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〈ネタバレ無し〉映画級の実話!憎しみに居場所無し!『ブラッククランズマン』感想🎬

〈俺たちがすべてを暴く〉

どうも!じきどらむです!

3月11日に行われた『ブラッククランズマン』の試写会に参加してきました!

イベントはかなり前に行われましたが、映画はまだ劇場で見れるのでこの映画の魅力を書きます!

さぁ!みんなも一緒にブラックパワー

公式予告はこちらになります⤵︎


予告はかなり面白く作られていてますがこの映画の魅力はこれだけではありません!

もちろんコメディーよりに描かれているところも沢山ありますが、現代の時代に描かなければならない政治的な問題を世界に発信している映画でもあります。


簡単なあらすじ

ロン・ストールワースが白人至上主義団体「KKK(クー・クラックス・クラン)」潜入捜査した実話をつづった同名のノンフィクション小説を映画化しました。

1970年代半ば、アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスの警察署でロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は初の黒人刑事として採用されました。

署内の白人刑事から冷遇されるも捜査に燃えるロンは、情報部に配属されると、新聞広告に掲載されていた過激な白人至上主義団体KKK<クー・クラックス・クラン>のメンバー募集に電話をかけました。

自ら黒人でありながら電話で徹底的に黒人差別発言を繰り返し、入会の面接まで進んでしまう。騒然とする所内の一同が思うことはひとつ。

KKKに黒人がどうやって会うんだ?


そこで同僚の白人刑事フリップ・ジマーマン(アダム・ドライバー)に白羽の矢が立つ。電話はロン、KKKとの直接対面はフリップが担当し、二人で一人の人物を演じることに。任務は過激派団体KKKの内部調査と行動を見張ること。果たして、型破りな刑事コンビは大胆不敵な潜入捜査を成し遂げることができるのか⁉︎

一番初めに予告を見たときに「黒人撲滅組織に黒人が加入したの⁉︎矛盾していて面白そう!」と思ったんですよ(笑)本編、見ると印象がガラリと変わり裏切られた感はありましたが関心する内容でとても心に訴えかけられました!

数多くの映画賞を受賞!

〈アカデミー賞脚色賞受賞!〉
〈ゴールデングローブ賞ノミネート!〉
〈カンヌ映画祭グランプリ受賞!〉

実際にこのKKKに潜入した黒人刑事のロンが書き上げた小説を原作にしているのですが、映画の原作を受け取ったスパイク・リー監督は督は「盲目の黒人が自分が白人であると勘違いしてKKKに加入するコメディ」だと思っていたようです(笑)

そして「笑える映画にしろ」とだけ伝えられ試行錯誤をしてこの映画を完成させたそうです!

このような努力の末に数多くの映画賞を手にしたんですね!

映画と実話の活かし方

よくある刑事同士のバディ映画だと思っていたが予想を大きく裏切られた。この映画は過去から一切変わらず今も起こり続けている黒人主義と白人主義のリアルを描いた作品でした!

映画として笑える場面も多く、中盤までは「あぁやっぱ予告通り面白い映画だ!」と思っていた。

だが終盤になるにつれ、コレは
“映画”ではなく“真実”なんだと改めて自覚出来る。現在も無くならず世界中の問題となっている黒人と白人の壁を再度世界の人に認識させるには映画を作り、その中で語るしかないのだ。

その“映画”“実話”の両方を上手に活かした作品であると感じました!

憎しみに居場所無し

白人と黒人の戦いを我々黄色人種の日本人が見ると、どちらにも加担しない第三者目線から物事を見れるが、実際の問題どちらの肩を持つことは許されないのだと感じる。

白人も黒人も己らの信念を持ち、仲間を殺されたり侮辱されたりしながら何十年も争ってきて現在に至る。

日本でこの手の社会派作品を作るとすぐ問題作扱いされ批判の嵐になると思われる。

国の人間は我々民間人に真実を肯定されるのが怖いのだろう。政治家を真似て侮辱する作品や労働悪や真実に切り込む作品がこの世には数多あるのに、日本では作らない。邦画と洋画の大きな違いはそこだと私は思う。

少し真面目に書いてしまいました(笑)              すいません(・;´д` ;)

主演キャストの抜擢理由

本作で主人公のロン・ストールワース(黒人刑事)を演じたジョン・デビッド・ワシントンの父親は何とあのデンゼル・ワシントンなんです!

デンゼル・ワシントンは、まさにアメリカ映画界において黒人差別と闘い続けてきた人物ですし、彼がその遺志を継ぐ者と今作に出演した意味はかなり大きいと感じます!

ジョン・デビッド・ワシントンは本作でゴールデングローブ賞の主演男優賞にノミネートなどをし、高い評価を獲得しました!


また、主人公のロンの相棒となるフリップを(白人刑事)を演じたのはアダム・ドライバーでした!

アダムは『ローガンラッキー』や『スターウォーズ』にもでメインで出演してるが、警官から犯罪者そして悪役と演技の幅が広く何を観ていてもアダムの演技に違和感を感じず映画に集中できました!

貰った非売品プレスシート

試写会会場ではマスコミ用のプレスシート(非売品パンフレット)が配れました!

オモテ面のデザインはKKKに式典に参加するときに頭に装着する被り物をロンが被っているシャレの効いたデザインに仕上がっています!

またウラ面のデザインはシンプルながらオモテ面のロゴ感が出ていて可愛らしさとデザインがまとまとまっている感がしますね!


⬆︎オモテ面

⬆︎ウラ面

まとめ

『ブラッククランズマン』★★★★☆

コメディー作品かと思いきや政治に訴えた作品で裏切られた感じもあったが、映画でしか表現できない”真実”を伝えられた!

この手の映画は日本では製作しても大手の映画館では見れないと思うので、かなり貴重な映画であると感じた!

最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!

   『ブラッククランズマン』公式サイト                 ©2018 FOCUS FEATURES LLC, ALL RIGHTS RESERVED.
ユニバーサル映画 配給:パルコ 宣伝:スキップ&NPC

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