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【今でしょ!note#126】子連れオーストラリア奮闘記9 野生のカンガルー

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

2歳と0歳の子どもを連れて、2週間のオーストラリア家族旅行に来ています。昨日は、自然の暮らしを4日間満喫したヤラバレー地方からメルボルン市内に移動してきました。
連載シリーズで、子連れ海外旅行の気付きなどをお届けしていますので、まだ見られていない方は、ぜひ第1回からお楽しみください!
(長くなってきたので、記事のご紹介はいくつか抜粋にて)


目的地になるレストラン

昨日は、ヤラバレー地方最終日ということもあり、惜しむようにワイナリーにもう一件立ち寄ってからメルボルン市内に戻ることにしました。
訪問したのはこちら、Zonzo Estate Yarra Valleyです。

Zonzoのワインは、ヤラバレー地方に来た初日に向かったスーパーで購入していて、飲みやすくすぐに空けてしまったものだったので、その本拠地となるワイナリーがどんな感じなのか、ちょうど気になっていたところでした。

お店に向かうには車移動しかおそらく無理で、次にいつこの付近に来れるか分からないので、後悔しないように来ることにしました。

お店に向かうまでの道。左右には広大なブドウ畑が広がっています
レストランの外観

昨日のドメイン・シャンドンもそうでしたが、生産〜販売まで垂直統合型でワインを提供していて、物理的な拠点をブランドイメージ構築、広告塔に活用されていることもあり、レストランは漏れなくおしゃれでした。
Domain Chandon、Coombe、Zonzoと3つのワイナリーを訪問しましたが、それぞれお店の印象は異なり、同じ地区に存在するワイナリーと言ってもそれぞれ経営方針だったり大切にしたい価値観は、当然ながら違うんだろうな、と。

別にソムリエの資格を持ってたりするわけでない私のようはワインの素人でも、味やブランドの違いを学ぶには、まずはそれぞれのブランドに愛着を持つことがとっかかりとして必要で、物理的なレストランのような拠点は、そのブランドを好きになってもらうための仕掛けが重要であると感じました。

ZonzoのAutumn Pack
お店も多くの人で賑わっていました
Zonzo Estate Belliniはピーチフィズのような爽快感。ピザもとても美味しかったです!

前述の通り、車でしか行けないので、場所的にはかなり不便なところなんですよね。私たちは、11時の開店と同時に到着しましたが、従業員の方の車が駐車場にたくさん停めてありました。
早めに行ったのでお店に入れましたが、予約もたくさんで、お昼に近づくに連れて次から次へとお客さんが入ってきて、すぐに賑やかになってきました。
Destination Restaurantというのは、まさしくこういうお店のことを言うのだと納得。不便な場所にあっても、ブランドがあり、素敵なレストランがあれば、多くの人が集まってくることを実感しました。

日本の美食分野でも、素敵なお店で世界を相手に十分に戦えるお店って沢山ありますよね。オーストラリアも、昨年訪問したイタリアも、これまで仕事でよく訪問していた東南アジア方面も、まだまだ本格的な日本料理屋の数は少なく、一流のシェフが海外で本格的な日本料理店を開けば十分に稼げる店になるだろうというのも肌感で感じています。

子連れ旅行の観点では、ワインが飲める場所ではあるものの、他にも小さな子どもを連れた家族連れで来られているお客さんも沢山いて、敷居が高くないのもありがたいところです。特に、昨日訪問したZonzo Eatateは、結婚式などもできるところですが、カジュアルな雰囲気も持ち合わせていて、個人的には今回訪問した3つのワイナリーの中で一番好きでした。

野生のカンガルーとの出会い

シドニー3日目に訪問したタロンガ動物園では、タイミングが悪かったのか、実はカンガルーには会えておりませんでした。(コアラは沢山見れて満足でした。みんな寝てましたが笑)

子どもよりも妻がカンガルーへの執着が高いようで、メルボルン市内でレンタカーを返却する前に、野生のカンガルーに出会える公園に行って探すことにしました。
訪問したのはこちらのWesterfolds Parkです。

Westerfolds Parkには、メルボルン市内からも電車とバスで1時間程度で行けますが、子連れ旅にとっては小回りも効くレンタカーの方が便利だと感じました。
園内は、大人だけでも一周するのに1時間半かかるので、カンガルーがいそうなスポットの近くに車を停めて探せるという点でも良かったです。
といっても、カンガルーがいそうなスポットなんてまるで見当が付かず、直感でいそうだと感じたところを信じて前に進むしかないのですが。
昨日は、結構暑かったので、木陰が多い場所にいるのでは?という仮説を立てて20分ほど探しはじめましたが、全くカンガルーの気配は感じられませんでした。

園内は広すぎるし、カンガルーはどこにいるか分からないし、暑いし、子どもも歩かないので抱っこで移動するしかないと途方に暮れ始めていたところ、中国人の若者5人組がこちらに向かってきました。

ダメ元で「カンガルー見れた?」と話しかけてみたところ、「ここから10分ほど歩いたところに小さなカンガルーがいたよ」との返答が!
はじめて多少英語が話せて役に立ったと感じられました笑。この会話がなかったら、多分昨日はカンガルーに会えずそのまま退散していましたから。
(いや、多分実際は仕事や人間関係の幅も広がったし、最低限の英語でコミュニケーションが取れることくらいは、かなり投資対効果が高い学びです)

そして、教えてもらったスポットに歩いていくと、カンガルーの姿が!
6匹の家族連れ?と思われるグループに遭遇することができました!感動です。

この走り方が可愛かったです
6匹のカンガルーがのんびりご飯食べてました。子どもカンガルーもいます
野生のカンガルーがいる公園って冷静に考えると結構いい場所

昨日まで滞在していたSilvanの家の裏庭では、ウサギがピョンピョン跳ねる姿が毎日見られたのですが、見つけた瞬間にささっと逃げてしまうので、カンガルーも同じだと思ってました。
でも実際はそんなことはなく、距離にして5メートルくらいとかなり近い位置で見ていましたが、全く逃げる素振りは見せず、15分くらい一緒に写真を撮ったりして楽しみました。
妻も子どもも喜んでおり、自分も野生のカンガルーを見るのは人生初だったので、子連れ家族旅行にはとてもオススメの場所です!

いよいよメルボルン市内へ

メルボルン空港に戻りレンタカーを返却したら、Sky Busに乗ってサザンクロス駅へ。Sky Busは空港と市内を繋ぐバスで往復であれば大人料金40 AUDで乗れます。空港から10分置きに出発していて、でかスーツケースやベビーカーも置いておけますし、もちろんVISAタッチ決済可能なので、とても便利です。
現金を両替すらせずにここまで来れているので、このまま現金を見ることすらなく帰国できそうです。

メルボルン市内では4泊5日滞在予定で、その後いよいよ日本に帰国となります。
街の様子はここ数日間とは打って変わってまた都市生活に戻ったという感じです。
こちらでもAirbnbでAppartmentに宿泊していますが、サザンクロス駅のすぐ近くのレジデンスの55階なので、見晴らしもかなり良いです。
今日は、メルボルンで暮らす妻の親戚と1日過ごす予定なので、色々楽しんできます!

午前までの雰囲気と全く違うまち。シドニーより日本人多めな印象
アパートの部屋からの景色。都市と海が綺麗です(港区もこんな感じ?)
私の記事を見た知り合いの方から個別に連絡もらって教えてもらったフォーエックスのGOLD。
とても飲みやすいラガーでした!

それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
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