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赤りんご
2021年9月7日 23:17
どうも、紅りんごです。今日はスペースダンディを……とお話ししたいところですが、まだ2話ほどしか見ていないので、後日にします。それでは、読書報告から。 廃村を蘇らせようと、最善を尽くす主人公。しかし、その努力も空しく次々と退去してしまう住民達。その原因たる近隣トラブルの謎を明らかにしていく主人公は、理想と現実の乖離に苛まれることとなる。 読了後の空しさが一際目立つ本作ですが、廃れ行くもの、
2021年9月6日 21:57
どうも、モカです。昨日、カクヨムにて連載していた短編小説が完結したので一息……と思いつつ、ワクチンを接種しに行きました。二回目なので、明日バタンキューしないことを祈ります。それではどうぞ。 13冊目は三浦しをん『きみはポラリス』。最強の恋愛小説と名高い本作は、その名に疑いなし。特に最初と最後の話は繋がっていて、おすすめです。恋の甘さや爽やかさ、苦さ、苦しさ、重さが伝わってきて、圧倒されます。
2021年9月5日 23:25
どうも、紅りんごです。今日は、かげきしょうじょ!!を見ていました。分かりやすく説明するなら、宝塚(モチーフ)への就職を前提とした学校で切磋琢磨する少女達の熱き友情が動きで、音楽で鮮やかに描き出される作品。(アニメはED凝ってて、専用曲があったりするんですよおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!)原作の方も気になるので買ってみようかな、なんて思っています。見てくれ……感想も聞かせてくれ……宝塚
2021年9月5日 00:01
どうも、紅りんごです。時間はあるのに勉強もせずだらだらとアニメやネットを見る毎日。今日は東京レイヴンズというアニメを見ました。今日はそのことに関してお話したいと思いますが、その前に11冊目。 11冊目は、山田詠美『珠玉の短編』。人間の性、そして愛をグロデスクに時にエロティックに描き出す手腕に酔いしれる。人間が壊れる時、そこにはいつだって愛がある。愛に焦がれ、気が付けば焼け死んでいる。それでも
2021年9月3日 23:45
どうも、紅りんごです。今日は9月3日。ドラえもんの誕生日……じゃなかったでしたっけ。私の友達2人がドラえもん好きなので思い出しました。(間違ってたら申し訳ない。)それでは10冊目です。 10冊目は有栖川有栖『高原のフーダニット』。鉄壁のアリバイを鋭い視線と推理で突き崩す有栖川有栖先生の作品は大変面白い。今回の表題、『高原のフーダニット』はアリバイ崩しだけではなく、フーダニットもかなり凝って作
2021年9月2日 23:53
どうも、紅りんごです。昨日はお休みさせていただいたので、今日が9冊目になります。 マラソン大会に参加し、走りながら回想する形式の本作。回想で浮かび上がる、新入生の入部から退部に至るまでの出来事。積み重なる些細な違和感が一気に回収される瞬間はマラソンのランナーズハイ、そしてゴールの快感によく似ている。『氷菓』シリーズの中でもかなり主人公の無力感が感じられる本作は、きっと強い印象を与えることにな
2021年8月31日 21:59
どうも、紅りんごです。8月も今日でおしまいですね。夏休みも折り返し、そろそろ涼しくなることを願うばかりです。そんな今日紹介するのはこちら。 8冊目は米澤穂信『愚者のエンドロール』。またまた氷菓シリーズです。 「学園祭で上映される予定の映画が未完成で終わってしまった。その結末をどうか推理してほしい。」 夏休みを迎えようという古典部への依頼。『氷菓』事件を解決した折木は名探偵役を任されること
2021年8月30日 18:57
どうも、紅りんごです。今までの私なら夏休みの宿題とやらに苦しめられている時期。しかし大学生となった今、その苦しみからは解放されています。始業式前日に手を付けていない宿題に気づく、という地獄のイベントはもう攻略済み。ふふん、やっと手に入れた怠惰で優雅な生活。ここまで気楽な夏休みは初めてです。7冊目はこれまでの夏の思い出を交えつつ、お話していきます。 7冊目は、芦沢央『バック・ステージ』。1つの
2021年8月29日 23:01
どうも、紅りんごです。初っ端、物騒なサムネイルで申し訳ない。今回のテーマがテーマなので、致し方なし、というやつです。 6冊目は、芦沢央『カインは言わなかった』です。有名な監督が携わるバレエ演目『カインとアベル』、その主演が講演当日に失踪した。彼の失踪の真実を追う恋人は、彼の家族や友人と触れ合う中で彼の本当の姿を知ることになる。 カインと言えば人類最初の殺人者であり嘘つき。どちらもしてはいけ
2021年8月28日 17:52
どうも、紅りんごです。8月も終わろうと言うのにまだまだ暑い。アイスクリームを食べて身体を休める毎日を送っています。さて、アイスクリームと言えばこのシリーズ。 青春×ミステリの本作は、主に日常の謎が用いられます。その中でも異色を放つのが「心あたりのある者は」。これは「9マイルは遠すぎる」という海外の小説をモチーフにした話です。 「9マイルは遠すぎる」は、街で聞いた2行程の短文から、その言葉
2021年8月27日 21:39
どうも、紅りんごです。昨日見た夢の内容を書きたかったんですけど、忘れちゃいました。最近夜更かし気味なので、今日は早く寝ようと思います。それでは、4冊目。 4冊目は米澤穂信『儚い羊たちの祝宴』。とあるお嬢様大学の読書サークルを中心にして起こる狂気の連鎖。米澤穂信先生ならではのおどろおどろしい雰囲気と珠玉の1行が味わえる1冊です。上記の通り、私は『身内に不幸がありまして』のとある部分に強く共感し