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よる
昨日もおとといも、夜、寝る時に泣いた。
悲しいわけではないし、不安なわけでもない。
最近は、夜寝る時に、真っ白な気持ちになれるような習慣を作っていて、まだ、少し難しいから、こころに楽しいことを浮かべて眠りにつくようにしている。
思いたいものを浮かばせるのではなく、何が浮かぶんだろうと自分でもよくわからないまま、思うがままにさせている。
おとといは、自分が母親になっていて娘と2人、山登りをしていた。私が先頭を歩いて、振り返ると、すぐ後ろについている。大丈夫かと心配したら「大丈夫、まだいける」と言う。
まるで、わたしみたいだなぁと。そうか。わたしの娘なのだからそうだよなぁ。と。
父親によく山登りに連れられた。かなり険しい山も登ったが、弱音を吐いたことは一切ない。父はそんなわたしをどう思っていたのだろう。わたしみたいに、自分の娘なのだからそうだよなぁと思ったのだろうか。
そういう思いが一瞬のうちに巡っていき、泣いていたのであった。
昨日は、自分が仕事をしていた。こうなっていたいなぁと思った仕事場で働いている。庭には、子どもたちが楽しそうに遊び、夢中になっている。それを、縁側から眺めている。
オープンな場所なので、小学生や近所の人たちが遊びにくる。今日は、小学生の悩みを聞いていた。自分はアドバイスをするんじゃなくて、ふむふむと聞いているだけ。のんびりと、庭を眺めながら。
会いたくなってきてくれるたくさんの人たち。
わたしは、きっと何がしたいかということより、自分がどうありたいかということを大切にしたいのだと思い至る。
大切なひとを大事に思うこと、愛と感謝を与え続けること。
そう思い至ると、また泣いてしまっていた。
今日も、また泣くのであろうか。
自分の気持ちがまっさらで清らかでありたいと、祈るように思っている。
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