1930年 沖縄からフィリピンに移住した曽祖父の仲田源造について
1930年、沖縄からフィリピンに移住した、曽祖父の仲田源造について話を聞くために、祖母の実家のあった金武に向かい、親族に会った。沖縄海外移民の父、當山久三の記念館を見る。そこにあった記事と書籍、親族の話を簡単にまとめたものをメモしておく。
密航により二十七日間かけてダバオにたどり着いた源造らは、東耕地区のダグダングヮを任され、マニラ麻を栽培。フィリピンの労働者らを取りまとめるようになる。現地で妻ウシと共に8人の子どももうけ、当時としては裕福な生活をしていた。川沿いの家で、庭