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【今でしょ!note#121】子連れオーストラリア奮闘記4 キャッシュレス動物園

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

2歳と0歳の子どもを連れて、2週間のオーストラリア家族旅行に来ています。今日はシドニー3日目の様子をお届けします。
連載シリーズで、子連れ海外旅行の気付きなどをお届けしていますので、まだみられていない方は、ぜひ第1回からお楽しみください!

昨日は、子どもたちが寝ている朝のうちにいつものように記事を書いた後、近くの公園にランニングに行った後、朝からタロンガ動物園に向かいました。
ほぼ1日をタロンガ動物園で過ごして、夕方少し時間があったので、宿があるSurry Hills周辺をぶらぶらと。
昨日は、3つの気付きがありました。

1.活気がある平日

こちらに来て初めての平日だった昨日は、街の様子も土日とは少し異なります。
ランニングしていた公園は、いつもより人が多く、学校や仕事に向かう人も多かったです。また、土日は閉まっていたお店も朝から結構開いており、特にいい感じのカフェがたくさんあるのもシドニー生活の魅力です。

土日より走っている人、どこかに向かう人が多いいつもの公園。みんなどんな人生を歩んでいるのだろう
Blacksmithというお店。おしゃれな空間で朝から気分が上がります!
https://www.blacksmithsurryhills.com.au

当然、日本のような満員電車もなく、スーツを着ている人もあまり多くない印象。
タロンガ動物園に向かうトラムの中から見る街の景色も、やはり日本より活気を感じるんですよね。

土日は飲食店も基本休みにして、平日は朝から活気と個性のあるカフェが多い街というのも魅力的です。この活気の理由は何なんだろう?と思っていましたが、一つ目に見えるところで分かったのは、比較的若めの人が多いということです。

気になったので調べてみると、2023年のオーストラリアの平均年齢は37.9歳と人口ピラミッド上も中間層が多いです。ちなみに日本は49.5歳。平均年齢に10歳以上違いがあるわけですから、それは活気も違うはずです。

総人口は約2,600万人で、近年も微増傾向にありますが、自然増による影響というよりもほとんどが8割以上が移民受入によるものです。

ここ数年の傾向も人口微増中だが、約85%が移民増によるもの
https://www.abs.gov.au/statistics/people/population/national-state-and-territory-population/latest-release

現役世代が国の中心であることと多様性が街の活気の根底にあることは間違いないと感じます。若さと多様性の魅力を身をもって実感しました。

2 キャッシュレスなタロンガ動物園

今のところ、シドニーに来てから1度も現金使ってません。というか両替すらしてません。
タロンガ動物園には、昨日も取り上げたCircular Quayからフェリーで直接上陸できるのですが、当然ここもVISAタッチ。初日からVISAタッチに毎日触れていますが、日本もインバウンド国としての受入力を強化していくのであれば、観光客が自国で使っている決済手段で基本どこへでも行ける仕組みにすることはマストだと思います。

タロンガ動物園のフェリー乗り場の改札口。
現地のOpal以外にVISA、アメリカン、Masterのタッチ決済が使える
フェリーでタロンガ動物園に。12分ほどの移動ですが、これだけでワクワク体験です
海上からオペラハウスを眺める2歳児。何を考えているのだろうか
到着後、Main Zoo Entry行きのバスに乗車

ワクワクフェリーを終えると、動物園のMain Gateがある山の上へと向かうバスが来ていましたが、人が多く、乗れませんでした。
次のバスは30分後とのことで、歩いて登っていく決断をしました。

タロンガ動物園は山の上から徐々に降りながら動物を見てまわるスタイルです。
日本でよく行く多摩動物園も山の登り下りが激しいですが、
タロンガ動物園のように上に入り口を作って、下に降りていくスタイルだとベビーカー押しててもそんなに辛くないのになと思います。

山道を降りていくような動物園。逆流で登っていくのはしんどかったです

そしてこのタロンガ動物園、基本的に現金が使えません。
公式HPでも"Taronga is a Cashless Zoo"と謳っていて、当然チケットもネットで事前決済した方が安く買えるように価格設計されています。

日本でも事前キャッシュレスできる観光地は増えてきましたが、事前にチケット購入している人と当日購入の人が別々の動線設計されていなくて、事前に購入済の人も同じレーンで当日チケットの人を待たないといけないみたいなオペレーションをされているところもあり、キャッシュレスのメリットの本質が理解されていないんだろうなと感じます。
このあたり、さすがキャッシュレス動物園のタロンガは、当然のようにクリアしています。

チケット購入待ち・認証待ちが発生しないので、効率的なオペレーションと顧客満足度双方にメリット

園内の飲食やグッズ購入も、「キャッシュレスが使える」ではなく「キャッシュレスしか使えない」というのも素晴らしいです。
当然、これで文句を言う人もいそうで、タロンガ動物園の経営サイドもなかなか判断しにくかったと推察しますが、ここまでやるからキャッシュレスの良さが真価を発揮するんですね。
これで「キャッシュレスも現金も使えます」みたいにやってしまうと、結局現金取り扱いコストが上乗せで発生してしまい、キャッシュレスの良さが消えてしまいます

コーヒー買うのもCARD ONLY
グッズ買うのもCARD ONLY

もちろん、コアラが見れたりと、動物園自体もとても楽しみました!

どうして君は、そんなところで落ちずに寝れるん?
山の上にあるので、シドニーの街が見下ろせて壮観です

3.Surry Hills街歩き

昼間は動物園で一日過ごしたあと、16時半ごろにSurry Hillsに戻ってきました。
サマータイムで19時半ごろまでは普通に明るいので、近くを散歩してみることにしました。

トラムのSurry Hills駅
鮮やかな配列で有名なMALONEYSという食品店

街並みがおしゃれで歩いているだけで気分が上がるのですが、MALONEYSは食品の配列で差別化戦略を図るというところに創意工夫を感じます。

りんごの置き方がすでにデザインされている
肉や魚の置き方も抜かりない
同じ高さのビンと、高さがピタリとあう棚の設計

こういう工夫一つ一つがお店や街の魅力を作っているんだな〜と実感。
このあと夕食の買い出しに向かったのですが、あえて遠い場所にあるこちらのお店に来てしまいました。

そしてブラブラ歩き、目的地のbillsを発見しました。
billsは、二子玉川周辺に住んでいたときによく行ったので、感動です。
シドニーはbills本店があると聞いていたのですが、ここではなかったみたいです。

オレンジとも茶色とも言えないその独特の色の存在感がすでに唯一無二
朝は結構混み合うみたいですが、夕方なのですぐに入れました

リコッタパンケーキを食べたかったのですが、到着したのが17時15分ごろで、パンケーキは17時までとのこと・・!
隣の二人組が食べていたパンケーキが超羨ましかったです。
本場のbillsリコッタパンケーキへの想いが忘れられず、今日は朝からbills一号店の方に向かってリベンジしてきます。

パンケーキは食べれなかったものの、こちらも美味しくいただきました!

その後、ビールを買い込んで家に戻ってきて、家族4人で小さな宴会をしました。

サーモンに塩胡椒だけして、初日に買った野菜と食べました。これまためちゃうまい
STONE WOODは現地のビールみたいです。飲みやすくて美味しかった

そんなこんなで、生まれてきた喜びを噛み締めながらシドニーの毎日を過ごしています。

今日は、bills一号店でパンケーキリベンジとオーストラリア博物館、Fish Marketあたりを楽しんできます!

それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
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