マガジンのカバー画像

まじめなはなし

21
真面目な話です
運営しているクリエイター

記事一覧

大型犬が見られなくなった話

思い出話と、今もまだ抱えたままのトラウマについて。

ひとつ前の職場にいた時、ひどいパワハラを受けました。あれらの言葉や態度をなんと形容したら良いかが難しく、「パワハラ」と表記していますが、とにかく死にたくなるような毎日でした。
その当時の原因である大悪魔のLINEアイコンが大型犬だったのです。
ゴールデンレトリバーでしょうか。
犬種については詳しくないので分かりませんし、興味もありませんが。

もっとみる
しゅあのこと

しゅあのこと

SEVENTEENのメンバー、ジョシュアの件についてです。
一週間ほど経って少しだけ気持ちが落ち着いてきたので、いまの気持ちを書き出すことで整理しておこうと思ってnoteを開きました。
まだ全ての答えが出たわけではないし、この先も出ることはないだろうと思うので未完成な文章ですが、書きます。

まず一番の感情は戸惑いだった。

アイドルのオタクを何年もやっていれば様々な不祥事には慣れっこで、匂わせだ

もっとみる
生きる意味

生きる意味

個人的な部分に多く触れる内容なので有料にします。

もっとみる
桜が散った後には

桜が散った後には

久しぶりに、最近の出来事や考え事をつらつらと書き出してみようと思います。
日記です。

最近ね、自炊ができるようになってきたんですよ!嬉しい。
この1年半くらいはずっと元気がなくて、楽しかったはずの自炊も全く出来なくなってしまって、ずっとコンビニご飯か外食で過ごしていました。最後の方に至っては、包丁を持つことが怖かったです。

今は働いていないので、体力的にも気持ち的にも余裕が生まれてご飯を作れる

もっとみる

君へ

アイドルの自死についての話です。
センシティブな内容です。辛い人は絶対に読まないでください。

ムンビンが亡くなってしまった。
SEVENTEENとほぼ同期。10代の頃からずっと見てきた人。同い年の25歳。

ジョンヒョンさん、ソルリ、ハラちゃんに続いてまた一人かけがえのない人を失った。

ムンビンの人柄まで知らない。抱え込んでしまう人だったとファンが言っていた。
彼の心の中の本当のところは彼自身

もっとみる

結婚したいっていうのは、多分ここから逃げたいだけなんだよ

私が「結婚したい」って思うのは、今の私の第一優先の居場所=職場を、第二以降に落としたいから。自分の一番の居場所を家庭にしたいから。

私にとって労働や職場は、自分の一番を捧げるには苦しいことが多すぎる。
だから早く家庭を築いて、愛おしいと思える人とゆっくりした時間を過ごしたい。そう思ってしまう。

こういうのを総括して、「家庭人」と表現するのだろうか。なんかちがう気がする。

早くこの道からリタイ

もっとみる

戦争について

日本は戦争をするだろうか。いつかまた、第二次世界大戦のような、或いはもっと酷いことが起こり得るだろうか。

ロシアが戦争を始めた頃から、ずっとモヤモヤした気持ちがあった。言語化することが難しく、また言葉に出したくないような思いだった。

年末、タモリさんが「(2023年は)新しい戦前になるんじゃないですか」と言った。その言葉が、スッと入ってきてしまったことが怖かった。

私もそんな気がするのだ。ず

もっとみる
少し先の話

少し先の話

この数日、自分のこれからのことについて考え続けた答えが少しずつ見えてきた気がします。
何十年も先のことは分からないけど、例えば2年、3年先の話をします。
今回もほぼ自分用。

まず、今の仕事はあと一年で辞める。
好きな仕事だけど、長く続けるには心が持ちそうにないから。

だから残りの一年と少し、周りに感謝して、好きな仕事を隅々まで楽しんで終わらせる。

この業界にはいつか戻ってくるかもしれないけど

もっとみる
恋愛の暴力性

恋愛の暴力性

NHKのよるドラ『恋せぬふたり』の3話を観ての感想です。
纏まらないままに書くので、落ち着いたら下書きに戻すかもしれません。

アセクシャルという言葉を知ったのは大学生の時だった。
高校生までは部活に手一杯で、たまに恋愛をすることもあったけど、自分の活動や脳内を円グラフに表したら80%はバスケだった。
大学生になってやっと、恋愛というものについて考えるようになったと思う。
映画を観て、漫画を読んで

もっとみる
上澄み

上澄み

CMがジャックされたみたいに、オリンピックの、スポーツの美しさを伝えるものばかりになっている。
でも、スポーツだけが救いだろうか。音楽も、お祭りも、運動会も、誰かにとっての特別じゃないだろうか。
五輪開催の裏で犠牲になったイベントが幾つもある。開催できなかった行事が沢山ある。結婚式を開けない人たちがいる。
私も、ずっと我慢している。一番の楽しみを。生き甲斐をずっと我慢している。

開会式を見てみよ

もっとみる
人との繋がりについて

人との繋がりについて

最近、マルチ商法云々の話をよく耳にする。年代的なものだろうか。社会人一年目は狙われやすいとよく聞く。

「人と繋がっていたい」という欲求を満たしてくれる場として存在するのが、宗教やマルチの繋がりなのだろうか。(他にも、狙われている心理は沢山あるけれど)
最終的に似たタイプの人間が集まるから、なおさら居心地が良いのかもしれない。

その繋がりの基盤として存在するのが、神様だったり高性能な鍋だったり、

もっとみる
虚無に飲み込まれる

虚無に飲み込まれる

朝、通勤の電車に揺られながらTwitterを眺めていた。フォローしている荻窪の本屋さん「Title」の店主・辻山良雄さんのブログ記事が流れてきたので、ぼんやりとした頭の中、その文章を読み始めた。読んで、思わず泣きそうになった。本当は泣いてしまいたかった。

ドラえもんの辞書|本屋の時間|辻山良雄

無力感。本当にその通りだ。
春に感じていた政治への不信感でさえ、最近は感じる余裕もない。もうどうしよ

もっとみる
緩やかな絶望

緩やかな絶望

久方ぶりに、真面目な話をしようと思います。思いつくままに、いくつか。

検察庁法改正案について

Twitterで非常に話題となっているので、もうご存知の方も多いかと思います。コロナ渦でてんやわんやの今、なんとまあ酷いこと。言葉も出ずに唖然としてしまいました。もう、泣きたくすらなってきます。

大袈裟に言えば「お先真っ暗」。ここまで私利私欲に塗れた政治があっていいのでしょうか。一人、部屋で頭を抱え

もっとみる
ルッキズムに刺されて

ルッキズムに刺されて

大学生活が終わる今、わたしはこの4年間で何を成し得ただろう、どんなものを手に入れただろうと考える。(シンバのパパが「何を手に入れたかより、何を与えたかが大切」って言ってました。そうだね。)

幸せだった。
4年間、つらいことは山程あったけれど、それでもわたしの日常は幸せだった。今夜も、そんな細やかな幸せを守るための選択をして、わたしは生きながらえている。

今夜した選択。サークルの追いコンに行かな

もっとみる