【三幕構成の実例】東京流れ者

2020年9月28日 17:37

▶ 「三幕構成」を詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ😁 → シド・フィールドの「三幕構成」をバッチリ説明するぜ！！

作品概要

本作のストーリーを大雑把にまとめると、

・1：主人公は仁義を重んじるヤクザ（正確には元ヤクザ）。彼は組長（正確には元組長）を敬愛している。組長も、そんな主人公をかわいがっている

・2：ある日、トラブル発生（インサイティング・インシデント）。主人公は、組長のために犠牲になることを決意する（ファースト・ターニングポイント）

・3：とある人が、主人公に警告した「組長を信じすぎるといつか辛い目に遭うぞ」。しかし主人公は聞く耳を持たない。彼は組長を敬愛し、信じきっているのだ（ミッドポイント）

・4：だがしばらくして、組長は、私欲のために主人公を裏切ってしまう（セカンド・ターニングポイント）

・5：主人公は自分が組長から裏切られたと知り、ショックを受ける。その後、彼は復讐を果たした（エンディング）

……となります。

なお「復讐を果たした」とは言っても、本作はハッピーエンドではありません。

何しろ、主人公（哲也）は敬愛していた組長に裏切られたわけですからね。「オレのこれまでの人生は一体何だったのだろう……」という虚無感に襲われているに違いありません。

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とは

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