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エッセイ的な...

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日常のちょっとした気づきを綴れば、少し明日の見る風景が変わるかもしれない。誰かの背中をそっと押せればうれしい。
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#独り言

何にもできない日だとしても。

何にもできない日。

今日はプリンを作っている時に指を火傷してしまって、そのあとの家事や、他にやりたかったことも全部できなくなってしまった。
なぜか、気分も落ち込んでしまう。

今も、noteを書いているけれど、なんとか書いている、という状態。

こんな自分を許せなくなりそうになる。

それでも、いつの間にか日は沈み、夜になる。

駄目だと思えるそんな一日も、
何の変わりもなく過ぎていく一日も、

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全力疾走!

全力疾走!

帰り道。

信号待ちをしていたら、
自転車が目の前を全速力で通り過ぎていった。

背中にはリュックサック。
信号はすでに赤。
時刻は10時前。

どこへ行くやら、何をそんなに急ぐやら。

想像を巡らせながらも、
なんだか清々しいものを見たなぁと、
晴れやかな気持ちにさせられたのだ。

思い出に後戻りする。

目的地に向かうまでの、その時間。

何があったわけでもなく、何をしたでもなく。

きらきら

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冬が好き

冬が好き

好きな季節、到来。

春も夏も秋も冬も
ぜんぶ好きだけど
一番好きなのは、冬!

天邪鬼なわたしは、あまり人が選ばない季節を
あえて好きと言うところから、好きになったのかもしれないけれど、今ではもう、やっぱり冬が好きだと、断言できる。

今日は冬の到来を感じさせる体感温度だった。

出勤前にビル街を歩いていると、
イチョウの木についた無数の葉が
強い風にさらわれて宙に舞っていた。

空の青に、映え

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悲しみ

悲しみ

もしかしたら、理解しがたい内容になるかもしれない。自分でも謎解きみたいに、解くことがなかなかできないし、言葉にできるものなのか自信がない。

それでも、試しにやってみよう。

自分にとって「悲しみ」について。

わたしのこころの中に、常に、「悲しみ」は横たわっている。こころの水の一番奥深くに沈殿している。

だからといって、わたし自身は、悲しい人間ではない。すこぶる元気である。しあわせも時に感じる

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よる

よる

昨日もおとといも、夜、寝る時に泣いた。

悲しいわけではないし、不安なわけでもない。

最近は、夜寝る時に、真っ白な気持ちになれるような習慣を作っていて、まだ、少し難しいから、こころに楽しいことを浮かべて眠りにつくようにしている。

思いたいものを浮かばせるのではなく、何が浮かぶんだろうと自分でもよくわからないまま、思うがままにさせている。

おとといは、自分が母親になっていて娘と2人、山登りをし

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覚悟

覚悟

何度も迷った。

その都度「自分の軸となるもの」という、なんだかよくわからないものを確かめたが、やっぱりよくわからない。

ある本に書かれていた言葉

お前は、もう1人のお前が本当によく物を考えられるんだから、もう1人のお前に考えさせろ。

余計に迷った。何だそれ。

考えることをやめた。思うこともやめた。

寝る前に、ぼんやりと楽しいイメージを起こしてみる。そこに広がったのは、ずっと前から、

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