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5年ぶりに恋をしたらたった1か月で終わりを迎えた件

私は恋愛が苦手だ。
そもそも人を好きになることがほぼない。
そんな私が2023年、珍しく恋に落ちた。
だがタイトル通りほぼ1か月で終わりを遂げた。
この件について考えてみた。



結論。人を好きになれない人間は自分のことが好きになれない。そして結局恋愛を拗らせる。



これに尽きる。私は今年久しぶりに恋をするまで自分のことがそこそこ好きになれてきたと勘違いをしていた。元々は自己否定も多く、HSP気質の私は生きづらい人間だった。だからこそ心のことを学び、数年かけて改善してきたと思っていた。でも今回の一件で深く傷つき、自分という人間の存在価値を見失い、この数年間自分の心と向き合ってきたこの労力も何の意味もなさなかったかのように否定された感覚に陥った。



私は彼のことを本気で好きだった。
出会った瞬間から彼の内面も外見もすごくタイプだったし、何より一緒にいて本当に幸せだった。離れていてもその幸福感が薄れることはなかった。




やっと出会えた!この数年間の苦しみは彼に出会うために乗り越えてきたのかもしれない。そう思えて仕方なかった。そんな相手でなければ深く私が傷つくことはなかったし、私は本当の意味で自分のことを愛していないことに気づくことはなかっただろう。



私たちは、出会ってからタイミングにも恵まれ、これまでになくトントン拍子にすべてが進み、進展していった。これも神様のいたずらだったのだと今では思う。



もし私にも神様がいるのだとしたら、私の神様はかなり意地悪だ。こうしてダメージを与えることで気づかせるという暴挙に出た。スパルタでいたずら好きな神。
もっと優しくしてよ、神様(涙)もう金輪際御免。 



【以下気づいたこと】
私は自分の嫌な面を本当の意味で受け入れ切れていないのだ。良い面ばかり都合よく見ていた気がする。だから彼もそうだった。私の良い面だけを都合よく見ていたに過ぎない。彼の中で期待にそぐわない面が見えた瞬間に「やっぱ違った。これ以上好きになることはない。」とあっさり言われた。
そして私も彼のことを都合よく良い面ばかり見ていたのだろう。
 




きっと彼も彼自身の見たくない部分を見ないようにして生きているのだ。だから相手に対しても向き合う、受け入れる準備が出来ていない。そうでない部分が見えたとき、切り捨てるという選択をした。そして何より彼にはポジティブ至上主義な面があった。「ポジティブでない面は見たくない」彼のことを知っていくと、この面が際立って見えてきた。



彼はワタシ。ワタシは彼。だということ。(鏡の法則)
 

私たちはなぜ気づけないのだろう。
誰か自分ではない外からの攻撃や、
与えられた悲しみや痛みからでしか
人生を振り返らず気づくことができない。



それに私は悲しみや苦しみを生み出すのが上手いことにも気付いた。たぶん悲しんだり苦しんだりしている方が楽しいのかもしれない。悩んでいる方が生きてる感あるしね。だから永久的に問題を生み出す。私、苦しみを生み出す生産性はめちゃくちゃ高いわ。これやめてく。



だってこれ、おしん症候群やん。
(不幸でいないと気が済まないことから名付けました)
世代でないのでおしん見たことないけどね。
でもこれに気づいて、ハッとした。それだけでも収穫があったと言える。



私は今まで問題を見つけてはそれが何であるか分析するクセがあったし、問題解決ばかりをしてきた。この性質が問題を生み出していたのだ。だって問題がなければ問題解決して、ワタシ生きてます風装えないからね。




それにこれまで私は相手の問題まで背負い込み「全部私の責任で私が悪い」としてきた。なぜなら自分の心が現実を創っている。という原理原則を私は信じているから。でも必要以上にそれを自分に課して、現実というフィードバックをもって現実を変えようとしていた。


いろんな物事を背負い込み、だから背中や肩が痛かったのかもな。(心の代わりに身体が痛みを感じてくれている)
私の背中や肩はだいぶ前から「重い!重い!」ゆうておりましたわ。気づかずごめん、私の身体よ!!「もう頑張れない」そんな声も身体から感じた。




もっとシンプルでいい!!




確かに私の中の感情がこの出来事を起こしているけれど、それに気づき、そこから選択するものを変えていけばいい。必要以上に背負い込み、問題解決を複雑にしなくても、

 

①ただ感じてその感情をリリースすると決める
②自分が選択したいものを選ぶ
③簡単に幸せになって良いと知っておく(苦しみを新たにこさえない)




恋愛関係において、自分を愛する気がない相手のためにすべきことなんて何一つない。そんな相手に大切な自分を差し出すことは自分への冒涜でしかない。



ただそこからは私が私に同じことしちゃってたって気づきを得て、自分に対する接し方、捉え方をもっと優しいもの、愛のあるものに変えていけばいい。



私は生きていて良いと思いたかった。
だから誰かの大切な人になりたかった。
ずっと誰かの大切な人になることを夢見ていたし、誰かに愛されることで自分は生きていて良いという安心感を感じたかったのだろう。



でもなれなかった。もうお手上げ!!私がダメ人間で不甲斐なくてクズでポンコツな自分自身を受け入れるまで、こういったことは私を追いかけてくるだろう。クズでもポンコツでも良いとすべてを受け入れることが出来た時、心から安心することが出来るし、そんな自分をも愛してくれるパートナーに出会うことが出来るのだろう。



でも受け入れる???これもよく言われてるやり方は私には効かなかったから、それとは反対のやり方を試そうとしているところ。またこれについては別の記事で。

 

兎にも角にも彼に感謝しなくちゃな。
ダメな自分を受け入れる覚悟を決めさせてくれた。
ありがとう。でもまだだいぶ悲しいよ。


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