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あの世の極楽で故人はどう過ごしているのか

阿弥陀経を読むと、故人は死後どんな世界にいるのか想像することができ、嬉しくなりました。

あの世で故人は朝早くから起きて、花を積んで、他の世界にいる10万億の仏を供養し、その後に極楽に帰りご飯を食べるとあります。

私たちが朝起きた時には、亡くなった祖父母や親や兄弟は、他の仏様を供養し終わって、一仕事終えたところかもしれませんね。

阿弥陀経で、あの世の生活を学んでから、
毎朝の仏壇でのお勤めで、
「お疲れ様です。今日もありがとうございます。お茶でも飲んでください」
と労い、お茶をお供えするようになりました。

また、判断に迷い、今後を左右する大きな決断をした日が亡くなった祖父の命日だったり、人生を導かれていることを感じざるを得ない出来事が節目節目で起こり、助けてもらっていると感じています。

亡くなることを、「先立つ」と言いますが、故人は先にあの世に旅立ち、阿弥陀様の元で修行をして、他の仏様を供養し、この世で迷っている子孫を導いてくれているのだろうと思います。

自分の努力以上の他力を感じる時、しかもそれが近しい故人の支えだと気がつくと、全てを救ってくれる仏様の慈悲を感じる。

阿弥陀仏様や他の偉い仏様は、忙しくて直接には助けてもらうことはないのだろうけど、その元で修行をしている縁のある故人が偉い仏様の代わりとなって、私達を助けてくれているんだと感じています。

死後の世界を教えてもらっていることと導きに改めて感謝したい。

人生で判断に迷う時など、導いてもらえるようにお墓参りやお盆・お彼岸の供養、節目にある法要、毎日の仏壇での朝夕にお茶を出し、お経をあげるお勤めをこれからも大事にしていきたいです。

このご時世や今年は、お盆は長雨でお墓参りに行けなかった方も多かったのではないでしょうか。

この大変な時期にお墓参りに来てくれるとご先祖様も喜んでくれると思います。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。

合掌





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