三谷乃亜

生まれも育ちも北海道。甘味・猫・かぼちゃが大好き。 基本食べ物のことばかり書いています…

三谷乃亜

生まれも育ちも北海道。甘味・猫・かぼちゃが大好き。 基本食べ物のことばかり書いています。眠くても朝食が食べたいから起きる、そんな感じです。 BOOTH(https://zasshu-amesho.booth.pm/)で『ほんじつの4食目』販売中。 (アイコン:ねこのうみちひろ作)

マガジン

  • 食べものの話

    自然と熱量高めになっております。

  • シェイク飲み比べ

    チェーン店等のシェイクを飲んだ記録です。 暑い日はシェイクを飲んでエネルギー補給しましょう。

  • エッセイ

    日常のあれこれについての記事です。 食べ物以外をまとめています。

  • 猫の話

    全編通してのテーマは「猫、可愛い」です。気付いたらそうなっていました。

  • 詩・ショートショート

    想像の世界を主にまとめています

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ミルクレープに翻弄される

年中無休でかぼちゃタルトを提供してくださっている素晴らしいカフェ、ドトールコーヒー様。 なんと期間限定メニューでもかぼちゃケーキを販売されたとのこと。これは何としても行かねばなるまい! かぼちゃへのご愛顧に感謝したいという気持ち、そして間違いなく美味しいだろうという絶大な信頼感が私をドトールへと向かわせたのである。 しかしそれは自分の意思だけではなく、見えない力も作用した結果だった。 ***** 実はその日、販売期間的にコメダへの訪問を予定していた。しかし、ドアの前

    • 突き詰めるということ 〜ごまあんぱんを添えて〜

      ピンポンパンポーン こちらは、ごまあんぱん普及委員会です。 広報部より、お知らせします。 現在、セイコーマートにて、「ごまあんぱん」が販売中です。 香ばしい黒ごまと、北海道産小豆を使用したごまあんが、しっとり質感のパンに包まれています。 セイコーマートがお近くにあるかたは、パンコーナーへ直行しましょう。 以上、ごまあんぱん普及委員会からのお知らせでした。 ピンポンパンポーン *** もう言いたいことは済んでしまったのだが、さすがに放送だけでは味気ないだろうとい

      • お疲れさまです!『甘味と猫。』第6号を配信しました😊 セブンプリントB5判(93043865)、5月3日までです! GWのお供にいかがでしょう……。

        • だって10円パンがなかったから

          何にしたって、流行りものには即座に乗れない”たち”なのだ。 アニメや漫画はそもそも見る習慣がないので百歩譲るとして、フード&ドリンクはどうなのか。食べ物のことを日々書いているのなら、積極的に参加していったほうがいいはずなのに。 しかしそうは問屋が卸さない。元来の天邪鬼体質、予算との兼ね合い、カロリーとの壮絶な闘いなど、ハードルはいくらでもある。 ハードルと言っても”飛び越える”というよりは”説得する”に近い。 「天邪鬼な私」、「大蔵省の私」、そして「太りたくないマンの

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        • 突き詰めるということ 〜ごまあんぱんを添えて〜

        • お疲れさまです!『甘味と猫。』第6号を配信しました😊 セブンプリントB5判(93043865)、5月3日までです! GWのお供にいかがでしょう……。

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        記事

          岩塚製菓の「味しらべ」にかぼちゃ味が出ただと?

          買う・買わない、食べたい・食べたくないは別にして、無意識に反応してしまう単語、すなわち「かぼちゃ」。 そのかぼちゃレーダーが、スーパーの菓子コーナーで急に作動した。 *** そこはメイン通路に面した、棚の端っこ。 野菜売り場でもないし、かぼちゃスイーツの時期でもない。 おそらくいつもの空目だろうと思いつつ、通り過ぎかけた身体を高速で90度回転させた。 しかしそこにあったのは、見まごうことなき「かぼちゃ」の文字。しかもそのかぼちゃ菓子が何列にもなって並んでいたのであ

          岩塚製菓の「味しらべ」にかぼちゃ味が出ただと?

          キーマカレー、ライス抜きで

          バイオリズム的なものなのかもしれないが、私は月のうちで「どうにもお腹が空いて仕方がない」数日間と「普段の量でもお腹が張って1日中苦しい」数日間がある。 たいていの場合、食べても空腹期→空腹行方不明期という流れで、本日後者が到来した。でも食べないとダメだし、というか食べたいので、朝と昼はいつものように食パンにマーガリンをぬりっと塗ってもふもふ食べていた。 しかし朝・昼分が思うように消化されないのと、白米への情熱がさほどないため、夕飯のモチベーションはだいぶ低くなる。 作り

          キーマカレー、ライス抜きで

          22日はシェイク半額です【ラッキーピエロ】

          今でこそおしゃれ高級ハンバーガーショップも増えてきたが、函館でハンバーガーといえばラッキーピエロ一強みたいなところがあった。その昔、某チェーン店も恐れをなして撤退したことがあるとかないとか……。 観光地や主要道路沿線は休日になると駐車場はパンパン。店前にまで列が伸びていることもある。 飲食店は継続が特に難しいと思うのだが、物心ついたころからずっと光景が変わっていないのは本当にすごい。観光色が強くなったことに関しては少し複雑な気持ちではあるけども、それによって大勢の人が来て

          22日はシェイク半額です【ラッキーピエロ】

          紅茶×アプリコットという奇跡【赤城:アイスパフェ】

          子どもの頃、パフェに求めることは第1にアイス、第2にアイスだった。 生クリームよりもソフトクリーム。コーンフレークを入れるくらいなら下までびっちりアイスにしてくれ、と思っていた。つまり、大量にアイスが食べたかったのである。 そのため、スーパーやコンビニで売っている大きなパフェアイスは常に憧れだった。たまに買ってもらえることがあって、チョコばかり選んでいた記憶がある。 「たまに」のことだから、冒険はしたくなかったのかもしれない。好みじゃないとなると、そのサイズ感ゆえ途端に

          紅茶×アプリコットという奇跡【赤城:アイスパフェ】

          ラジオで20年ぶりに再会した曲

          運転中は、好きな曲を詰め合わせたCDをヘビロテしている。 しかしここ数日は、久々にFMラジオをかけてみていた。 テレビもスマホもパソコンも、見たいもの・聞きたいものを自分で選ぶ。その結果、自分にとって心地良い情報しか入ってこない。 「好き」だけを周りに従えることで安心していたが、予期せぬものも少しくらい入れないと何かが狭くなっていくような気がする。だから試しにラジオをつけてみたのだった。 **** 先日車を走らせていたときは、音楽番組の時間だった。 パーソナリティ

          ラジオで20年ぶりに再会した曲

          アールグレイがぶ飲み

          コーヒー党の両親のもとで育ち、両方の祖父母の家で小さい頃から緑茶を飲んできた私は、気づいたら紅茶党になっていた。一体何があった。 幼い頃に行った紅茶専門店の雰囲気やそこで飲んだティーパンチ(アルコール抜き)がいたく気に入ったとか、QUEENきっかけでイギリス贔屓になり、さらに伝統的文化のテイストが性に合ったとか、そのへんが理由な気がしている。 子どもの頃はイギリス紀行本を読み漁っていたのだが、特に林望『イギリスはおいしい』(文春文庫)と王由由『Yuyuのイングランドおいし

          アールグレイがぶ飲み

          黒ごまきな粉ラテ、自分で作れるのでは

          黒ごま好きであることはこれまでにも何度か申し上げてきたが、きな粉も好きだったりする。 学生時代に個人的ブームが到来していたことがあって、すりごまと同じようにきな粉を常備し、すりごまと違って直で食べていたことがあった。 何かに和えるとかトッピングするとかせず、小皿に入れたのをスプーンですくって口に運んでいく。美味しいしヘルシーだしということで、小腹が空いたときや口寂しいときに重宝した。 しかし呼吸のタイミングを間違えるとむせるので、良い子のみんなは真似しないほうがいいと思

          黒ごまきな粉ラテ、自分で作れるのでは

          バニラモナカがパリッパリにリニューアルしただと?

          モナカジャンボスキーのみなさんに問いたい。 バニラモナカジャンボのモナカはパリパリ率が低くはないだろうか、と。 しかし、喜んでほしい。 モナカジャンボスキーのみなさんは既にご存じかもしれないが、この度バニラモナカジャンボはパリパリを通り越して「パリパリッ」になるべくリニューアルされる。 上記記事によると、このリニューアルにより「両製品ともに『パリパリッ』食感を訴求する商品となる」らしい。 ちょっとここで引っかかってしまったのだが、それなら以前搭載された「チョコの壁」

          バニラモナカがパリッパリにリニューアルしただと?

          アイス専用スプーン、遂に導入

          何年間も、毎日と言っていいほどアイスを食べてきた。夏も冬も、春も秋も。 しかしこれまで周辺機器、例えばスプーンや……スプーンしか思いつかないが、とにかくアイス以外への意識はかなり低かった。 毎日となると、もはやルーティンである。 ルーティンというのはたいてい、より快適にできるよう改良を重ねていくもの。 掃除のハードルを下げるために至る所に布巾を置いてみたり、掃除用具エリア自体を使いやすくしてみたり。料理がしやすくなるよう調味料や器具の位置を変えてみたり(例が家事労働者

          アイス専用スプーン、遂に導入

          あの2時間、私はお姫さまだった

          おそらく2年ぶりに美容院へ行ってきた。 随分ご無沙汰になってしまったが、別に美容院が苦手なわけではない。むしろ数カ月おきにでも行きたいくらいだ。 しかしお財布事情を考えたとき、残念ながらヘアケアは後回しになってしまいがち。 ショートヘアや派手髪なら否が応でも定期的に行くことになるだろうけど、私はロングヘアが基本だし(一時期ボブっぽくしたけど結局伸びるに任せてしまった)、前回入れたのはブリーチ無しの赤茶。黒髪が伸びてきてもそこまで悪目立ちしなかった。たぶん。 定期的に髪

          あの2時間、私はお姫さまだった

          私はオムライスがいいや

          オムライスが食べたいなあ、と思う。 分厚いたまごを頬張りたいのか、ケチャップライスの甘酸っぱいコッテリを欲しているのか。 どちらかだけならオムレツかチキンライスで事足りるだろうから、両方ともなのだろう。チキンライスでいいや、は通用しません。たまごを携えて出直してきてください。 **** ご飯メインのメニューはご飯の量が多くなるため、白米削り隊の私はなかなか作れない。そこにたまごの高騰が加わって、自分で最後に作ったのはいつの頃だったか、全然思い出せない。 自分で作った

          私はオムライスがいいや

          「この本を買うのは運命だった」と言わざるを得ない

          約1ヶ月前、書店でたまたま目に留まった本。 なぜ目に留まったかは覚えていない。しかし、表紙の海苔巻きと、帯にあった「台所日記」という文言、コメントが知っている人だったというところに惹かれたのかもしれない。 と言いつつ、買うまでには至らなかった。しかしそれをずっと気にかけてもいた。題名も作者も覚えていないその本を、やっぱり買えばよかったかもと思い続けていた。 なぜなら、何気なく開いたページに「赤パンプキン黄パンプキン砂糖にパイ」と書かれていたからである。 かぼちゃ、パン

          「この本を買うのは運命だった」と言わざるを得ない