ZION
2021年7月27日にコロナ陽性となり、その後急角度に重症化し、入院〜人工呼吸器装着の上、ICUでの10日間から生還した実際の物語です。
お久しぶりのZIONです! さて、表題の通りですが、新バンドLeminoreの1st Album "Doable Fantasy"が本日2023年2月16日より、全世界に向けてデジタルリリースされました。\(^o^)/ すでに主要サブスクサイト(Apple Music、Spotify)、ダウンロードサイト(Amazon Music、iTunes Store)より視聴、購入できますので、以下のリンクを是非チェックしてみてください! Leminore 公式サイト|アルバム詳細ペ
皆様ごきげんよう、ZIONです。 久々の投稿です。 さて、実は見出しの通り、12月23日より網膜剥離にて都内某所の病院にて緊急手術を行い、そのまま入院していました。ですが、今朝の検査で昨年のコロナ騒動の時、同様に「奇跡的な回復」を遂げ、なんとわずか5日間という最短コースで退院が決まりました。)^o^( とはいえ、この5日間の入院生活はなかなかシビアでした。。まず何よりもこの網膜剥離という病気の怖さです。 思い起こせば中学か高校の頃の健康診断の際に、母親と一緒に再検査に呼
昨年のデルタ株で重症化からの入院3週間・・という死ぬ目にあった者からすると、医療費の自己負担は案外恐ろしいかもです・・。 PCR検査だとかちょっとした薬の場合は大したことないと思いますが、私が経験した3週間の入院、その死の淵から生還した代償として、たしか後日明細を見てびっくりしましたが・・本来医療費が3百万近くかかっていた気がします。 もちろん全額公費でなんとかなったわけですが・・。次の変異株でまた恐ろしい重症化を引き起こすような進化を遂げてコロナウイルスが帰ってきた場合
あっという間の1年・・。 昨年の魔の3週間を思い出すだけで、今でも震えます・・。 (以下、昨年僕の身に起きたことです) ZIONです。久々の長文をポストします。 実は先月、2回目の感染(オミクロン)をしました。ですが症状自体は昨年の千分の1程度でした。ただし・・果たして3回目の際にまた強毒化していたら・・など考えると、世間一般的に普通はワクチンを打とう!なわけですが。 今世界1のワクチン接種国で、世界1の感染対策(マスク、手洗い、うがい、3密大作等)の日本が、世界1の感
■本作を作り終えてまず本作は全18話(1話15分〜20分)という、ラジオドラマ業界では前代未聞であり、江頭さん的に言うとすれば「アタオカ」な長さ、内容量です。 ざっくりいうと三幕に分かれていますが、第一幕は第1話〜7話までの「貧乏編」。そして第二幕が8話〜12話までの「空洞編」。最後に第三幕が13話〜18話までの「玉手箱編」という3部構成になります。(三幕目は本来、もっと分かりやすい別の言い方があるのですが・・。非常にデリケートなネタバレになるため、「玉手箱編」と表記しまし
ZIONです。一昨日退院して、わずか2日間だけですが母の家で療養しました。その2日間のおかげで母の手料理をがっつり食べて、フラフラしていた体もだいぶ体力を取り戻し、体重も10日間のICUで10kg減りましたが、今は2kg戻りました。 そして2時間ほど前にようやく自分の部屋(神楽坂)に戻ってきました。ちなみに戻った時点での室温はまさかの36度オーバー!頭おかしい室温ですよね。(笑)とりあえずすぐにあまり意味のない備え付けの冷房(送風機)と、自分でDIYして設置したスポットクラ
皆さんこんにちわ。日に日に体力を取り戻しつつあるZIONです!いよいよ明日の午前中に退院が決まりました!今の気分は「早くビールが飲みたい」です。(笑) さておき、最後に番外編として、入院中の笑えない笑い話シリーズを最後に記したいと思います。こっそり笑ってくださいね。 1:前歯がない ガーンですよね。(笑) 実は10年前に前歯をブリッジした際に、あまり良くない歯医者で治療してもらってこともあって、前歯でも左右で噛み合わせやグラつきが起きていました。特に右側です。この不安要素
ご報告です。本日めでたく酸素ボンベがとれました。予定では週明けには退院することになるかと思います。さておき、追記を記したいと思います。 今回、この病院では2月以来のICUでの重症化〜から抜管成功例として退院を目前としていますが、何よりもお世話になったのがリハビリの専門家であるKさん(別名亀仙人)と、Sさん(別名プロレス先生)の存在です。このお二方は理学療法士と、作業療法士という似て違う分野のリハビリのエキスパートです。 まず亀仙人には何よりも抜管直後に息を吹き返したすぐ、
今回で本闘病記も最終回にしたいと思います。食事が始まってからの僕は発症から既に3週間を経過して、24日という日数が経ってはいたが日に日に驚異的な速度で回復を重ねていった。鼻からのチューブも取れ、点滴も外れ、3つあった計器類も全て外れて、残るは酸素ボンベが取れれば退院の目処が立ちます。 担当医から聞いたここまでの経緯をざっくりと振り返って見たいと思います。7/27 発症日、8/3アパホテル療養先決定、同日2時間で血中酸素飽和度80%前後にて、某大田区の病院に救急搬送される。夜
ようやく安定期に入り始めた。いよいよナースステーション近くの個室から、大部屋に移動した。そんな僕にとって、毎日の苦痛の時間。それが食事の時間だった。なぜなら僕自身は鼻からのチューブによる栄養のみで、飲み物も食い物もまだまだ誤嚥性肺炎になる恐れがあると禁止されていた。よっていつも食事の時間は部屋中のみんなの食事の音を聞きながら、退屈そうに寝ているだけの日々。これが地味に辛かった。 「先生、飲み物とか食事とかまだダメなんですかね?」 「んー、数値的にまだ微妙だけど......
かくして僕は目覚めた。だがICU=集中治療室での日数が長かったことが入院期間を伸ばす羽目になるとは......。 翌日目覚めると息が吸いづらかった。どうも抜管した際に、「喉の中の胃瘻系の配線」がズレたみたいで、何度か先生に直してもらったが残念ながら痛くて仕方がない。 「すみません......。息を飲む度に痛いんですが、どうにかなりませんか」 「んー、これ以上はなあ......。また全部やり直しになる苦痛よりマシだと思うので、我慢するしかないですね」 とにかく我慢をする
10日間のICU内での治療の末に僕は目覚めた。とにかく火照るように体中が熱い。それを伝えたいが人工呼吸器を取り付けているが故に声が出せない。それよりも最初にパニックに陥ったのは、深夜のICU内を下から見上げると、目の前に何故か外人がいる。 「なぜインド人がいるんだ!? 深夜は外人が担当なのか?」 僕は彼に意識が戻り、何かを伝えようとすると彼は、紙のボードにペンを渡してくれた。そこに書けというのだろう。だがこのペン1本さえが持てない。手が鉛のように重たく文字が書けない。それ
週が開けて月曜日。日に日に咳も酷くなり不安に駆られる。だがこの日、いよいよ薬も切れることから、保健所から「オンライン受診可能なサービスを紹介する」と言われ、電話越しに薬を処方してもらい、それも家まで届けてくれた。少しだけ助かった。だが結局食料がないのも事実......。保健所からの定期的な連絡はあるが、症状も何も改善もせず、一抹の不安がよぎる。 「絶対にこのままではまずい......孤独死してしまう」 運命が変わったのはこの日の夕方。保健所の担当者から電話が鳴る。 「ホ
2021年7月28日深夜、目覚めると身体中が熱かった。 僕が住む部屋は水道橋駅まで一駅の飯田橋寄りの神楽坂にある。事務所までわずか1駅という条件のみで契約したとても立地的には最高の部屋だが、一つだけ決定的に残念なことがある......。それは何よりも「暑さ問題」だった。入居時の契約内容には「エアコン設置」とあったが、実際に住んでみると昭和初期の送風機なだけで、付けようが付けまいが室温は1度も変わらなかった。そんなこともあって、今年の夏には自分で簡易的なスポットクーラーを設置し
2021年7月27日(火)この日、僕は昼から新ビジネスへの金策案を話し合うべく、朝からパートナーと水道橋の事務所に出向いた。ちなみにこの日は奇しくも死んだ父の誕生日であり、私の小説第3作目の発売日でもある。もちろん外は相も変わらずの猛暑日であり、まさに茹だるような暑さだった。 「今日も暑いですね」 「そうですねえ。とりあえずサクッと打ち合わせでもしましょうか」 「はい」 午前11時頃に事務所に着くとまずはパートナーと簡単に打ち合せを行い、その後近所の弁当屋で弁当を買って事
皆さまお久しぶりです、永遠の18歳ZIONです。 いよいよ私の小説第三作目であり、今巷で話題の問題作でもある「ボク亀」こと「ボクちゃんと亀吉」の特設サイトがオープンしました。まだ出版開始前で現状あらすじしか見れませんが、すでにドメインも取得して公開中です。ぜひチェックしてみてください。https://boku-kame.com 今作の執筆をはじめたのは、たしかG.W連休直前の4月27日前後だった気がしますが、今回はじめてロケハン(or シナハン?)に行ってきました。場所は今