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ただいまのあと

おはようございます、劇団CLOUD9小沢です。
少し前に出会った音響さんと昨日お喋りさせていただきました。有り難い出会い。

めっちゃいろいろ喋ったのですが、「名古屋とか電車乗ったら着きますからね〜。東京までは “近い” です。」って言われたのがめちゃくちゃ良かったです。距離感バグってるの、ほんとに最高です。

そんなこんなで昨日、しれっとCLOUD9の次回公演の情報を一部発表しました。

続報やチケット予約は近日公開予定です。今しばらくお待ちください。

ただいまのあと
ここにあるもの
ありのまま抱きしめてゆけ

これ実は、都々逸と言いまして、
7・7・7・5の音の26音で構成されるやつです。
短歌の派生版みたいなのです。
江戸時代の終わりぐらいから流行ったらしいです。

有名なのはこれかな・・・?🔻

ざんぎり頭を叩いてみれば 文明開花の音がする

口に出して読んでみると
なんかリズムが良いな〜ってなるやつです。

なんだかリズムよ〜く、軽そう〜に進んでいく物語になったらいいなあって思いながら今、執筆を進めています。これまでなんとなく重たいものを描こうとしていたっぽい僕としては珍しい試みです。

パッケージは軽々しく、
だけど抱えているものは重々しく、
みたいなのを意識しています。


地元に「ただいまー」って帰ってきたら、
どこかもうそれは、また出発しなきゃいけない
っていうなんとなく迫ってくるものがあって、
それはある意味で救いで、ある意味で脅迫で、
「ただいまのあと」
だけどなんだかんだやっぱり、
時は進んでいて、自覚的・無自覚的に
僕らは「ただ、いま」を生きている。

数年ぶりに地元へ帰って付き合わせた面々に
もうあの頃の面影を感じられなくなっていたり、
あの頃のまま必死に食らいついていたり、
みんなそれぞれの道を生きていた。

「あそこの老人ホーム、前なんやったっけ?」
「うわー、しばらく更地やったからなあ」
「私、あそこの書道教室通ってたわ」
きみの思い出の跡は変わっていたけれど
「ここにあるもの」
きっと変わっていない何かがここにあって、
それをちゃんと見つけて、見つめて、
抱きしめておきたい。

「ありのまま抱きしめてゆけ」


こんなことを思いながらせっせと言葉を紡いでおります。淡い夏の静かな夜になったらいいなあ。京都の夏、暑いけど、ぜひ来てください。

羽織るだけで日常使いで着れる、ワンコインの簡単着物を製作しているKMN projectさんとコラボすることになりまして、今回なんと、チケットに着物を付けちゃいます。

インスタがめちゃくちゃ充実しているので、ぜひ活動の詳細はこちらをご覧ください。

夏の京都だし、せっかくだから着物をドレスコードにしよう!とか企んでいます。なんなら着てきていただいても良し。ただ、ライブハウスの「1ドリンク制」みたいにしようと思っているので、そこら辺はご容赦ください。

着物を着たお客様が劇場内にまばらに座っていて、ご案内するスタッフももちろんそのワンコイン着物を羽織っていて、、、そのなかでお芝居したらどうなるのかなーっていう実験的企画でございます。

ぜひお気軽にお越しくださいませ。

…と、調子に乗って喋りすぎました。
詳細はまた後日。
最後までありがとうございました。

令和6年5月10日.劇団CLOUD9 小沢佑太

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月額500円で小沢の裏側を覗けます👀!!



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