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育て直し 7月24日(日) 小声になったのは、人の気持ちを考えたから


【日記】 七瀬が食事をしているときに、わざとではないが手があたって、茶碗をひっくり返してしまった。お母さんが、少しイライラして叱っている。最近、助産婦の仕事が忙しくて疲れているのも重なっている。
「うん、もーー、七瀬。仕方ない子やね。」
「もーー、片付けるのたいへんでしょう。」
「もーー、代わりのごはんないよ。どうするの?」
それを聞いていた梓が、わざわざ席を立って私の方まで来て小さな声で一言言ってきた。👨‍🎓
「お母さん、牛みたいやな。」
「同感です」といいたかったが、「お母さん、疲れてるんだよ、きっと」と言っておいた。

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【解説】 この『小さな声で』というところを、「想像」「共感」でしっかり褒めて上げましょう。褒めることで、「怒られるから小さな声で話す」のではなく、「相手の人の気持ちを考えて小さな声で話す」になるからです。

【セリフ】
「本当だね。お母さんは牛みたいだね。鳴き声そっくり(「共感」)。でも梓、偉いね。そんなことを大きな声でいうと、お母さんが嫌な気持ちになると思って、ワザワザお父さんのところに来て小さい声で話しているんだね(「想像」)。よく考えたね。偉いね(「共感」)。最近、お母さん疲れているから、なんかあったらお手伝いしてあげてね(「覚えて」)。」


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