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闘病日記(20240903)
妹の骨髄を移植した。多分成功なんだと思う。
前処置で死ぬ人もいると散々脅された割に、処置自体は淡々と済んでいき、私の体調も淡々と悪くなった。
今までよりも強い抗がん剤と放射線の影響は、やはりデカかったらしく、日々気持ち悪いが加速する。
だけど、多分この気持ち悪さと倦怠感はつわりの頃のそれとあまり変わらないレベルだと思う。一回やったことがある(ほんで今ちゃんと生きている)という事実は精神を少し楽に
闘病日記(20230417)
ずっと怒っている。怒りに支配されている。
何にも向けられない怒り、やるせなさ、自分が置かれている状況にも、それを外から見ているだけの奴らにも本当に腹が立つ。
実家で預かっている間に息子が足を怪我したそうだ。
それを聞いて、良い加減にしろよと思った。
私の大切な存在に、これ以上辛いベクトルの感情を与えるな。ギプスが外れるまでそのまま実家が息子を預かるそうだけど、有難くもなんともない。
そもそも私
闘病日記(20240409)
勘弁してくれマジで。勘弁してくれマジでとしか言えないよ。
3月に遺伝子の数値が異様な値を叩き出し、めでたくたった2ヶ月で再発となってしまった私の白血病は、もう抗がん剤が効かないってんで次のステップである移植に進むことになった。
4月からまた隔離病棟に入院して、移植までの繋ぎとして寛解導入の化学療法をやっている。もちろん移植にはドナーが必要で、とりあえず妹が検査してくれることになった。
骨髄の
日記(20240211)
闘病していない日記が書ける喜び。いつまでも噛み締めていたい。
私は現在育休中だけど、配偶者も私の闘病がいつまで続くかわからないってんで8月まで育休を取ってる。
だから今の私たちは毎日が日曜日状態で、毎日家族で遊んで過ごしている。財政難ではあるけれど、それよりも穏やかな日々を家族で過ごせる喜びのほうが大きいので、心の収支はかなりプラスになってる。
日々子どもと公園に行ったり、料理をしたり、散歩をし
死んだと思ったから(闘病日記の終わりに)
生きてる。
当然のことみたいだけど、全然当然ではない。
ありがたいことに背負っていた病気が寛解扱いになり、入院も解けて、通院に切り替えてもらえることとなった。
久々のシャバの空気はすぐに体に馴染み、子どもと遊んだり料理したり買い物したり、もう入院中の生活がどんなものだったか思い出せないほどに、こちらの生活が「日常」になった。
それでも日々、子どもの顔を見たり、話しかけてもらったり、出来ることが
真空ジェシカの巨乳デブちゃん
治療にそれなりの結果が出たので、またこうして日記を書いたりしょうもない娯楽に手を出したりしている。
最近は色んな娯楽を一周して、真空ジェシカのことをもっと好きになった。
真空ジェシカは唯一、私が以前から担当ラジオ『真空ジェシカのラジオ父ちゃん』を聴き続けている芸人で、真空ジェシカきっかけでハマったお笑いもたくさんある。
彼らがやっているギガラジオ(YouTubeにあがっている別の配信ラジオ)を
闘病日記(20230919)
先週から発熱している。
しかもいつもの発熱とは違い血液から菌が検出された、菌由来の発熱だ。
首のカテーテルの傷から菌が侵入したのではないかという予想が立てられ、カテーテルが抜かれてしまった。一度目の入院の時のように腕から都度ルートをとる点滴に変わる。
これがめちゃくちゃ痛い。
本当に痛い。首の点滴を抜かれてから3日経ったが、3日とも痛すぎて泣いている。
点滴の滴下時よりも、その前後に看護師さん
闘病日記(20230828)
またちょっと良くない結果が出て、またちょっと良くないメンタルになっている。いい加減にしてくれという気持ちだ。
心が体に裏切られ続けている。
どうしてこんなポンコツ体を背負って今まで生きて来れたのか、もはや不思議だ。
今回は体の中で起こるべきことが、想像していた以上に遅すぎるスピードでしか起こってくれない、みたいなことで立ち止まらされている。
イレギュラーだが、明日もう一回髄液を取る。
そこにそ
マユリカに助けてもらうなんて
白血病になった。
それはそれは急なことだった。
昨年末、息子の胃腸炎がうつってゲロを吐くようになったと思ったら実は妊娠していた時のように、妊婦だから身体がめっちゃ疲れるわと思っていたら実は白血病になっていた。
治療の道筋が見えてきた今でこそ病気について笑えるようになってきたが、告知当時の私はずっと心が壊れる5秒前みたいな状態だった。
白血病の治療は性質的に、抗がん剤の効果があったかどうかは最