明日の朝起こしてよ

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ベネチアの亡霊 感想

オリエント急行殺人事件があまりにすごすぎた。あれは神がかりのものだった。でもベネチアの亡霊は頑張ってた。「ベネチアの亡霊」ということでホラー的な映画であることも…

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3週間前
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『デリダ なぜ「脱―構築」は正義なのか?』感想

読んだ理由: Twitter(100年後の子どもたちよ、Zは昔Xと呼ばれ、そのさらに昔はTwitterと呼ばれていた)で見かけたので気になった。 ちなみに私のデリダの経験はこhttps://b

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2か月前

日記

山とはいったいどこからが山なのだろう 海とはいったいどこからが海なのだろう 空とはいったいどこからが空なのだろう 人とはいったいどこからが人なのだろう 右手が机…

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3か月前
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日記

涙がでるうちは安心できる。悲しむうちは安心できる。真っ暗な部屋のすみで、もしかしたらなにがしかの音楽を聞いて、襲いかかる想念から目をそらそうとするのも、安心でき…

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3か月前

日記

時の為政者による幻覚的演説は偽太陽人の薫陶を受けている。靉靆する阿羅漢の臍帯は世界樹の儀式をここに再現し、斑点模様が大地に侵食していく。。。それはチャワンタケ亜…

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3か月前
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日記

ウィトゲンシュタインには兄がいたが、そいつがマジモンの天才だったらしい。が、病跡学的事情により、ウィトゲンシュタイン家では自殺が流行っていた。結果的に皆死んじま…

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3か月前
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日記

今年のクリスマスは最高だった。爆睡してつべを見まくった。来年はもっと爆睡してつべを見まくりたい。

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4か月前

日記

本日は久々に鬱状態に。1年ぶり3095回目。 このような、キルケゴールが言うところの『目眩』は、何も本質的なものをもたらさない。天才の絶望足りえず、凡人の豪放磊落に…

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4か月前

日記

同胞たちの血しぶきをその身に受けた者だけがこの場所で祈りをささげる。なぜかと言えば、我々は友の声に呼ばれここに誘われるのである。豪雨。僥倖。こびりつく血を洗い流…

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5か月前
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穿

お父様のお父様がどういった方だったのか、わたくしは覚えておりません。             む        、 が  ぐ        は        な …

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5か月前

メタルギアとその沈黙、デリダ的読解の戯れ

沈黙。喋らないこと。正体を隠すこと。誰からも誤解されること。犠牲になること。 メタルギアにおいて沈黙は一つの目印になりうる。それはそれ自体の性(声)質によって、決…

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6か月前
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無血開城

夢見る星の頭の中はウミウシの楽園で、従って僕たちはあの302度の温度を絶やしてはいけない。 日本家屋と地続きの夢。襖の丘にはヒマワリが目まぐるしく回転している。自…

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9か月前

ブルアカ

最近ブルアカを始めた。正確には再開した。私はブルアカ事前登録組なのである。当然私は一週間と経たずにブルアカをやめたのだが(ヒナがかわいいくらいだった)、今じゃブル…

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9か月前
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日記日記日記

noteはどうにも調子が出ない。というより私が単に文章を書くことが苦手なだけだろうか。あるいは単に書きたいという気持ちに任せて何も書くことがないのに書いているからだ…

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9か月前

女の子の匂いをどう表現するべきか考える。いい匂い、花の匂い、シャンプーの匂い、香水の匂い、遺伝子的に相性がいい、エロい匂い、ピンクにちょっとだけ紫が混ざった匂い…

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9か月前

2%夢99%現実−1%愛

時々、「自分は学校の勉強はめちゃ出来た。めっちゃいじめられたけどあいつらはアホで自分は賢いと思っていた。後からそうではないと知った」みたいな独白が妙に詩的で回り…

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9か月前

ベネチアの亡霊 感想

オリエント急行殺人事件があまりにすごすぎた。あれは神がかりのものだった。でもベネチアの亡霊は頑張ってた。「ベネチアの亡霊」ということでホラー的な映画であることもあいまってカットはいつもよりアクションが抑えめで、序盤は特に気合が入った美しいシーンが多かった。

ポアロはホームズとはまた違った解決法を用いる。ホームズは理論的だ。ホームズは所謂「アブダクション」、帰納法と演繹法どちらの要素も持った独特な

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『デリダ なぜ「脱―構築」は正義なのか?』感想

読んだ理由: Twitter(100年後の子どもたちよ、Zは昔Xと呼ばれ、そのさらに昔はTwitterと呼ばれていた)で見かけたので気になった。

ちなみに私のデリダの経験はこhttps://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000211776れだけだ。

また私は哲学について何ら専門的なトレーニングを受けておらず、法学部法律学科に在籍している。最も、こと

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日記

山とはいったいどこからが山なのだろう

海とはいったいどこからが海なのだろう

空とはいったいどこからが空なのだろう

人とはいったいどこからが人なのだろう

右手が机に 左手が梢に 頭が鷲に

深く光の粒を吸い、汎く心の燦く塵を吐き出した。

空はとめどなく 雲はゆとりを楽しみ

木々はくすくす秘密の会話を交わしている

私は深い井戸から染み出して、もっとも内のものともっとも外のものとが円環の端

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日記

涙がでるうちは安心できる。悲しむうちは安心できる。真っ暗な部屋のすみで、もしかしたらなにがしかの音楽を聞いて、襲いかかる想念から目をそらそうとするのも、安心できる。というのも、それらは全て体と心が正常にうごている証だ。悲しいことを悲しいことと感じ、それによって体や心が悲鳴を上げるのは正常な反応だ。あるいは進化論的に見れば、悲しいときに涙をこぼすような人びとが自然に選択されて、今、我々もまた同じよう

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日記

時の為政者による幻覚的演説は偽太陽人の薫陶を受けている。靉靆する阿羅漢の臍帯は世界樹の儀式をここに再現し、斑点模様が大地に侵食していく。。。それはチャワンタケ亜門たちの復讐の喇叭なのだ。生命としての使命とはまさしくこれの恒久的阻止に収斂される。我らはユニタリ性の上限値。あるものしかないのだ。それ以外にはなにもない。戴冠の高原で電子的成功を祝おうではないか!花嫁は今まさに木隠れの隠れを隠すのです。最

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日記

ウィトゲンシュタインには兄がいたが、そいつがマジモンの天才だったらしい。が、病跡学的事情により、ウィトゲンシュタイン家では自殺が流行っていた。結果的に皆死んじまった。いや、この言い方は悪い。死ぬのは全員そうだ。それは普通のことだ。だから、皆人殺しになっちまった。が、ひとまずはよりよい表現の仕方だろう。その兄は自殺だったかどうか忘れた。ウィトゲンシュタインも常に希死念慮に駆られていたらしい。ちなみに

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日記

今年のクリスマスは最高だった。爆睡してつべを見まくった。来年はもっと爆睡してつべを見まくりたい。

日記

本日は久々に鬱状態に。1年ぶり3095回目。

このような、キルケゴールが言うところの『目眩』は、何も本質的なものをもたらさない。天才の絶望足りえず、凡人の豪放磊落に程遠い。では私はなんだ……? まァなんでもいいサ。俺は俺や……

従って精神作用の殆どは管理されなければいけない。このようなものは特に。そうした動機が生まれたとき、書き出すというのは非常に優れた手段になる。すべてが整理されていく。目眩

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日記

同胞たちの血しぶきをその身に受けた者だけがこの場所で祈りをささげる。なぜかと言えば、我々は友の声に呼ばれここに誘われるのである。豪雨。僥倖。こびりつく血を洗い流し給え。物理的な時間の経過が一体何ごとであろうか。この魂の痛みは無限回廊に迷う幼子の不安めいているのであります!!!! それは時間の経過とともに一層烈しくなり、ついには死の無感覚の境地に至るのであります。これが癒されるには、一つの契機なくし

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穿

お父様のお父様がどういった方だったのか、わたくしは覚えておりません。

            む        、

が  ぐ
       は        な
           ム

   わわ               む

いつもこうしてお一人ですか。

煮ょ      と       炎

         さ  ャ   /(^o^)\さ   と   ら
。    4      

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メタルギアとその沈黙、デリダ的読解の戯れ

メタルギアとその沈黙、デリダ的読解の戯れ

沈黙。喋らないこと。正体を隠すこと。誰からも誤解されること。犠牲になること。

メタルギアにおいて沈黙は一つの目印になりうる。それはそれ自体の性(声)質によって、決して表沙汰になることはないし、これと分かる場所には見つけることは出来ない。だが、それはいわば暗い森のざわめきが一瞬完全に消える、あの何よりも静かで、何よりもけたたましいあの瞬間に酷似した形で物語を取り囲んでいる。それは抹消された痕跡の痕

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無血開城

夢見る星の頭の中はウミウシの楽園で、従って僕たちはあの302度の温度を絶やしてはいけない。

日本家屋と地続きの夢。襖の丘にはヒマワリが目まぐるしく回転している。自らを太陽としているからである。

昔、未来を与えられた医師たちは、絶望の底で看護師を見つけたのだ。だから、今でもこの関係は続いている。

続く。続く。綴りはつ、づ、く。蕾のつ、に。継ぎ接ぎのつ、に。対消滅のつ。でも、あなたはそれをいつも

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ブルアカ

最近ブルアカを始めた。正確には再開した。私はブルアカ事前登録組なのである。当然私は一週間と経たずにブルアカをやめたのだが(ヒナがかわいいくらいだった)、今じゃブルアカは覇権を握っている。これには事前登録組の私のプライドが許さない。

ブルアカを始めて疑問に思ったことがいくつかある。

一、狐坂ワカモは身長173くらいないとおかしい
二、なぜみんな銃を持ち、エンジェル・ハイロゥがある?
三、アロナの

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日記日記日記

noteはどうにも調子が出ない。というより私が単に文章を書くことが苦手なだけだろうか。あるいは単に書きたいという気持ちに任せて何も書くことがないのに書いているからだろうか。別にこれは悪くないことのようにも思う。書く。読む。話す。ペラペラは恐らく異言語で書かれた文字を読むことが速い人に対しての褒め言葉だったはずだ。恐らくその時代のそういう人々は話すこともうまかったのだろう。結果ペラペラは今は話すこと

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女の子の匂いをどう表現するべきか考える。いい匂い、花の匂い、シャンプーの匂い、香水の匂い、遺伝子的に相性がいい、エロい匂い、ピンクにちょっとだけ紫が混ざった匂い。どれも的を得ていない。皆さんの案を募集。

夏。夏だ。夏は好きだ。なぜだろう。私は夏が好きだった。あるいは私は夏が好きだということをベースに作られているのかもしれない。ア・プリオリ。それは夏。確か昔の人は空間と時間の感覚はア・プリオリだと

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2%夢99%現実−1%愛

時々、「自分は学校の勉強はめちゃ出来た。めっちゃいじめられたけどあいつらはアホで自分は賢いと思っていた。後からそうではないと知った」みたいな独白が妙に詩的で回りくどい感じで書かれている文章を見る。実際、そういう人は本当に馬鹿なんだと思う。学校の勉強ができたくらいで自分のことを頭がいいと思うのは端的に言って幼稚そのものだ。彼らはもしかしたら知能は高いかもしれないが、知性は同年代の子より低い。だからそ

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