【21年夏アニメ研究】「うらみちお兄さん」の分析1 ~第一印象の分析
※本記事では、2021年夏アニメ「うらみちお兄さん」の第1話を分析します。
本記事全体のまとめ
※本記事全体をレポート形式にまとめました。本記事後半の文章と同内容ですので、お好きな方でお読みくださいませ!
第一印象の分析
本話を鑑賞した複数のアニメファンの第一印象を整理・類型化した。作品の雰囲気をざっくり把握するのにご利用ください。
▶声優
・主役級の声優がずらりと揃っており、じつに豪華。お祭り感、特別感があり、それが作品の魅力になっていると思う。
▶テンポ、長さ
・ギャグ作品としてはテンポが比較的ゆったりしているので、何か作業をしながら見るのに適している印象。一方、腰を据えて見るのには不向き。鑑賞者の視聴シチュエーションによって、評価が大きく変化しそうな作品だと感じた。
・<内容が薄い作品を無理に引き延ばしている>という感じがする。内容が薄いこと自体は問題ではない。問題は、無理に引き延ばそうとしているところ。テンポを上げればもっと面白くなったのではないか。5分アニメや15分アニメでよかった気がする。
▶ギャグ(総論)
・<ブラック過ぎないブラックジョーク = ブラック風だが、じつは大してブラックではないジョーク>が魅力だと思う。飲み物に例えるならば「ニアウォーター」だろうか。ニアウォーターは、通常のジュースと比べて薄くさっぱりしているので飲みやすい。ただし、通常のジュースを求めている人にとっては物足りない。そんな作品だと思う。
▶ギャグ(ポジティブな評価)
・主人公が漏らす<本音 = ブラックジョーク>が面白かった。「そうそう、そうなんだよ!」と共感し、思わず吹き出してしまった。
▶ギャグ(ネガティブな評価)
・主人公は、まったくブラックではないことを<ブラックなことを言いますよ>という感じで口にする。露悪的で、見ていて恥ずかしくなる。
・例えば、【主人公が子どもたちに笑顔で言う「皆、いい子だね♥本当は乗り気じゃないことにも全力で取り組むその姿勢」 → 主人公はゲスっぽい顔になって「……就活の時とか役立つから大事にしようね」】。全然ブラックではないことをゲスな顔で言われても困ってしまうのだ。
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