マガジンのカバー画像

「丹田の造り方」象気功マガジン

12
丹田とはなにか、丹田はどこにあるのか、丹田を造ると心身にどのような影響と効果をもたらすのか。
運営しているクリエイター

2024年5月の記事一覧

丹田の造り方「裏丹田・不安解消のチャクラ」図解入り・象気功

丹田の造り方「裏丹田・不安解消のチャクラ」図解入り・象気功

裏丹田(うらたんでん)は下腹の表丹田(おもてたんでん)の真裏にあり、後背部の尾てい骨の上の骨盤の中央のあたりの部位である。

つまり裏丹田は腰の中央、背骨の一番下に在る三角形の形をした骨の仙骨の位置である。

裏丹田は不安解消・精神安定に非常に効果の高い部位である。

裏丹田に意識を置くと些末な悩みや苦しみから逃れることができるのである。

裏丹田が拡張・拡大すればさらに精神は安定するのである。

もっとみる
丹田の造り方「表丹田・水垢離の劇的効果」図解入り・象気功

丹田の造り方「表丹田・水垢離の劇的効果」図解入り・象気功

寒中に滝に打たれる、あるいは寒中に冷水をかぶると病気が治る、アレルギー等の体質が改善すると言われているわけである。

水垢離を滝行と考えると日常から乖離して難しいことのように思えるが、某宗派の大荒行のように桶で頭から冷水をかぶると考えると風呂場でも行うことができるので、身近な修行法である。

ただし、12月から2月までの厳寒の時期に凍りそうな水をかぶるのである。

これは厳寒の時期に毎朝3年間に渡

もっとみる
丹田の造り方「表丹田・水垢離(滝行)」図解入り・象気功

丹田の造り方「表丹田・水垢離(滝行)」図解入り・象気功

水垢離(みずごり)は水行(みずぎょう)あるいは滝行とも称され、経典を唱えながら滝に打たれる修行で、主に密教や修験道、神道などで行われる修行法である。

水をかぶる修行法は古来より受け継がれ、水には霊力があり、身心の汚れを払うと各宗教で信じられており、仏教では六根清浄の方法として行われているのである。

冷水を浴びるという修行法は仏教に限らず神道・修験道などでも行われる人気の修行法である。

また、

もっとみる
丹田の造り方「表丹田・大音声」図解入り・象気功

丹田の造り方「表丹田・大音声」図解入り・象気功

大音声(だいおんじょう)とは「遠くまで響き渡る大きな声」ということである。

簡単にいうと全力で大声を出す、あるいはわめくことである。

とにかく大声でわめくわけである。

ただひたすらわめくのである。

わめくと勝手に表丹田ができるのである。

大音声は古来より丹田を造るための方法として、あるいは修行として行われてきたのである。

大音声は最も簡単で効果の絶大な丹田養成法である。

大声を出すと

もっとみる
丹田の造り方「表丹田・腹圧(はの呼吸法)」図解入り・象気功

丹田の造り方「表丹田・腹圧(はの呼吸法)」図解入り・象気功

腹圧は正しくは「腹腔内圧」と呼ばれ、横隔膜の下にある腹腔内の圧力を指す。

腹腔は消化器などの内臓が集まっている空間で、腹筋と横隔膜が収縮することで腹腔内の圧力が高まる。

この圧力によって内臓の働きが保ち、排便や排尿を助けるほか、内臓や全身に血液が流れる効果がある。

つまり、腹圧が高まるだけでも健康効果はあり、また、健康上においても重要な部位であるわけである。

その腹圧を利用して丹田を造るわ

もっとみる
丹田の造り方「表丹田・腹直筋」図解入り・象気功

丹田の造り方「表丹田・腹直筋」図解入り・象気功

最も簡単な丹田の造り方

腹直筋とは、腹部の前面(肋骨の下から骨にかけて)にある筋肉を指し、背中を前方に丸める体幹屈曲動作や正しい姿勢を維持するのに使われる筋肉である。

いわゆる腹筋運動で確認できる筋肉である。

その筋肉を利用して丹田を開くのである。

この方法は誰にでもできる最も簡単な「丹田の造り方」である。

その方法はいったいどのようなものか、いったいどのような効果があるのかということを

もっとみる
丹田の造り方「表丹田・意識で開く」図解入り・象気功

丹田の造り方「表丹田・意識で開く」図解入り・象気功

表丹田は臍下丹田あるいは気海丹田ともいわれるとおり、いわば丹田の代表的な部位である。

気功に限らず、スポーツや武道ではこの部位を重要視しているのである。

この部位を知ることにより、筋力や運動能力が向上し、またバランス能力が向上するのである。

さらに、小腸を中心とした臓器が活性化し、健康増進効果も大きいのである。

しかし、固く閉じて認識できないような極小丹田の場合は簡単には開かないし、なかな

もっとみる
丹田の造り方「氣の重さ」象気功

丹田の造り方「氣の重さ」象気功

俗に「軽い人」と「どっしりとした人」という言い方があるわけである。

「どっしりとした人」というのは、「どっしりと肚の据わった人」と言う言い方もされるのである。

もちろん実際の体重ではなく、知能の優劣や言動の軽薄でもなく、「一見して見た感じ」あるいは「印象」である。

まあ、ある程度の人生経験を経た方はご理解いただけると思うが、社会生活においては、「軽い人」は相手にされず軽んじられ、「どっしりと

もっとみる