見出し画像

ただ、思いつくがままに、文章を紡いていく。

なんだか、いてもたってもいられなくなって
PCを開きnoteを書き始める私。

もしかすると、明日からの日々を
不安に思っている自分がいるのかもしれない。

いや、多分、いや、十中八九いる。

不安に押しつぶされそうになって
体育座りで顔を埋めている私がいる。

でも私は、そんな私自身を、
見ないようにしている。
なんなら、いないものだと思っている。

そうやって「強さ」を保っている。
これが本当の「強さ」なのかはさておき。

明日から本格的に在宅勤務が始まる。
早速、初日からお客様とのweb対談。

家からの参加だと失礼にあたるだろうか。
背景を真っ白にしておいた方がいいだろうか。

きっと相手からしたら大したことなくても、
私の中ではつい、大きな問題として捉えてしまう。

昔からそう。色んなことが気になる。
でも、みんなそれほど気にしていない。

それでもやっぱり気になる。
今の言葉は「正しかった」だろうか。
思ったことが「きちんと」伝わっているだろうか。

ずっと「誰か」の基準を自分に当てはめて
〇と×をつけている。これは良い、これはダメ、と。

その「誰か」の基準が
正しいとも限らないのにね。

自分が伝わっていないと思っていても、
相手には伝わっていることもあるかもしれないのに。

つい、自分の中の基準で判断してしまう。

人の目を気にするのは、
悪いことばかりじゃないけれど。

行動を妨げる、という意味では
なかなか厄介な気質なのかもしれない。

こういった周りの評価や人の目から逃れるために、
私は「趣味」というシェルターの中に逃げ込む。

この、逃げ込んでいる時間がないと
私はこの世で「私」を保つことができない。

周りの評価を気にすれば、評価を得られるように頑張る。
人の目を気にすれば、人が望む自分になる。

こうして「私」はあっという間に
姿形を変えてしまう。変えられてしまう。

だからこそ、「私」が「私」に戻る時間が必要で。
「私」を取り戻す時間が「趣味」の時間。

目の前のことを純粋に楽しんで、
目の前のことに心をきらめかせる。

綺麗なものを「綺麗」だと認識し、
心を奪われる表現にまさに「心を奪われる」。

そんな風に自らの感性にどっぷり浸かる時間。
これが唯一、私が私を取り戻せる時間。

そんな時間すら惜しくて、
頑張り続けていた日々もあったけれど。

水を与えず太陽の光ばかりあてていた私の芽は、
やがて干からび、枯れ果ててしまった。

本当は水が欲しかったはずなのに。
水を欲しがる自分を押し込めていたから。

私はまだ頑張れる。まだやれる。
そうして日の光ばかり浴びていたから。

気付けば自分の心はからからになって。
元に戻るまでに、7年以上かかった。

いや、今も完全には戻っていないのかもしれない。
心のどこかは、干からびたままなのかもしれない。

だからこそ、こうして文章を書くことや、
本を読む時間を欲しがる自分がいる。

もう心が干からびるのは嫌だ。
本能的にどこかでそう思っているのかもしれない。




何を書きたいのか分からないまま、
とりあえずPCのキーボードを走らせてみた。

エッセイのような自分語りのような、
よく分からない記事になってしまったけれど。

たまには、こんなのもいいかな、なんて。

引っ越しが終わって、在宅勤務に切り替わって、
もしかすると今後、こういう時間が増えるのかも。

自分と向き合う時間。
自分の思うがままに文章を書く時間。
気持ちのままに手を走らせる時間。

逆に、こういう時間を増やせたのなら。
そうして見えてくるものもあるのかもしれない。

さらに逆に、何も生み出さない時間かもしれない。
こうして紡いでいく言葉も、
いずれは流れていって消えていくもの。

何も残さず、そこにあった事実すらなくなって、
空気のように消えていくのかもしれない。

例え、そうだとしても。

きっと、私は文章を書き続けると思う。
何かが変われば、何かが得られれば。

不思議なことに、そういうことを思って
文章を書いているわけではないから。

何を思って文章を紡いでいるのか。

改めて考えてみると、
本当に何も考えていないのかもしれない。

何も考えず、思うがままに、
書きたいときに書きたいことを綴る。

それが誰かのためになれば
それほど嬉しいことはないし。

誰かのためにならないものでも
「書きたい」と思ってしまうのが私。

どうやら、本当の「私」と
「文章を書くこと」は
切っても切り離せないもののようです。

いつも読んでくださるみなさま、
本当にありがとうございます。

何か心にしみるものがあれば。
何か心動かされる言葉があれば。
受けとっていただければ幸いです。

さて、そろそろお風呂に入る準備をしましょうか。

今日も一日、お疲れ様です。
ゆっくり休んで、明日を迎えましょう(*'ω'*)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?