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サッカーは感情のスポーツ。〜想いを歌に乗せて〜

こんちゃ!どうも、いったーです。
今回は柄でもなく、noteのイベントのトピックで書いてみたいと思います。
題して「スキな3曲」を熱く語ろう。
自分自身もサブスクはSpotifyなのでガチであざす。

それでは3曲選んでいきたいんですが、膨大なプレイリストの中から
この3曲!!!ってのは難しいですよね。書きながら+1あるかもです。

「何かテーマ絞った方がいいかなぁ。」
「その前に役割分担した方がいいと思います。私ファシリテーターします。」
「じゃあ、僕がタイムキーパーします。あなた、書記いいですか?」
「あ、はい。」
もはや懐かしすぎて、、、就活のGD(グループディスカッション)の1場面です。
けど、もうオンライン就活だから、会話がポンポン飛び交ったりしないのかなぁ。一旦、メンツの特徴を観察して自分の役割決める派だった自分からしたら有利なのか?どうなんでしょう。教えてください。

と言うのは置いといて、本題です。

テーマは、、、

「心を奮い立たせてくれるソングs」

なんかダサい。妙にダサい。
けど、ちゃんと書きますよ。自分のフィールドで身体を熱くしてくれる、闘いの歌を。
余談ですが、ソングって字面だけ見るとやっぱり、Alexandre Songを思い出しちゃいますよね。彼のアーセナルでの人生がもっと長ければ、、、この話通じる人はだいたい、友達になれます。はい。

①「チャンピオーネ」by ORANGERANGEさん
②「民衆の歌」by レ・ミゼラブルの劇中より
③「日曜日よりの使者」by THE HIGH–LOWSさん
③’「大分よりの使者」by 大分トリニータサポーター

①「チャンピオーネ」by ORANGERANGEさん

 書かなくてもいいかもしれませんが、言わずとしれたサッカーの名曲。2006年W杯公式テーマソングとしてずっーーーとNHKで流れていました。
 あのデイリー・ハイライト、試合の放送後流れる「チャンピオーネ」が本当にドラマチックな試合とそれを熱狂的に後押しするサポーターにマッチしていました。

ラスサビの「Na Na Na Na Na Na Na Na…」からの
[チャララ、チャラララ]←音楽詳しくないけど、これは多分エレキギター。「Hey! Ready Set! Go!」「ド派手に行こう!」「サビだから盛り上がろう」
「弾けろBOADY&SOUL 今高く鳴り響け!」
「Hey! Ready Set! Go!」「暴れてこう!」「一生寝ないことにしよう」「踊り明かそうYes!」

デイリーハイライトのエンディングでその日の映像とともに流れる
このリズム、この歌詞が当時小学2年生で迎えた初のサッカーW杯を最高の思い出にしてくれました。もう15年が経とうとしていますが、鮮明に色々なシーンが脳裏に焼き付いています。2006年大会は日本🇯🇵にとっては黄金世代が惨敗した最悪の大会でしたが、僕にとってはおそらく超えることのない最高の大会でした。

 モーメントとしては、王国ブラジル🇧🇷を準々決勝で破ったのがキング・アンリ&ラストダンスを表明した“ジズー”ことジダン率いるフランス🇫🇷。あの深い位置からのジダンのFKからファーサイドでドフリーになったアンリがジャンピングボレーで決勝点を決めたのを鮮明に覚えています。

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 また、世界ランク2位で迎えたW杯。名手GKチェフ擁するチェコ🇨🇿がのちに優勝するイタリア🇮🇹に敗れた試合。インザーギ&イアクインタの独走からGKチェフが這いながら阻止しようとCFインザーギを追い、それを嘲笑うかのように抜き去るCFインザーギ。ゴールを決め、CKフラッグの方に走り、ダメ押しの1発と言わんばかりに両手を広げながら、芝生に倒れ込むあの姿は忘れません。

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 また、敗者の記憶としては、初出場初GS突破したガーナ🇬🇭でした。トーナメント1回戦の相手は王国ブラジル🇧🇷。悔いの無いよう胸を借りる勢いでしたが前半5分“フェメーノ”ロナウドの抜け出しからやられました。彼はシザースでGKキングストンを抜き、無人のゴールに流し込み、してやったりのニンマリ笑顔で、自身W杯歴代最多得点を祝いました。3−0でブラジル🇧🇷が勝ちましたが、試合後の選手の抱擁、観客の拍手。ドイツ大会で世界を知ったガーナ🇬🇭の次回大会の躍進は言うまでもありません。

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 やっぱりフィナーレとなった決勝は別格でした。ジズーのパネンカからの頭突き退場。最後のPK戦はフランス🇫🇷自慢のストライカーが次々に外し、キャプテン不在、役者の重みを感じました。イタリア🇮🇹グロッソが準決勝に続きヒーロになり、悪童マテラッティが支えながら、カップリフトする世界初DFバロンドーラーCBカンナバーロ。あのフィナーレは今でも鮮明です。

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 枚挙に暇がないくらいモーメントはあるのですが、どのシーンを切り取っても選手の喜怒哀楽、観客の喜怒哀楽が浮かび、感情のスポーツであるサッカーとチャンピオーネの歌詞が完璧にマッチしていました。

「Hey! Ready Set! Go!」「ド派手に行こう!」「サビだから盛り上がろう」

この曲からW杯はお祭り。4年に1度だからこそ、勝っても負けてもどんちゃん騒ぎしようぜ!W杯予選は渋くても、本大会に出たらこっちのもんよ。サビだ!盛り上がれ!ってのを教わった気がします。

②「民衆の歌」byレ・ミゼラブル劇中より

最初にこの曲に出会ったのは、厳密に言うと、音楽番組です。
推しの乃木坂46所属の生田絵梨花さんがコゼット(当時※現在はエポニーヌ)として出演しており、レミゼの劇中曲を披露するということで、なんとなくみてました。しかし曲が始まると歌声がいいのはさて置き、歌詞が素晴らしく、心が震えました(おおげさ)。

んで、しばらくして、こちらもたまたま横浜FMの試合を日産スタジアムに観に行く機会があり、そこで再会しました。
入場曲として、スタジアム大型ビジョンにこれまでのハイライトの映像に合わせながら、サポーター全員で合唱します。

「戦う者の歌が聴こえるか」「鼓動があのドラムと響き合えば」
「新たに熱い生命が始まる」「明日が来たとき、そうさ明日が」

ここがまさに、今から試合をする選手。フランス革命の自らの権利を守る市民。置かれる立場は違えど、サッカーであっても決戦です。
 日本では試合は娯楽の意味合いが強く、ファミリーでも観戦でき、たとえ負けたとしても怒号が聞こえることは少なく、基本的に応援しながら拍手で見送ります。(これは素晴らしいことでもあります)。一方、本場欧州や南米では、目の前の試合が決戦でサポーターからの要求が高く、激しくライバルに負けでもしたら、大ブーイングで次の日の新聞はめちゃめちゃに書かれます。また勝利すれば手のひらを返したように、神格化されます。まさに「試合は死合」

 「民衆の歌」を設定した背景に、このような「サッカーは決戦である。」とまで掘り下げてはいないとは思いますが、サッカーの試合開始前、サポーターと一緒にこの歌を歌い、士気を高めるクラブの姿勢に感動しました。
 最高の思い出は、横浜FMが最終節ホーム日産スタジアムで2位FC東京との直接対決を制し、約10年ぶりのリーグ優勝を決めた際も、大型ビジョンに「民衆の歌」とそのシーズンのハイライトが放映され、涙した記憶です。
※あくまでも関東の推しクラブであって、心のJクラブは大分トリニータです。

あ、ちなみに今年のレミゼは帝国劇場のチケット争奪戦に勝利し、定時ダッシュをかまし、18時公演に余裕で間に合いました。どや。
個人的に、去年の就活でテンション上げるために、面接前に「民衆の歌」を聞いてモチベ上げてました。

③「日曜日よりの使者」by THE HIGH−LOWSさん

大変失礼ながら、原曲よりも替え歌を先に聴いているせいで、替え歌への思い入れが強い曲です。
ってなわけで、③’で話したいと思います。ごめんなさい。と言いたいのですが、最近原曲も聴いているので少し話します。

「このまま どこか遠く」
「連れて行ってくれないか」
「君は、君こそは、日曜日よりの使者」

だいたい、通勤電車の月曜日の朝聴いています。(社会人の闇)
大学生は人生の夏休みと言われるほど、ほぼ毎日が日曜日だったので、むしろ世間が混雑する日曜日は遊びに行くには億劫な日でした。

あの頃の自分に言ってやりたいです。「日曜日は最高だぞ」けど、日曜日の夜は、「あ、寝たら起きるわけで、そしたら月曜日か鬱。」って思うから気をつけろ。と。

③’「大分よりの使者」by 大分トリニータサポーター

「一緒に戦おうぜ、誇りと夢を抱いて」
「僕らは、僕たちは大分トリニータ」
「必ず勝利する、最強のチームなんだ」
「最高で、最愛の、大分トリニータ」

この曲は試合で勝利したら歌う、サポーターにとっては特別なチャントです。
これまで、大分の歴史とともにありました。J1昇格。ナビスコ杯優勝。J1昇格プレーオフ優勝。失意のJ3優勝。3度目のJ1昇格。様々な勝利の瞬間をこの唄で、最高の瞬間を共有してきました。

今季は、残留争い真っ最中で勝利することが少ない中ことから、貴重なこのチャントを歌う選手、スタッフ、サポーター、おっとニータンを忘れてはいけませんね。彼らと共有できる喜びを再確認させられました。
また、新型コロナウイルスの影響から声出しの応援禁止という状況で、スタジアム内音声を流す工夫などあり、勝利の分かち合い方も新様式です。

 しかしながら、真っ先観客を入れ、大声可能な欧州を見てください。
 あの満員のスタジアムで、大声で推しのクラブを後押しできるあの幸せ。
 蜂の巣をつついたような、あの歓声、歓喜。ミスした時のため息さえも懐かしくなります。ましてや、移籍した選手が古巣スタジアムに乗り込む際のブーイングさえも懐かしいです。

 サッカーは感情のスポーツで、一瞬一瞬が感情の爆発です。あの歓喜の歌を「大分よりの使者」を大声で歌い、絶対に残留したいと思います。

スタジアムから笑って帰ろう。
クッソタレが原動力。
大分県民を笑顔に。

言霊は存在します。メロディーに乗せて、歌にして共有しましょう。

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いつも通り長くなっちゃいましたね。
お付き合いいただきありがとうございました。
note作成中に飲むコーヒー1杯からでのサポートをいただければ喜びます、、、

それではこのへんで、、、

ばいころまる〜

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