![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121295182/rectangle_large_type_2_deeaed9a5b5a95f60b4e2c526a206ca4.jpeg?width=800)
強みは万能薬
なにごとも、まずは自分を知ることから始まる。
仮に起業するのであれば、まずはざっくりと4タイプに分かれる。
・Why型
・What型
・Who型
・How型
Why型は、ビジョナリー型。ほとばしる情熱と大きなビジョンを持っていてやりたいことが明確。
What型は、自分が熱中するものがあり、美的でクリエイタータイプ。自分で世界観を構築する。
Who型は、やりたいことや目的をデザインする、営タイプ。顧客目線になって物事を考えられて思考する事ができる人。
How型は、アナリスト型と言われていてエンジニアやコンサル、ビジネスモデルなどを考えるのが得意な人。頭のいい人が多い。
めちゃめちゃざっくりだとこの4タイプ。
どれかひとつ、というわけではなく、What型とWhy型のハーフという人もいるので、まずは自分の性質や得意不得意などを見極めてから判断した方が良い。
そして、自分のタイプを知ったらその補完関係である相手とパートナーになると良いだろう。例えば、手塚治虫なんかはWhat型だが手塚の設立した虫プロダクションは結局経済が回せなくて倒産し、手塚一人で3.5億の負債を抱えることになった。どんぶり勘定の経営のツケが回ってきたのだ。その後ブラックジャックを描いて巻き返すが…
彼のタイプからすれば優秀なHow型、Who型のパートナーがいてIPを上手に運用していれば、還暦になっても連載に追われて徹夜だらけの日々を過ごさずに、もう少し長生きしていたかもしれない。「あと40年くらい描きますよ。アイデアだけは、バーゲンセールしてもいいくらいあるんだ」そんなことを言っていたのが印象深いが、その前に彼の仕事量をコントロールしたり単価をあげたり、IP(知的財産権)をうまく活用したり、手塚を支えるチームをちゃんと構成したり、経済的な会計手法を導入したりできるような右腕がいたらどれほどよかったのだろう。
知的財産権といえば発祥となったのがオペラだけどあのユゴーもたくさんの作品を描いた割には死ぬ間際まで金がなかった。反対にプッチーニはわずかな作曲でプッチーニ財団まで作っている。アパレルブランドのYSLのイヴだって、ベルジェがいなければブランドの立ち上げなどやってこれなかっただろう。つくべき人がつくべきポジションにつく事がいかに大事かがわかる。人は、どんなに何かの才能があったとしても、それ以外の情報なり才能なりサポートなりが充実していないと、立っていられなくなるのだ。だれだって、なにかはできても、なにかはできない。サポートというのはリーダーと同じくらい大切な役割だ。人生というロングランを走るには長期的な目線を持たなければならない。
それに、自分の得意なことじゃないことをやって勝てるほど世界は甘くないので自分のやれること、得意や不得意と向き合って取り組む必要がある。苦手なことを我慢してやったとしてもそれが得意な人に勝てるはずもないし、ストレスもたまるのでそんなのは耐えられても最初だけ。やはり長期的に無理なんだ。
要点は何よりもまずここである。
自分がどんなことが好きで、嫌いで、得意で苦手か。なにをやれるのか、やりたいのか、その為に何が必要かを把握して着実に意味のある努力をしていくこと。なぜなら、人の生は有限で限られた時間しかないのだからなるべく自分が納得して満足してよかったと思える最善の策を取って自分の人生を生きていくためだし、世の中にはいろんなことがあるので、目移りしてしまって時間を無駄にするのを防ぐためでもある。
それに本当に自分が求めているものでないと、結局は得られる満足感も一過性のもので、一向に満ち足りることがないんだ。
そして、なにかをやるには、一人でできることもあるけど大抵の場合は仲間を必要とする。その仲間を見つけるのは大人になればなるほど容易ではない。その為の見分けが出来るようになるには、己を知り、そして他者を理解することに他ならない。
地味なことだが、これしかないだろう。根本からものを見ていくこと。
日本は若者の自尊心の低さや自殺率の高さなどがしばしば問題視されるが、それは弱みや苦手を克服しようとする教育にも問題があるのかもしれない。人間なんて所詮、自分がやれることをやるのが精一杯。というかやれることを一所懸命やるだけでも十分だと思う。
強みは、万能薬のようなもの。
自分の強みを知るだけでも幸福は9.5倍、
使えるようになると19倍らしい。
(一体どうやって測ったのかは知らないが)…それくらい強みを知るのは大切なことだというのは確かだろう。
科学的に自分の強みを診断できるVIAテスト
これは無料でも診断できる。
15個ピックアップして
そしてトップ5に絞っていきます!
暇な時にでもやってみてください。
以下リスト↓まずはこの中から
※なぜそれを選んだのか、理由なども自分で考えて見直す
受容:ありのままの自分を受け入れてもらう
正確:自分の意見や信念正しく伝える
達成:なにか重要なことを達成する
冒険:新しくてワクワクする体験をする
魅力:身体的な魅力を保つ
権威:他者に対して責任を持って指導する
自治:人まかせにしないで自分で決める
美的:身のまわりの美しいものを味わう
庇護:他者のめんどうをみる
挑戦:難しい仕事や問題に取り組む
変化:変化に富んだバラエティ豊かな人生を送る
快適:喜びに満ちた快適な人生を送る
誓約:絶対に破れない約束や近いを結ぶ
慈愛:他者を心配して助ける
貢献:世界の役に立つことをする
協調:他者と強力して何かをする
礼儀:他者に対して誠実で礼儀正しく接する
創造:新しくて斬新なアイデアを生む
信頼:信用があって頼れる人間になる
義務:自分の義務と責任を果たす
調和:周囲の環境と調和しながら生きる
興奮:スリルと刺激に満ちた人生を送る
貞節:パートナーにウソをつかず誠実に生きる
名声:有名になって存在を認めれる
家族:幸福で愛に満ちた家庭を作る
体力:丈夫で強い身体を保つ
柔軟:新たな環境にも簡単になじむ
許し:他人を許しながら生きる
友情:親密で助け合える友人を作る
愉楽:遊んで楽しむこと
寛大:自分の物を他人にあたえる
真実:自分が正しいと思うとおりに行動する
信教:自分を超えた存在の意思を考える
成長:変化と成長を維持する
健康:健やかで体調よく生きる
有益:他人の役に立つこと
正直:ウソをつかず正直に生きる
希望:ポジティブで楽観的に生きる
謙遜:地味で控えめに生きる
笑い:人生や世界のユーモラスな側面を見る
独立:他者に依存しないで生きる
勤勉:自分の仕事に一生懸命取り組む
平安:自分の内面の平和を維持する
親密:プライベートな体験を他人とシェアする
正義:すべての人を公平に扱う
知識:価値ある知識を学ぶ、または生み出す
余暇:自分の時間をリラックスして楽しむ
寵愛:親しい人から愛される
愛慕:誰かに愛をあたえる
熟達:いつもの仕事・作業に習熟する
現在:いまの瞬間に集中して生きる
適度:過剰を避けてほどよいところを探す
単婚:唯一の愛し合える相手を見つける
反抗:権威やルールに疑問を持って挑む
配慮:他人を心づかって世話すること
開放:新たな体験、発想、選択肢に心を開く
秩序:整理されて秩序のある人生を送る
情熱:なんらかの発想、活動、人々に深い感情を抱く
快楽:良い気分になること
人気:多くの人に好かれる
権力:他人をコントロールする
目的:人生の意味を方向性を定める
合理:理性と論理に従う
現実:現実的、実践的にふるまう
責任:責任をもって行動する
危険:リスクを取ってチャンスを手に入れる
恋愛:興奮して燃えるような恋をする
安全:安心感を得る
受諾:ありのままの自分を受け入れる
自制:自分の行動を自分でコントロールする
自尊:自分に自信を持つ
自知:自分について深い理解を持つ
献身:誰かに奉仕する
性愛:活動的で満足のいく性生活を送る
単純:シンプルでミニマルな暮らしをする
孤独:他人から離れて1人でいられる時間と空間を持つ
精神:精神的に成長し成熟する
安定:いつも一定して変化のない人生を送る
寛容:自分と違う存在を尊重して受け入れる
伝統:過去から受け継がれてきたパターンを尊重する
最近の研究では強みを高めるほうが欠点を修正する手法より効果が高いことがわかっている。それにポジティブなものに焦点を当てることは、ネガティブなものを無視することにはならない。ネガティブから学び立て直すこともできる。それにこの世に強みが何一つなくて欠点しかないという人間はいない。いたら逆に凄いので自信を持つべきでしょう。
とにかく強みを知るのはその手助けをしてくれてネガティブな状況に対処できるだけの強さを持っているということを知ることができるので、レジリエンス(回復力・復活力)にも使えるんだそう。
〜わかりやすいメリット〜
『肝心、感嘆、活力』の3K
美を追求していくこと(私の場合、審美眼がトップなので)が自分のアイデンティティの一部になっている。
美に感動、感激するとアイデアなりやる気なりが努力しなくとも自然と湧き出てくる。それをしている事が自分によって自然なことだから、努力という感じではない。そしてそれは自分の中にある無限の泉からエネルギーがいくらでも湧いてくるようなものでもあるんです。これは人によってもちろん対象が違う。自分はこれをしていると楽しくて、寝るのも食べるのも忘れてしまうというようなものが、この自分の中の無限の泉と繋がっているポイントだと思う。
活力も自然と湧くので、もっといろいろなことに挑戦したいという気持ちになれる。ソワソワもするけど、穏やかで暖かい、前向きによしこれやろう!みたいな感覚。
この歯車⚙️が回り出す感じ。…わかるかね!?
強みは自分の中にあり、育てることができるもの。特に上位のものは高めやすいので自覚してそれを小さなことにもどう活かせるか?を考えていく。
そして、これらを知り、理解して生活の中でも強みを使うようにすることがおすすめです。強みは自分の性格の一部でポジティブなエネルギーに溢れていて自分と周りの大切な人たちに恩恵をもたらせてくれることを忘れずに!
何よりも私は自分自身を最良の友にしたい。生まれてから死ぬまで、唯一、片時も離れずに一緒にいる相手なのでなるべく理解し、寄り添い、できることをさせてあげて、満足させて幸せにしたい。自分の機嫌は自分で取れ、とよく聞くけれど、機嫌を取るのにも自分が何に機嫌を良くするのかを本当に理解してあげないと、おそらく、お酒飲んだり暴食したり、そういうドーパミンが簡単に出せるようなものに手をつけて誤魔化そうとするんだと思う。
でもそれって、原因を見ようとしてないので、いっとき誤魔化してるだけで何も根本的な癒しにはなっていない気がする。しかも身体に悪いことや、他人に迷惑をかけることなら、続けられないし。
何より、経験から学んだこととして、まず自分を卑下したり偽ったり無視したり今まで真摯に自分自身に向き合うこと避けてきたが、それだとどんどん苦しくなっていったので間違いだと思う。
セカンドパート
自分の強みを人生の軸にする方法としてそれぞれの強みを深掘りしていきやす。
深掘りもまた長くなりそうですがpatreonの方にまとめます。
patreon☟
〜patreonはアーティストの応援サイト〜
最近はチャット💬の機能が追加されたので、個人チャットも送れます。その他にも
・ライブ配信
・ブログ
・画像や動画
などを投稿することができるので、今後いろいろ更新していこうと思っています。(まだ思案中)
リクエストあれば送ってください。
patreonはサブスク型で、3つプランがありますが、基本的に掲載している内容は一番安いプラン$6 から解禁されています。
私の書籍、『美学』の原稿も無料で掲載してあるのでご覧ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?