【21年夏アニメ研究】「出会って5秒でバトル」の分析1 ~第一印象の分析
※本記事では、2021年夏アニメ「出会って5秒でバトル」の第1話を分析します。
本記事全体のまとめ
※本記事全体をレポート形式にまとめました。本記事後半の文章と同内容ですので、お好きな方でお読みくださいませ!
第一印象の分析
本話を鑑賞した複数のアニメファンの第一印象を整理・類型化した。作品の雰囲気をざっくり把握するのにご利用ください。
▶全体
・デスゲームもの。
・かなり中二病感が強い。例えば、①主人公は高校生にして人生に退屈している。②同級生が「変人ね」と噂しているのを聞いて「自分でもそう思う」。③突如大男に襲われたり、奇妙なマジシャンに拉致されてデスゲームに巻き込まれるが、即順応する。決して戸惑うことはない。④異様に運動神経がよく、素早くトラップを作るなどなぜか戦い慣れている。
・また、①主人公はゲームが強い、②ガリ勉せずとも成績優秀、③偏食である(めったやたらと金平糖を食う)といった描写で<主人公の天才っぷり>を表現しているところにも中二病感が漂っている。
・ここまで中二病に振り切った作品は久々に見た気がする。中途半端なものよりも好感が持てる。
▶キャラの能力
・主人公の「詭弁家」なる能力がユニーク。
・<キャラにユニークな能力を与えたところまではよかったものの、制作者がその設定を活かせず、チープなストーリーに終始してしまった>という作品を、これまでいくつも見てきた。ゆえに、「本作は大丈夫だろうか?最後まで『詭弁家』という能力ならではの戦いが描かれるだろうか?」とどうしても不安を感じてしまう。
・「詭弁家」にはいろいろと疑問が湧く。例えば、「能力の正体が相手にバレてしまったらどうなるのだろうか?」「一切話を聞かぬタイプのキャラ(脳筋キャラなど)と戦う時にはどうするのだろうか?」「もしも相手が『主人公 = 無能力者』と勘違いした場合、主人公は本当に無能力者になるのだろうか?」などなど。今後の展開が楽しみだ。
関連記事
▶21年夏アニメ:「ジャヒー様はくじけない!」の分析
▶21年夏アニメ:「チート薬師のスローライフ〜異世界に作ろうドラッグストア〜」の分析
▶21年夏アニメ:「迷宮ブラックカンパニー」の分析
続きはこちら!
---🌞---
関連
---🌞---
最新情報はTwitterで!
---🌞---
最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんの今後の創作・制作のお役に立てば幸いです。
(担当:三葉)
この記事が参加している募集
最後までご覧いただきありがとうございます! 頂戴したサポートはすべてコンテンツ制作に使います!