【働き方】やったコトは自分に返ってくる...因果応報
<おじさんDX Vol 537>
先日、市内を散策していると、作業員の方が路肩で電柱の工事をしていました。
どこかで見たことにある会社名だな...と思っていたのですが、「〇〇さん(私のこと)」と呼ぶ声がしたので、振り返ると、そこにはかつて一緒に仕事をした後輩が居ました。
そういや彼は、電気工事会社に勤務し、その後独立してからもう15年近くになっている。私の記憶にある若々しい彼ではなく、すっかりおっさんになっていたのです。
彼からは、
独立して本人は小さいちっぽけな会社と謙遜しますが、従業員を雇用し経営しているのですから、彼は私なんかよりもずっと立派です。それに元気そうで何よりでした。
✅昔話
昔話で申し訳ないのですが、当時勤務していた職場での後輩である彼。
今から思えば、なかなか肝の据わった人物でしたが、上司にいつも怒られていました。
理不尽に怒られれば、ちょっと反論したくなる気持ちも理解出来ますが、彼の本音は「早く終わらないかな」だそうで、上司の話した内容は殆ど聞いていなかったそうです。
この上司は「強く出る者に弱い」のです。
それを知ってか知らずか、私はこの上司から怒られたコトがありませんでした。むしろ機嫌を取るような人物でした。
その日は、顧客とトラブルがあってご機嫌斜めな上司。
空気を読まずに後輩が、単月の売り上げ目標を達成したことを上司に「褒めてくださいよ~」という発言が、上司の怒りのスイッチを入れてしまい...。
後輩は、憮然とした表情で「あっ...そうですか...」と、席に戻りました。
かわいそうな後輩(笑)
✅大人げない上司と大人な若手
だが、この彼のもう一つの顔を上司は知らないのです。
彼は、若かりし頃やんちゃな人物でした。私も偶然知ったのですが、その地域で名の通った人物ということを聞いたのがきっかけです。
理不尽な上司とは言え暴力沙汰になれば、彼の人生が狂う結果になるかも知れません。私も時折彼が怒鳴られて、その内容も怒り方も無茶苦茶と思っていました。
いつか...この上司と決着をつけないとな…。そう思っていました。
✅上司の本音と本質
そんな折、彼が仕事でミスをしたのです。
本人も謝罪をしていますし、お客様には私をはじめ他のスタッフで対応済みですからそう怒鳴り散らす必要はないのですが、その日はいつにも増して、上司の怒りが収まりません。
彼も「はい」「はい」と返事をしていましたが、そのうち声のトーンが段々と変化していきます。
これは、まずいな…と察した私は、両者の間に入りますが、その怒りの矛先が私に向いてきたのです。
時効と思いますので書きますが、私もこの上司には言いたいコトが沢山ありましたので、淡々とこれまでの事実を伝えました。
売上を作らない・作れない。
仕事をしない・仕事を教えない。
職場の雰囲気を悪くする。
責任を取らない。
すでに業務のほとんどは、上司がかかわっていない状態でした。
✅因果応報とはよく言ったものです
その後勤務していた会社の組織変更により、その上司はそれまでの働きを本部が知ることになり、地方へ左遷されていきました。
役職も解任され一般職となり、再教育だそうです。
その後どうも彼が当時勤務していた会社に求人募集で行ったみたいですが、履歴書にある職歴から同じ会社で働いていたとなると、どのような人なのか、彼は勤務先から聞かれたそうです。
彼が、元上司のコトをどう伝えたのかは聞いていませんが、何となく想像がつきます。狭い地方都市ですので、どこで誰が誰と繋がっているか…世間は狭いです。
しばらくして、その元上司が、破産したと人伝に聞きました。
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