【雑感】会社批判や不満への考え方
<おじさんDX Vol 616>
冒頭に誰もが理想とする会社は無いと思っています。
こうした際に、程度の差こそあれ会社批判や不満のような話題が出るコトもあります。
✅腐ったミカン論
私もかつてはそう思っていましたが、視点を変えるとあながちそう言えないのです。とは言え、不満を周囲に巻き散らかし、職場の雰囲気や士気を低下させるのは良くないコトに変わりありません。
対策で仮に腐ったミカンを早期に排除したとします。
内容にもよりますが、その組織の課題は解決したのでしょうか。
腐ったミカン論で会社批判をしていた特定の人物を排除したとしても、表面化しにくくなるだけなのです。さらに忖度、同調などで固まった組織というのは、全体が間違っている可能性も捨てきれないのです。
更にミカンは勝手に腐ったのでしょうか。
それとも腐っている状態で入手したのでしょうか。
個人的に排除だけでは、何も解決しないばかりか、会社のご都合主義のような気がしてなりません。
✅会社批判への対応
会社批判への対応は、封じ込めるだけでは無意味です。
実際私が現場から聞いた批判や不満の内容は、意見とも取れる内容もありましたし、より良い環境で働きたいという働くヒトの本音だったりもします。
中には、批判好きな方も居ますが、それでも「話は聞いてみないと分からない」のです。
頭ごなしで封じ込めるのは、北風と太陽の話に例えると、北風です。
個人的にこの位の話はよくあると思っています😁
実際にとある従業員が、不満を漏らしている…。と聞きました。
話を聞くと「もう少し従業員に感謝や労いがあっても…」「仕事の進め方が...」という話でした。確認こそしていませんが、経営者も上司もその話を聞いて気分が良いものではないでしょう。
しかし、内省すべき点はなかったのでしょうか。
こんな話を上層部にすると、私も同類と思われてしまいますが、強い組織を作るには、労使双方の協力が不可欠なのはお互い理解していながら、一方で強制的に方向性を変えるのは逆効果と思うのです。
従順、忠誠…。
一見そう見える従業員でも、心の中までは分かりません。
反省すべき点は反省
改善すべき点は改善
すぐには出来ないかも知れませんが、真摯に取り組む姿勢は見せたいものです。
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