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まるでハスカップジュースだったから……
以前に比べて、食べたり飲んだりするスピードが上がった気がする。生き急いでいるのかもしれない。
というのは冗談として、食べ物に関しては満腹中枢がはたらく前に食べねば!という気持ちも大きかったりする。
ティーン時代に培った、「満腹中枢、はよ仕事しろ」と言わんばかりの咀嚼30回。
どう考えても健康ムーブのそれを、30歳手前になって破壊しようとしている。しかも健康のために。人生って不思議なものですね。
飲み物に関してはもっと単純で、ただただ美味しいから。美味しいのにすぐ流れていっちゃうから、すぐ補給したくなっちゃうのだ。
ちなみにこれはアルコールにも適用される。
分解機能が弱いにもかかわらず、ジュースのようだと調子に乗ってグイグイ飲むとどうなるか。
そう、具合が悪くなります(当たり前)。
***
先日職場の飲み会に参加したのだが、最終的には持ち直したものの途中少し危うい場面があった。
せっかくだから珍しいのがいいなあと、フルーツ系サワーから1杯目をチョイス。なんの果物だったかな……2杯目は覚えているのだが、初手がまったく思い出せない。
しかしきっと美味しかったのだろう。グイグイ飲んだ。そして序盤ということもあって、胃の中もほとんどカラだった。
しかも『少食だから今後来る料理のためにセーブしないと』という気持ちと、『せっかく飲み会だから、”食べる”より”飲む”を優先したい』という気持ちが加わった結果、さらに加速していく飲み速度。
結果、今となっては記憶のほぼない1杯目で酔ってしまうという本末転倒な事態に。
しかし記憶がないのはそこだけ。2杯目の半分くらいで酔いを自覚したこと、3杯目のクリームソーダをアルコール中和の意味も込めて勢いよく飲んだところ、むしろ胃が一気に動いて悪化した、という経過ははっきり覚えている。人体って不思議なものですね(?)。
ここ最近で1番気持ち悪くなってしまい、バレないように姿勢を緩めたり体調不良を悟られないようにしたりするので精一杯。途中、左右前斜め全員が席を立つ(煙草や席移動)という状況になったのだが、むしろありがたいまであった。
客観的には「取り残されたヤツ」だし、こういうときは私も別の席に移動するのが正解なのかもしれない。しかし私に残された選択肢は"全力安静"のみ。まあ、体調不良じゃなくてもぼっちのままだったかもしれないけど。
全力安静の甲斐あって持ち直し、お開きまでには立ち歩けるまでになったとさ。
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……ということがあったのに、先日ゲットしたワインが美味しすぎて、ジュース並みのスピードで飲んでしまったんだよな(学習機能捨てちゃった?)。
せっかくなので紹介させてほしい。ジュースのごとくフルーティーで飲みやすいワインは、これだ!
![](https://assets.st-note.com/img/1719226858192-kvroONV53G.jpg?width=1200)
200ml、385円
よいとまけ(三星)のほか、いろはすでも採用されているハスカップ。厚真町の名産品である。
そしてワインを作ったのは「はこだてわいん」。北海道尽くしのフルーツワイン、お見知りおきを……。
フルーツ系とはいえ、ワインだからチャミスルのようにはいかないだろうと思っていたのだが、全然そんなことはなかった。
美味しいハスカップジュースだよこれ。アルコール度数も6%とワインにしては弱めだし、飲める飲める。
だとしても、私は6%をハイスピードで飲める身体のつくりをしていない。結果、半分(100ml)もいかないうちに打ち止めとなってしまった。悔しい悲しい。
グラスにすぐ口を付けるのではなく、クルクル回すだけのターンがあるくらい、余裕を持って生きていきたい。
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