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最近の、心が動いた出来事

お仕事、お買い物、通院。
私の日常生活の中に溢れる、
幸せを与えてくださる方々とのやりとりを、
ずっとずっと忘れたくなくて。



①薬剤師さん

いつも、病院のあと、処方箋を持って薬局に行き、薬の説明をしてもらって、ビニール袋に入れてもらいます。
先日、薬剤師さんが、1番手前の薬の袋だけサッと向きを変えて入れてくださっていました。
文字が透けて外から見えないようにだと思います。
私は別に人に薬を見られても構わないタイプだけれど、こういう、決して目立たない気遣いを感じると、嬉しくなります。
幸せな気持ちになるのです。


②職場の先輩、Iさん

週に1回、仕事終わりに遊びのバスケに連れていってくださっている先輩。
バスケからの帰りは、この先輩ではなく、家の方向がより近い、バスケ仲間の○○君が家まで送ってくださることが多いです。
ただ、とある日の帰り際、先輩は
「私送ってこか?○○君で大丈夫?」
「どっちがいい?」
と2人きりの状況で聞いてくださいました。
「体調的に。」と。
その数日前に、仕事に支障が出てしまうくらいに精神状態を崩したことを気にしてくださっていて、わざわざ聞いてくださったのです。
なんて優しい方なんだろう、と思いました。
なんて温かい方なんだろう、と。
誰かに大切にしてもらう”ってこういうことなのかな、とか大袈裟かもしれないことも感じました。
私はなんて幸せ者なんだろう。。。
感謝しかないです。


③職場の先輩、Sさん

今の職場で初めて、仕事に支障が出てしまうくらいに精神状態を崩したことをきっかけに、自分の精神状態について、これまでより詳しく、先輩に伝えておくことになりました。
どんな症状が出ていて、自分に何が起こっているのか、その時どんな対応をしてもらうのがありがたいのか。
「1人になるより、誰かそばにいてもらった方が落ち着く。けれど、忙しいときは本当に放っておいてもらって大丈夫」という私の説明に対し、
「ああいう時は1人にせん方がええんやな」と返してくださり、
「でもほんとに、忙しかったら本当に大丈夫です」
「これを先輩に伝えると、忙しくてもそばにいてくださることになってしまうと思ったから、これまで伝えてこなかったんです」
「だから本当に、大丈夫です」
と念押しする私に、
「気にしない、気にしない!」
と返してくださいました。
いつでも飛び抜けて優しい先輩、やっぱりどこまでも優しすぎると思いました。
当たり前かのようにその言葉を返せる先輩を、心底すごいと思いました。
そして、やっぱり私は恵まれすぎていると思います。


④職場の先輩、Sさん

私の精神状態、生きること死ぬこと、自殺、存在価値、などの話をしているとき。
「生きててええんやで。」
と言ってくださって。

決して深い関係があるわけでもないはずなのに、どうしてこの先輩の言葉はいつも私の心に響くんだろう。


⑤エスカレーターで出会ったお姉さん

お店のエスカレーターに乗ろうとしたとき、違う方向からきたお姉さんとタイミングがかぶって、お互いに譲り合ってしまいました。
譲り合ったあと、お互いに同時に進もうとして、
そしてまた同時に止まって譲り合って。
その瞬間、お姉さんが手で“どうぞ”とジェスチャーしてくださり、私は頭を下げて小走りで先にエスカレーターに乗らせていただきました。
“あっ”“あっ”とお互いに気まずくなる、よくある場面ですが、穏やかに“どうぞ”と譲ってくださったのが、なんだかものすごく嬉しくて、心がほっこりしました。
見知らぬお姉さん、ありがとうございました。


⑥雑貨屋さんの店員さん

とあるお店の隅っこに小さく、4個選んで418円のシール売り場がありました。
コラージュや手帳デコが趣味の私にとって魅力的なシールがたくさんあって、かなりの長時間その売り場を占領して、真剣にシールを選びました。
“長時間居座ってごめんなさい”と心の中で思いながら、
“まだいるよあいつって思われてるかな”とか考えながら、
“でもシール選びに妥協はしたくない”という信念のもと、16個選んで、レジへ行きました。
すると、お店の方が
「時間かけてじっくり選んでくださってありがとうございます☺️」
と言葉をかけてくださいました。
罪悪感を抱きながら選んでいた私は、まさかそんなプラスのこと言っていただけるなんて思ってもいなくて、ものすごく嬉しかったです。
きっとこの店員さんは、私のシールへの愛やこだわりをわかってくださるんだろうな。。この店員さんも色んな素材たち1つひとつを、しっかり想って大切に販売してらっしゃるんだろうな、と勝手に想像させられました。
この時に買ったシールを使ってコラージュする度に、このことを思い出して幸せな気持ちになれそうです。


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