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ミルポワかもしれない




市販品やレストランのかぼちゃスープが時々かぼちゃっぽくない現象、その理由が今夜判明した気がする。

たぶん、「ミルポワ」ってやつだ。


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ミルポワとは、香味野菜を小さくカットしてじっくり炒めた、料理のベースとなるもの。


Wikipediaによると、この調理法を確立させた料理人が仕えていた「ミルポワ公」が名前の由来だそう。だいたいルイ15世統治下時代のことである。



私がミルポワの存在を知ったのは、大事にとっておきすぎて賞味期限が切れたキャンベルのかぼちゃスープをあけたときのこと。


作る前に原材料を確認したところ、かぼちゃ、小麦粉、砂糖ときて、4番めにミルポワという文字列を発見したのである。


初めて見る単語に「なにやつ?」となるも、すぐ横に答えが提示されていた。括弧のなかに御座しますは、ニンジンやセロリなど計5種の野菜である。

キャンベルは「ミルポア」表記。
だから最初はこれで検索したのだけど、Googleに訂正されてしまった。



それを確認した瞬間、「あ、コーンスープっぽい現象って、もしかしてこれか?」とピン!ときたわけですな(誰)。



そして実際に飲んでみて、ほぼ確信へと変わった。うん、ゴリゴリのかぼちゃというよりも、いろんな味が混ざり合ったまろやかなタイプだ。


私はこれをコーンスープと認識してしまうのだ。本物のコーンスープはこういう味でないのに、なぜかコーンスープだ!と思ってしまうんだよな。


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ミルポワが入っているということは、いろんな食材を使ってくれて、なおかつ時間もたっぷりかけてくれている。


つまり、母お手製のかぼちゃ&玉ねぎスープや、私が前に作ったかぼちゃオンリースープよりも手間暇食材かかっているはずなのだ。


それなのに、これはかぼちゃスープじゃない!コーンスープだ!(違う)と嘆いてしまってさ……。作り甲斐ってもんがないよね。


ただ、かぼちゃに関してはさすがに折れるわけにはいかない(?)。なのでゴリゴリを確実に飲みたいときは、三谷家で解決しようと思います。




※誤解のないように申し上げると、市販でもゴリゴリは存在している。「じっくりコトコト」は裏切らない。


※クノールのチーズパン入りカップスープもおすすめ。パンにチーズ入れるの、他のメーカーもやってほしいくらい天才の所業だと思う。



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