好きな映画の中のさらに好きなフレーズが一緒だった、くらいの軽い理由でどきどきさせてよ
お久しぶりです。
3月は舞台に展示にバタバタしていて、心地よい忙しさでした。ご来場くださったみなさん、ありがとうございました。
4月。東京にきて2年が経った。
たくさんの人と出会って、たくさんの人と会わなくなった。
最近面白いくらいひしひしと感じるのが、2人でゆっくりと話したこともないくせに、その人を知った気になるのはもったいないなということ。大勢の中にいるときの会話なんてとても浅くて、この子はこういう子だと思い込んでしまうのはナンセンスである。
ただ、そんな浅い会話の中でも、また2人で会いたいなと感じさせる人がいる。
それがわたしにとっては、丁寧に言葉を操ることができる人だった。
話の途中に聞いたことのない表現を使われるとなんだかわくわくする。聞いたことのない情報を提供してもらえるとわくわくする。もっと聞きたいと思う。小さいころから本や映画、歌詞などのフレーズに救われて生きてきたのだから、言葉を面白く使って生きている人と何度でも会いたくなるのは当然であった。
もっというとわたしは、好きな作品が一緒だったというだけでもその人に興味をもつ。文は人なりということわざはきっと少なからず正しい。
嬉しいとか
楽しいとか
落ち着くとか
不安とか
悔しいとか
悲しいとか
寂しいとか
たくさんの感情を1番感じやすいのは芸術ではなく人間関係じゃないですか。ひとりの人間、またはひとつのコミュニティでより多くのそれを感受できるのであれば、淀みなく愛すべきなのだと思う。希少なことは既知。
とはいえ、どんなに共有時間が多くても他人は他人で、わたしはその人たちのバックグランドをすべて知っているわけでもないし、今抱えている悩みを汲み取ることもきっとできていない。これからどれだけ長期スパンで関われるかな
始まってしまったら終わりを考えないのは難しいねえ
ばーか、そんなこと考える前に今に重点置け
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