見出し画像

今クールで一番王道な作品かも。「ブラックペアン シーズン2」第1話感想

やっぱ日曜劇場は安定感がありますねー。

STORY:
東城大学医学部付属病院の病院長となった佐伯清剛(内野聖陽)は、心臓外科に特化した新病院の開業計画を進めていた。彼が次に狙うのは全日本医学会会長の座だ。
心臓血管外科医の世良雅志(竹内涼真)は佐伯から、オーストラリアの学会に出席し、ゴールドコーストのハートセンターで働く天城雪彦という医師に渡すよう、一通の手紙を預かる。
先輩医師の垣谷雄次(内村遥)と渡豪した世良は、ゴールドコーストのビーチで意識を失った少年を見つけ、応急処置をすることに。なかなか意識の戻らない少年に戸惑う垣谷の前に、謎の男が現れる。彼のアドバイスで少年は一命を取り留めたのだった。
その後、学会に出席する世良たちだったが、天城には会えずじまい・・・。
落胆する2人は、天城を探しに渡豪してきたというパク・ソヒョン(チェ・ジウ)と息子のミンジェ(キム・ムジュン)に出会う。
やがて天城が競馬場にいることがわかり、世良、垣谷、ミンジェの3人で向かうことになったが、そこにいたのは6年前に東城大を去った渡海征司郎と瓜二つの謎の男。彼こそが医療界ではディアブル(悪魔)と呼ばれ、人も金をももてあそぶ世界的天才外科医・天城雪彦(二宮和也)だった・・・。

https://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/story/ep1.html

という訳で、満を持してスタートした「ブラックペアン」続編。
初回視聴率11.8%と、今クールの作品の中では圧倒的な強さを見せました。

実際、第1話は面白かったです。
フジテレビ月9「海のはじまり」とか、木10「ギークス」とかも観てますけど、この作品が圧倒的に王道。最も苦手な人が少ない作風なんじゃないかと思います。

海外ロケで生み出された壮大なスケール、豪華なキャスト、どこか影のある天才医師の活躍…どこをとっても期待を裏切らない出来でしたね。

主演俳優に登り詰めた竹内涼真を含め主要キャストが全員続投しているのが素晴らしいことはもちろん、やっぱりこれだけのキャストを従えて圧倒的な主演感を醸成できるニノは流石だなーって思いました。これぞ主演俳優です。

前作の主人公・渡海先生と別人役ということで最初はえー!って思いましたけど、新規ファンも引き込むことを考えるとこういう設定の方が逆に良かったのかもしれないですね。

竹内涼真の前作からの成長っぷりも丁度良いです。
テンパることはないけど、一人で全てを成し遂げる程のベテランにはなっていない。実にリアリティのある成長っぷり。
他の前作キャストは顔見せ程度の登場でしたけど、みんなそれぞれに存在感があって今後の展開に期待できそうです。

物語の一番の引きは、やはり天城と渡海の関係性ですね。
瓜二つの彼らが無関係とは思える視聴者はいないですし、当然何かしら設定を仕込んでくる。

視聴者の誰もが『何かあるだろうな』と思っている状態で、その期待を裏切らないような展開を作っていくのは中々難しいことです。
この視聴者の期待を裏切らない展開を作れるかどうかが、本作成功の一番の成功のカギになってきそうです。
ひとまずは次回に期待したいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?