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教育について

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#コーチング

甲子園は怖いよ。

星稜高校松井選手5連続敬遠覚えていますか?その後の明徳義塾と広島工業が対戦しました。その時の監督が私です。対戦が決まってから4日間ありました。それはそれは大変4日間でした。明徳義塾の選手たちが平常心で戦えるわけがありません。私たちの勝ちは確信しておりました。いかに勝つことが明徳義塾を救うかだけを考えて采配を考えました。甲子園で4度勝ちましたが、一番後味の悪い勝利でした。甲子園って?誰のためにあるの もっとみる

不安定が安定を生む。

不安定が安定を生む。

 ジャッキーチェンの映画「酔拳」はご存知だと思う。酔えば酔うほど強くなるという拳法だ。最近女子野球の普及にも力を入れていこうとおもい、映像をみているのだが、どれも個性が見られない。美しさ、カッコよさを感じない。もう少ししなやかに女性らしい構えをしてもよいように思うし、逆に男性的な野性的な構えをしてもいいように思う。なよなよしたんではいけないのだろうが、蝶のように舞い、ハチのように刺す。そんな可憐さ

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誰に認められるか!!

誰に認められるか!!

ベンチ入り、レギュラーになるためのヒント
基本は、だれに人事権があるかを見き分ける必要があり、その人事権を持っている人は、何を君たちに求めているか?そこを見抜けば簡単に認められると思う。逆にいえば、自分が人事権をもっているとしたら、どういった人材を選ぶかということでもある。

「何を目指しているのか?」というテーマで書き下ろしたものを参考にして、高校野球で指導者に認められるヒントをご紹介します。

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甲子園開催!?

甲子園開催!?

現状では、到底高校野球の地方大会の開催は無理だ。つまり甲子園も開催は無理だろう。いまだに、中止は発表されていないが、どう考えても無理がある。無観客での試合はできるはずだ。入場料が収入源ではあるだろうけどもどこの地方も部員一人頭1000円を徴収している。かなりの資金のたくわえが各地方の高野連はもっているはずだ。

 私が一番問題だと思うのは、大会中の選手がもしコロナに感染となる。その選手はもちろんだ

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テニスラケットとバット

テニスラケットとバット

イチロー選手のバットコントロールをアメリカでは、テニスラケットのように打ち分ける。と表現をしている。私もそうおものだ。彼のバットコントロールは変幻自在に行われ、時には当てるだけ、時に引っ張り、流し、長打を打ち。わざと詰まらせたりとまるでバットが自らの腕のように機能している。それは誰も異論はないであろう。

では、どうして彼が人並外れた技術をもっているのか?才能、天性?努力?いや、それだけでは語れな

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怪我は勲章ではない。

怪我は勲章ではない。

我々の時代は、怪我をおしてでも、練習に参加したり、試合に出たりしていた。私と同じ年の、広島カープ、阪神で活躍し、阪神の監督にもなった金本氏は、骨折をしていても試合にでて、ヒットを打ったことがある。

 しかし、これからのスポーツは違う方向へ行くはずだ。特に野球は、既往歴があると、選手の価値が下がってしまうからだ。世の中経済ばかりが先行しているけども、其れも時代の流れであろう。

私は、自分自身が故

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