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今日いる人が、明日もいるとは限らない。

こんばんは。

今日はおセンチな気分になっています。
…今時、おセンチなんて言わないのかしら。

なんだか感傷的です。
ですが、今日はこの波に乗っかって
人の「生」と「死」について少しお話を。

こういった内容が苦手な方は、
そっと画面を閉じていただければと思います。













先ほどつぶやきにも書きましたが
本日、母が救急車で運ばれました。

その時、私は部屋の断捨離をしていて
電話に全く気付かず、気付いたのはその一時間後。

妹からのLINEが2件。
「このLINEをみたら電話して」
「お母さんが救急車で…」

2件目はそこまでしか読めませんでした。
もっとたくさんの文章が書いてあったのですが、
救急車の文字を見た途端、
気付いたら妹に電話していました。

本当に気が動転していました。
声もかなり上ずっていたと思います。
とにかく心臓が嫌な音を立てていました。

運ばれた原因は腰のヘルニア。
以前、別の箇所を負傷していましたが、
今回も同じ症状が起きたようです。

腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニア。

腰椎という骨の間の「椎間板」という
クッション性のある板が飛び出て
神経を圧迫することで強い痛みが出るもの。

私、歯が弱くて歯医者に通うことが多いのですが、
一度、歯を削っているときに、器具が神経に触れて
体が飛び上がったことがあります。

AEDで体に電気ショックを与えた時の、
まさにあんな感じの飛び上がり方。
(ショッキングな表現で申し訳ありません)

神経痛って本当に激しい痛みで、
母の痛みを想像するだけでも辛いです。

ただ、あまり考えすぎると私まで病んでしまうので、
なるべく他ごとをしてやり過ごしていますが…

母は、救急車で運ばれたものの、
レントゲンを撮り、血液検査をし、
痛み止めの坐薬と点滴を受けて
結局タクシーで妹と家に帰った様子。

かかりつけ医のところへ
紹介状も書いてもらったようです。

とりあえず、少し痛み止めが効いて
救急車で運ばれる前よりかはましみたいです。

昨日一昨日は、痛みで寝れなかったということなので、
きっと相当な痛みだったのでしょう。









それと他にもう一つ。
今日、高校時代の同級生から連絡がありました。

同級生のお父さんが亡くなったと。
通夜、葬儀のお知らせでした。

いよいよ、そういう時期がやってきたのかな。
率直にそう思いました。

というのも、先週31歳になった私ですが、
私たちの両親はちょうど50~60代が多いです。

そのせいか、私の周りでも
自分の親が亡くなったという知らせを
耳にする機会が増えてきました。

もちろん、私自身いつ死ぬか分からないわけですが、
「死」は誰にでもいつかは訪れるもの。

「死」に年功序列はあるようでないものですが、
やはり歳を取ると病気にもかかりやすくなります。

そのため、同世代の方の親が亡くなった知らせを聞くと
他人事じゃないなと思います。

昨年の12月に結婚し、親元を離れた私。

ふと、両親にあと何回会えるのだろう、と
本気で考えてしまいました。

これが、初めに「おセンチ」な気分に
なっているといった所以です。

先ほど、夜の街を散歩してきましたが、
歩きながら、植物や風景を見ながら、
色んな人とすれ違いながらも、
ずっと人の「死」について考えていました。

いつ訪れるか分からない順番。
でもいつかは必ず訪れる順番。

そのために私は何ができるのか。

両親に会った時には、悔いのないように、
精一杯自分の素直な気持ちを伝えてあげたい。

自分の誕生日に生んでくれたことへの感謝、
育ててくれたことへの感謝を伝えましたが、
私が両親から受けた愛情に比べたら全然足りない。

言葉の回数も、密度も、内容も。全部。

だから今度会った時には、
しっかりと感謝の気持ちを伝えよう。

それが私の中で出した結論でした。

あと何回会えるかわからない。
もしかしたら5回もないかもしれない。
もしかしたら10回あるかもしれない。

もしかしたら……もう会えないかもしれない。

先のことは分からない。誰にも分からない。

逆に明日、私の人生が突然終わるかもしれない。
あたりが真っ暗闇に包まれるかもしれない。

あるいは、結婚した旦那さんの人生が
非情にも、私の意思とは無関係にも、
終わってしまうかもしれない。

今日いる人が、明日もいる保証なんてどこにもない。

そう、近頃は生きていることが当たり前で、
”どう生きるか”ばかりを考えていました。

でも、生きていることって当たり前じゃない。

当たり前じゃない、という
当たり前のことに今日気付かされました。

健康な時は何とも思わないのに、
健康を損なうと途端に健康の大切さを知る。

心を病んだ時も、心身の健康が
どんなに大事なものか思い知りました。

でも、身体の健康については
そこまで考えられていなかったな、と。

一昨日、私も腰をピキッとやったこともあり、
日頃の運動不足を反省している次第です。

今日、夜散歩に行きましたが
明日からも散歩は習慣づけようかなと。
夜ごはんの後に散歩するのがいいかな。

習慣的に身体を動かさないと、
また腰をいわしてしまいそうです。

色々な事を書きましたが、
これはみなさまへのメッセージというより
自分への戒めに近い感じがします。

今日いる人が、明日もいるとは限らない。

ふと気になって、今日はお父さんにも連絡をしました。
(父と母は別居しており、離れて暮らしています)

みなさまもどうか、大切な人を失う前に、
後悔のないよう、たった一通のLINEだけでも。

こんな私のお節介を、最後まで読んでくださり
本当にありがとうございます。

今日も一日、お疲れさまでした。

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