書いてしあわせになるの向こう側~第6回講義・京都ライター塾~
京都ライター塾、第6回の講義は「新規仕事を得るために」。本講座の方々は、シェアオフィスでの対面講義です。
どんな感じのところだろうと想像しながら、動画を拝見しました。今後ライターとして仕事をしていくために、一番大切な「仕事を得る方法」の講義をレポートします。
フリーライターのメリット・デメリットとは?
江角さんが思うフリーライターのメリットとデメリットのお話がありました。私自身も昨年から専業フリーランス(在宅ワーカー)として働いているため、共感する内容が多かったです。
フリーライターのメリット
江角さんが4点のメリットを上げたのですが、その中の「好きな環境で作業できる」が私自身は一番大きいと感じています。
そして子どもがいても家で働けるとはいえ、小さいお子さんがいる方は難しい場合もあります。小さい子どもがいて、片手間でできる仕事ではありません。江角さん自身も、0歳から保育園に預けていたとのこと。
他にも江角さんが「会社に依存しない」働き方ができる点を上げていました。私自身も、今は自分の力で仕事をしているやりがいを感じています。
フリーライターのデメリット
「収入が不安定である」との話が江角さんからあり、確かに私もその点だと思っています。受注する仕事を連載にするなどの工夫もできる、というお話がありました。
他には会社員の場合は会社がしてくれていたことを自分でするので、実は会社はありがたい制度だったとのお話がありました。
最強の働き方は?
ライターとして最強の働き方は「会社員+副業ライター」と江角さん。確かに安定収入を得ながら、ライターとして活動できるので安定感は一番ありそうです。
今後どんな働き方をするにせよ「自分に合う働き方を選んでほしい」と、受講生に伝えられました。
仕事を依頼してもらうには?
何個かの候補がありますが、やはり公式サイト(ブログ)を持つことが、紹介してもらいやすい近道、と江角さん。
そしてブログを書いたら、SNS(XやInstagram)で拡散することが大切とのこと。とくにWordPressはアメブロなどのブログサービスと違い、他の人に見てもらえる仕組みがないので、SNSで拡散する必要があります。
江角さんが編集者としてライターを探すなら、まずブログから探すそうです。編集者さんに見つけてもらうためにも、自分が書きたい分野を書いた公式サイト(ブログ)はあった方がよさそうです。
私は現在note、X、Instagramを持っていますが、公式サイトを数ヶ月以内に完成させたいと思います。
公式サイトで発信する内容で依頼が来ることが多いけれど、発信してもすぐには仕事に繋がらない、と江角さん。時差があり、数年前の子育てエピソードで依頼されたこともあったそうです。
誰かに紹介してもらう
ライター仲間を作ると、その方が受けきれない仕事をお願いされる場合もあるとのこと。
ただ、この場合「一緒に仕事したいなと思われる人」になるかつ、目の前の仕事をしっかりこなしていくことが必要だそうです。
要は「紹介者が自信を持って紹介できるライターになる」ことが大事なのでは、と個人的に思いました。
企画を立てて持ち込むのがおすすめ!
出版社などに自分の実績を持っていき、売り込む方法もあります。でも江角さんのおすすめは「企画を立てて持ち込むこと」だそうです。
お仕事をすることになったら?
お仕事の手順の紹介が江角さんよりありました。よく考えたら、私自身も今まで見積書を出したことがありません。
なるほどと思ったのは、メールで詳しい内容が書いていない場合、会う前にきちんとヒアリングをした方がいいとのこと。詳細がわからずに打ち合わせになると、条件があわない場合はその時間がムダになってしまうそうです。
フリーランスは、打ち合わせのみでは報酬がもらえません。自分の貴重な時間をムダにしないためにも、気をつけるべきことだと私は感じました。
江角さんのブログを見ると「企業さま向けメニュー」として、価格表があります。長年ライターをしてきた方の価格表なので、詳細にいろいろなことが書いてありました。
私自身もHPを作ったら、いろいろな方の価格表を見て、価格表を作ってみます。
交渉することも大事!
せっかくお仕事のご依頼を頂いたのにと思い、お断りのメールを書くのが苦手だったと江角さんは言います。ただ交渉することがわかってから、条件が合い、受注できることも増えたそうです。
交渉のためのメール文も伝授いただき、交渉の時にはこのメール文をアレンジして使おうと思いました。
そして、安すぎる値段で受注することは、他のライターさんに迷惑をかけることになるとの話も心に響きました。
私自身も経験がありますが、とくに初心者の場合、低単価で消耗してしまうと仕事が続けられなくなるでしょう。クラウドソーシングなどを利用する場合も、きちんとした仕事を選ぶ千里眼が必要かもしれないと改めて感じました。
江角さんより卒業の言葉
江角さんから、最後に伝えたいことの話がありました。
「書いて、しあわせになる」を実践し、しあわせになる姿を見せてほしいとのこと。これからは書く仲間として付き合っていきましょう、と。
「書いて、しあわせになる」はまだわからないですが、「書くことを学んでしあわせに近づく」はできているような気がします。
本講座の方は1~3月、動画視聴コースは1月下旬~4月の京都ライター塾10期の幕が閉じました。
振り返ればあっという間でしたが、この3ヶ月でいろいろなことが達成できた気がします。ちなみに先日ポストしました。
自分だけで行動する3ヶ月だったら、恐らく結果が出せなかったと思います。清水の舞台から飛び降りる覚悟で飛び込みましたが(とくに受講費)、自分の中では結果を出せてよかったです。
これからは行動あるのみですね。
講座全体の感想は、実はすでに先に完成しています。京都ライター塾で学んで変わったことを含め、明日アップします。
5回までのレポートは以下です。
今後、書くことを学んでみようと思う方のヒントになることがあれば嬉しいです。
そして、書くことを学ぶことは人生を考えることにも繋がると改めて感じています。
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