズをしてくる。 というよりかは、もう結婚は彼女の中では前提の話で その先の話をしている。。

          今を生きる。

          選択するということ②

          是非、まずはこちらを読んで頂きたいです ここまで高校サッカーにおける多くの要素を並べてきたが、これらをすべて含めて「実力」というのである。 何でもそうかもしれないが、高校サッカーにおける実力は、もちろん運やタイミングも重要な要素である。 はっきり言って自分は実力不足だった。 それなのにずっとそんな自分を受け入れることができずにいた。 1年生の頃から成長していなかった。 いや1年生の自分より劣っていた。 練習が終わってから、 ナイターの明かりで照らされ静寂に包まれ

          選択するということ②

          選択するということ①

          人生は選択の連続である。 どこかで聞いたことあるようなセリフから始めてみる。 なんならこれからどこかで聞いたことあるような文章を書いていく。 人生は選択の連続。 朝アラームが鳴る。 1回目でパッと目を覚ますのか、 スヌーズ機能に甘え、もう一度眠りにつくのか、 パジャマを上から着替えるか、下から着替えるか、 朝食はご飯にするか、パンにするか 将又、食べないか 起きてから外出するまでのたった少しの時間の間にこれだけの選択をしている。 いや、これ以上にきっとたく

          選択するということ①

          スタバと居酒屋を勘違いしてる人

          ある日、一人で勉強するためにスタバに行った。 そしたら近くに座っていた男女2人が ここ居酒屋だっけ? と錯覚させるような会話をしていた。 何この状況。。。 頭の中で、 コント『スタバと居酒屋勘違いしてる人』と聞こえた。 もしかして注文する時、 「とりあえず抹茶フラぺ(中)2つで、お通し無しで!」 とか言ったのかな もしかしてこの後、 近くのテーブルで飲んでるグループと合流して、あの紙ストロー使って王様ゲームとか始めるのかな もしかしてそのままフラペチー

          スタバと居酒屋を勘違いしてる人

          カッコつけてみる

          僕は外出先で携帯の充電が20%を切っても平然を装う。 なぜならその方がカッコいいから カッコつけは日常に潜んでいる 頭良く見られるために難しい漢字を使ってみる ビールはお腹いっぱいになるから最近は芋焼酎と言ってみる さらにつまみは貝ひもに限ると言ってみる 国語辞典読んでみる 理解できない芸術作品観てみる サイコパス映画見てみる 横断歩道で青信号点滅しても走らずめちゃくちゃ早歩きしてみる 餃子には酢ゴショウっしょ!と言ってみる ダンスミュージック、ジャズば

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