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エッセイ・コラム

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2022年3月の記事一覧

夢を見られるいまは、先立った方々の夢

夢を見られるいまは、先立った方々の夢

数日前、一人の方の訃報に接した。

最後にお会いしたのは、私含めた若者で机を囲んだ2021年の秋だった。
知識の面でも礼儀の面でも、諸々至らぬ部分があり、
「まだまだ、私から教育すべきことが残っていますね」
とお話をされていたのが印象的だった。「いやあまだまだ未熟で…」などといいながらお別れをし、お礼の手紙をお送りして返信をいただき、また来年も、と思っていたのだが、半年もしないうちに――実に無念で

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日経をめぐる報道がちらほら、な件

日経をめぐる報道がちらほら、な件

最近、日本経済新聞社をめぐるネガティブな報道がちらほら出てきている。

FACTAの「日経新聞「看板記者」が続々退社/中堅記者にあらゆる仕事の皺寄せ/追い詰められ病院に駆け込むぐらいなら……」(https://facta.co.jp/article/202204037.html)や、文春の「日経新聞の危機 依願退職53人、ハラスメント相談30件」(https://bunshun.jp/denshi

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きっかけに出会うかどうかはギャンブルみたいなもので

きっかけに出会うかどうかはギャンブルみたいなもので

昔、「輪る(まわる)ピングドラム」というアニメ作品があった。

そのなかで、

「きっと何者にもなれないお前たちに告げる!」

というセリフがあった。

「きっと何者にもなれないお前たち」というのは、ほかでもなく市井に生きる私たちの事である。当時、アニメを見ている私たちに対して語りかけているのか、と子供ながらに思っていた。

大人になってごく普通の生き方をしていると、子供の時のような日々の感動はい

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仕事が面倒くさいのは当たり前

仕事が面倒くさいのは当たり前

「仕事が面倒くさい」というのは当たり前なのではなかろうか、という風に最近思うようになった。

世の中にはいろんな仕事があるが、その本質はいってしまえば「アウトソーシング」にあるのではないかと思う。
つまり、「自分でやるのが面倒くさいから誰かやってほしい」と思うものが仕事になっているということだ。

商社で考えてみればわかりやすい。
商社がしている仕事を簡単に言うと、間を取り持ってマージンを受け取る

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「(社会主義は)自由と平等を合一しようとあくせくしているうちに、いつか指導者たちは一党独裁の特権階級社会をつくっちゃった」とか。

「(社会主義は)自由と平等を合一しようとあくせくしているうちに、いつか指導者たちは一党独裁の特権階級社会をつくっちゃった」とか。

嫁さんと話をしていた時の話である。
大学の頃の話になったとき、「同級生で、『免許取れたからベンツをもらった』という子が結構いた」と言っていた。
私の周りにはベンツを「もらった」ひとはいない。そもそも、人のベンツを買うことができるほどの余裕がある家庭などおよそ見たことがない。
世の中、とんでもない家庭もあるんだなと思ったとき、にわかに私は「平等とは実にはかないものだ」と感じてしまった。

いつからか

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ことごとくピントをずらし続けている人たち

ことごとくピントをずらし続けている人たち

ウクライナ情勢の緊迫化を受けて、ネットはいろんな意見が盛り上がっている。

極端に右寄りの人の一部は「ロシアは悪くない!ウクライナはDS(ディープステート)の傀儡だ!」などといっているようで、よくわからない。
極端に左寄りの人の一部はウクライナに心を寄せるのだが、日本が国防に力を入れることやウクライナに武器を送ることには断固として首肯せず、よくわからない。

そういえば、なぜこういう人たちは、しっ

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その仕事は、国益にかなっているのか

その仕事は、国益にかなっているのか

自分の仕事は果たして国益にかなう仕事なのかを、最近よく考えている。
仕事はそれなりに楽しいし、勉強にもなるし、口に糊するくらいのお金も頂ける。
この上ない幸せである。

満たされた私はぜいたくなことを思うようになった。自分のなす仕事が国益にかなっているのかを考えるようになったのだ。

記者の仕事をまるっといえば、
①会社なり偉い人から先にネタを取ってきて、
②先んじて報じる(書く)
というのが大き

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