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呪いの呪文

さて、だいぶ筆無精だったので、ここ最近の闘病日記を・・。
実は先日またもや手術(右目)をしました。とりあえず無事手術を終えて、その後の検査も問題もなさそうなので、すでに包帯も外し眼帯モードで普通の生活を送っています。

★呪いの呪文

僕は中学生頃の学校の定期検査の際にひっかかり、母親と一緒に眼の件で医者に出向いた記憶がある。そしてそこで言われたのが「君は体質的に #白内障#緑内障#網膜剥離、その他の目の障害に、普通の人よりも何倍もかかりやすいので気をつけるように・・」という「呪いの言葉」をかけられ、はや30年以上・・・。 45歳を超えたある日、左目だけで夜空の白い街頭を見た際「あれ?・・何故か左目だけ光の周りが白くぼやけて見える」ことに気づく。

様子を見るも日に日に症状は悪化し、諦めて眼科に行くと「あー、白内障ですねえ。まだ年齢的に罹患する病気ではないのですが、やはり体質の問題ですね・・」と言われ、すぐに手術の手配をするために、聖路加病院に紹介状を書いてもらい、2019年の春頃に1度目の手術を終える。 これですべて解決かと言うと全然そうでもなく・・。左目の白内障の発覚とともに、右目もすでに軽く白内障は進行している上に、緑内障も発覚・・。

緑内障は現在医学では治療できない病気だと知っていたのでかなり凹むものの、先生には「でも今は進行を止めることはできるので、まだ視野の欠損が始まる前のこのタイミングで発覚して運が良かったですよ」と諭される。

★網膜剥離の発覚、連鎖する目の病気

それからは3ヶ月〜6ヶ月おきに眼科の定期検診に通っていたのだけど、昨年末には突然左目端っこの方の視野が真っ黒になっていることに気づく。2日後に眼科に行くと先生も顔を真っ青にして30年前の「呪いの呪文」にあった一番恐ろしい「網膜剥離」が発覚。 即入院、数時間後に手術。運良く4日間の最短日数で退院できたけど、先生曰く「あと2日遅れていたら失明していたかもしれません・・」と背筋が冷える。

これでもう何も起きないかと思えば・・。この半年ほど異常に眼が見えづらくなりはじめ、最初は夕方以降物が2重に見えたりする程度だったのが、だんだんと早い時間に見えづらくなり・・。ここ最近はモニターを30分〜1時間もみるとほぼ半分以下の視力になる感じで、3週間前に眼科で再度精密検査をすると・・。「#黄斑前膜症」という、病気が発覚。

これは視力にとても関係する気管の病気で、どのみち右目の白内障もだいぶ進行していたので、またもや聖路加で3度めの精密検査・・。 担当医いわく「たしかに黄斑前膜症ですが、網膜部分の手術になるので、今すぐやる必要があるかというと悩みどころです・・」と言われる。 で、最終的に右目の白内障、右目の黄斑前膜症、そして左目の瞼が下がる整形外科手術の #眼瞼下垂症 の3つの手術が必要であることがわかる・・。

★医療費問題

眼瞼下垂症は保険適用で片眼2.5万と比較的安価なんだけど、白内障は保険で10万弱、黄斑前膜症は5日間の入院と15万ほどの手術代+入院費で、合計30万超えの網膜剥離と同等の費用がかかると言われる・・。

全部足すと50万近い医療費が必要なんだけど、事務所を移転したはいいが、なかなかすぐには軌道にのらない今。一番仕事でも金が必要な時に、こういう突然降って湧く臨時出費・・。

正直、涙しか出ません。( T_T)\(^-^ )

★まとめ、今後について

とまあながながと病気自慢というか、愚痴を書いてしまいましたが、考え方を変えると「早くに発覚して、なんだかんだ直っている」ということでしょうか。物は見方によってすべて変わってくるとも言えます。 世の中には突然発症して、すぐに亡くなってしまう方や、数ヶ月で・・とか、上を見ればキリがないほど色んな病気や問題があります。

とはいえ一番大変な時にそんな悠長なことも言っていられないのですが、自分なりに「そんな今を納得」する必要があるのだろうとよく思います。

最後に #デビルマリア の原作や、#ラジオドラマ に関してですが、この眼の問題と事務所移転のあれこれで第6話を最後に制作が止まっています。 また右目に関しては黄斑前膜症の手術をしていないので、物が少し歪んで見えます。でも白内障手術が功を奏したのか、以前は見えなかった25cm位の距離でのスマホ操作等ができるようになり、モニターに顔を近づければだいぶ見えるようになりました。 気持ち的には「年内中に原作を完成」させたい気持ちはあります。そして年明けからまたラジオドラマ版「デビルマリア」の第7話以降の制作を進めたく思ってはいます。

全てはこの眼の状況次第になりますが、関係者、リスナーの皆様、今しばらくお待ち下さい。よろしくお願いします。
2023.11.4 ZION

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