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男から見る育児

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2023年9月の記事一覧

【経済】【育児】育児をめぐる補助金の申請がダルい

【経済】【育児】育児をめぐる補助金の申請がダルい

子育て支援は各地で充実しているものだが、東京都でも「018サポート」という子育て支援策を導入している。18歳以下の子どもがいれば、最大で年額6万円がもらえる仕組みである。

補助金をくれるなんてありがたいと思う人もいるのだろうが、実際に申請してみると、手続きがクソ面倒くさい。育児の合間を縫ってやっているのにあれこれ書類が必要になるので、それだけでストレスになる。
親の精神衛生上良くない。

突っ込

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【育児】報われぬ日々があるからわかるもの

【育児】報われぬ日々があるからわかるもの

大学の時分履修していた教職の講義で「教員の仕事とは99%が報われない日々である。でも、生徒の成長を実感した時や人間的成長に携わったというような、時々おとずれる1%の素晴らしい瞬間もある。教員はその1%の素晴らしい瞬間のために99%の報われない日々を過ごせる人間に向いている」と、担当教授からいわれたことがあった。
やや悲観的な教職観ではあるものの、激務に追われる現場の先生方はおそらくそう遠くない実感

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【育児】赤ちゃんはなぜ「かわいい」のか

【育児】赤ちゃんはなぜ「かわいい」のか

男親にとって娘は可愛いものである。
実際のところ、私は「娘は可愛い」という事実を甘くみていた。可愛いとはいえ「まあまあ可愛いって言ったってこんなもんだろ」とたかを括っていたのだ。

しかし、娘が生まれてみてわかるが、「父親にとって娘って可愛いの?」などと聞くのは野暮である。「頭痛って痛いんですか?」という問いを投げかけるのと同じようなものである。

微笑を見せたり、糞尿を垂れ流したり、ミルクを探し

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【育児】絵本は意外と力ずくで話が終わる

【育児】絵本は意外と力ずくで話が終わる

娘が生まれて3カ月ほど経ったころ、絵本を読んであげるようになった。
多分早すぎるくらいなのだろうが、まあいろんな刺激を赤ちゃんに与えるのは悪いことではあるまいということで絵本を一方的に読み聞かせるということを時々やっている。

子どものころに絵本を読んでも何を感じるわけでもなかったのだが、大人になって絵本を読んでみると、色々と思うことがある。

まず、動物がでてきがちであるということだ。なぜかわか

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【育児】生活音はまあまあうるさい

【育児】生活音はまあまあうるさい

無知の知という哲学の言葉がある。
昔の偉い人が議論をしているときに「お前は何も知らねーことを自覚していないみたいだが、俺は自覚してるぜ」と言って相手を困らせたことに始まる言葉らしい。
まさに自らの「無知」を「知」っているから無知の知である。

高校生の頃か、この言葉に出会ってから己は無知であるという戒めのもとに生きてきたつもりであったが、だからといって無知の知を自覚しているというわけでもないという

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