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桜が散った後には

久しぶりに、最近の出来事や考え事をつらつらと書き出してみようと思います。
日記です。


自炊

最近ね、自炊ができるようになってきたんですよ!嬉しい。
この1年半くらいはずっと元気がなくて、楽しかったはずの自炊も全く出来なくなってしまって、ずっとコンビニご飯か外食で過ごしていました。最後の方に至っては、包丁を持つことが怖かったです。

今は働いていないので、体力的にも気持ち的にも余裕が生まれてご飯を作れるようになりました。
自分が元に戻ってきていること、好きだったことがまた出来るようになったことが本当に嬉しいです。

引っ越し間近で食材も増やしたくないので、お味噌汁とか簡単な炒め物くらいしか作っていないけど、それでも十分楽しいです。


引っ越し

引っ越しをすることになりました。
暫くは働くことも難しいかも。
心がポッキリ逝ってしまいました。笑

正直、生きている意味がわからなくなる夜もあるけど、私の価値や幸せは「仕事をしているか」じゃないから。
そこも大事なのだけど、その尺度でしか人生を測れなくなったら、ドロップアウトした人間は死ねっていうことになってしまう。
そんなことないと言ってほしい。もっと柔軟で優しい世界であってほしい。

いつか、いつになるか分からないけど、きっと社会復帰するから。
少しだけ長めの夏休みを過ごそうと思います。


ハッピーバースデー

こんなことを書いていたら、小学生の時に読んだ小説のことを思い出しました。
『ハッピーバースデー』(著:青木和雄)という児童文学書です。

母親からの虐待などが原因で声が出なくなってしまったあすかが、祖父母の元で療養し、次第に声を取り戻していく、といった話です。

内容ももうよく覚えていないのですが、この本のことを考えると、青々と繁った木の上に登って祖父母を優しく見下ろすあすかの視点が頭に浮かぶのです。(そんな描写があったか、なかったかも分からないけれど)


そんなに似た状況ではないように思うけど、私も少し療養します。
心の栄養分を全て吸い尽くされてしまったので。
今の私はカラカラです。
このまま動き続けたら、いつか自分の首を絞めてしまいそう。


小説、気になる方は読んでみてね。
尾道の商店街に古書店があるのですが、そこの本棚(上の辺り)にこの本が並んでいたのを覚えています。その時に「私、この本屋さん好きだな」と思ったのです。


ジェンダーレストイレ

時事問題の話も少ししましょうか。
歌舞伎町タワーのトイレについて。
今回の件よりも前に、世界でもトランスジェンダーに関する運動が活発になり、様々な問題も起きていました。
自称トランス女性であるが身体的には(つまり見た目では)男性である方々の施設利用などについてです。

私は一人でも多くの人が日々心地よく過ごせることが理想だと思います。
でもそれは、犯罪リスクより優先されることではないとも思います。

歌舞伎町タワーの例に関しては、その取り組みによって過ごしやすくなる方よりも、危険を感じ利用できないと感じる人の方が上回ってしまったなと思います。
他階には女性専用のトイレもありますが、利用しづらい場所です。それから、男性トイレに個室がないのも宜しくないと思っています。

ずっと悶々と考えていますが、これから先、トランスジェンダーという視点からの解決策として、男性・女性用にプラスして多目的のエリアを増設していくしか案が思い浮かびません。
現時点で、本当に己の性自認に思い悩んで女性として過ごしたいと考えている男性と、そういった人間を装っている男性の見分けが簡単にはつかないので、トランス女性(見た目男性)が女性用エリアを利用するのはトイレでも銭湯でも反対です。性犯罪のリスクがあまりにも高く、多くの女性が安全安心に施設を利用できなくなってしまうからです。
より多くの人の幸福を求める時、そこにはトランスジェンダーと同じようにシスジェンダーの方も含まれるのです。


女オタオタという存在

昨日知った単語です。女オタオタ。

「女性オタクのオタクをする男性」という意味です。
つまり、女の子アイドル(坂道とかハロプロとか)の界隈で、女性オタクとの接触・接近を狙う男性オタクのことです。

先日、この女オタオタを引いてしまい、怖い思いをしました。(友人たちの助言のおかげで未然に防げました)
界隈名は伏せますが、女の子アイドルを推していくにあたって、こういう事が起きるのがずっと怖くて躊躇していたのを思い出しました。
結局アイドルへの「好き」が限界突破してオタクを始めたのですが、いざ自分の身に降りかかるとやっぱり怖いものですね。

これからも長く応援していきたいアイドルなので、どうかこういった事故に巻き込まれることのないよう祈るばかりです。


ムンビンへ

ムンビンの訃報から2週間くらい経つでしょうか。
ムンビン、葬儀は無事に終えられたでしょうか。ちゃんと星空に行くことができたでしょうか。

今はこの地上に残された、彼の家族や親友たちの心が心配です。
そしてもう二度と、永遠に、ムンビンの輝く姿が更新されないことに、彼だけが25歳のままでいるのだということに、ずっと悲しい気持ちになってしまいます。
でも、スングァンちゃんも、ジフンさんも、スアちゃんも、手紙の中にこれからも自分は生きていくのだという意志を書いていたので、私も何とか前を向くようにしていきたいと思います。

ムンビン、その魂がどうか安らかでありますように。もう何事にも苦しんでいませんように。
この地上には、君を愛している人がとても沢山いて、毎日毎晩誰かが君のことを考えています。
その愛が少しでも届いていますように。


自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ

大好きな詩の一節です。
茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」という詩です。

私は時々、その感受性に飲み込まれそうになる日もあるのですが。

自分は自分の心としか生きていくことはできなくて、自分とだけはどうやっても別れることができないから、この、時折敏感すぎる心や感受性と上手く付き合っていかなくてはいけないなと思うのです。

私の人生は、22歳までは順調だったように思います。(何を持って「順調」と呼ぶのか、そんなものに価値あるのか、はまた別の時に話しましょう)
大学を卒業して、社会に出てから途端に辛くなってしまいました。
たぶん、自分の考え方や感受性と、社会で労働し生きていくということの相性が悪いのだろうなと思います。

挨拶も返さない、人の話を最後まで聞くこともできない人間がいるのだと知りました。人からどう搾取し、人をどう便利に動かすかということに頭を使う人がいるのだと知りました。
私は性善説で生きてきたので、そういう出来事一つひとつにショックを受け過ぎてしまったのだと思います。
もっと早くから世界に絶望していればよかったものを、夢を見すぎていたのかもしれません。

そういう毎日の中で、耐え過ぎていつの間にか心のバランスが取れなくなってしまいました。
自分で自分をコントロールできない状態というのは、とても辛いです。
私の心のコックピットに座っているのは私じゃない"何か"なのです。
自分を生きられないことがこんなに辛いとは思いませんでした。
飲み込まれて、もう二度と戻って来られないのかと思いました。
これを世の中では「適応障害」と呼びます。


1回の通院で、いくらかかるか知っていますか。3千円くらいです。
もうすぐ通院費も1万円を超えます。
どうして、こちら側が負担しないといけないのでしょう。
心を治すためにお金を払って、働くこともできなくなって、どう元気に過ごせますか。
適応できなかった私は、この先、場所を変えたところで生きていけるというのでしょうか。


足元に咲く花を踏み潰さないで

どんな話題を書こうとしてもどうしても暗くなってしまいますね。困りました。
こんな話ばかり読んでいたら気が滅入ってしまいます!

最後に、最近のちょっと嬉しかったことや、好きなものを書き出していこうと思います。
塵も積もれば山になります。
日々の小さな幸せの存在はとても大切です。

・いぎなり東北産の新曲がめっちゃ好みです!『わざとあざとエキスパート』
・家の近くの燕たちが今年も元気に育ちました。今日も気持ちよさそうに飛び回っていました。
・明日はマリオの映画を観に行きます。楽しみなので、頑張って早く寝ます。
・ジョシュアさんの赤髪姿がとても素敵です!
・この前久々にパッタイを食べてパッタイ欲が満たされました。私はパッタイが大好きです。
・4月は3回も映画館に行くことができました。こんな過ごし方は大学生ぶりです。やっぱり映画館が大好きです。
・大好きな美容院の予約を入れました。髪の毛を染めようと思います。大好き美容師さんに久々に会ってお話しできるのだと思うと楽しみです!
・SEVENTEENのペンミ、VIP席が当たりました。奇跡です。楽しみます。
・この前、大阪の海遊館に行ってジンベエザメを見ることができました。大きくてゆっくりで、穏やかな気持ちになりました。
・大阪には母と行ったのですが、母が大阪をとても気に入ってくれたようで嬉しかったです。母と二人の旅行は初めてだったけれど、母にとっていい思い出になったことが嬉しいです。


今夜の日記はここまでです。
ここまでの長文を読み切った方がいたらすごいです!
これは未来の私が読み返して懐かしむための日記です。
その時はもう少し元気になっていますように。

4月もよく頑張りました。
5月病に罹らないように、よーく息抜きしてテキトーに生きてくださいね。
貴方の心より大切なものなんてこの世界にはほとんどないのですから。

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