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緊急事態宣言が発令されましたが・・・

今日の夕方、東京を含む1都6県を対象に緊急事態宣言が発令されました。

史上初の緊急事態宣言という事で、不安を感じている方も多いと思いますが、そんな時こそ、慌てずに、落ち着いた判断を取るように一呼吸置いてから行動するようにしていきましょう。


僕たち人間は、目の前にあるファクトの背景を汲み取り、読み取ることができるからこそ価値があるのであって、それができなかったり、必要とされないのであれば、そこに人間である必要はなくなってしまいます。


例えば「見守りと監視」

僕たちはこの言葉の意味の違いを認識することができますが、目の前にあるファクト(事実)は「対象物を見ている」という状況であり、言葉は違えど、そこに大きな違いはありません。

それでも僕たちが、「見守りと監視」という言葉の意味を、全然違うものとして感じるのは、僕たちがその言葉の裏にある意味をイメージして汲み取ることができるからです。

ちなみに、「監視が人間に対してどのような心理的作用をもたらすか」を調べた研究論文では、監視があることによってある程度の行動抑止力はあるという結果が出ているが、監視によるストレス影響も見られています。

人は自分が監視されている環境に身を置くと、そうでない人に比べて「肯定的感情の減少」「否定的感情の増加」「心拍数の増加」が見られます。
また、これは「他者に見られていても自分の評価は変わらないという場合よりも、能力の評価が懸念されるような状況下において」より顕著に現れるという結果が出ています。

つまり、僕たちは自分の評価に直結する監視が行われた場合、監視をされていると感じるだけでストレス指数が上がるってしまうのです。

では、この「監視」に対して「見守り」はどうでしょうか。

この研究では、超自然的な見守りを行った場合はこれとは全く真逆で、見てもらえているという安心感から集中力が上がったり、パフォーマンスが向上したりするという結果が出ています。

目の前にある「対象物を見ている」というファクトは変わらないにも関わらず、「監視」と「見守り」では、これだけ人間に対する心理的作用が違うのです。
これは、人間には物事の背景を汲み取り、そこに隠された違いを読み取る事ができるということの証明ではないでしょうか。

目の前にあるファクトを単純に処理する力や、目の前の物事を素早く判断する力はAIやロボットの方が優れているでしょうが、そこの背景にある意味や、違いを読み取る事ができるのは人間だけです。

そしてこの力こそが人間が人間として生きる上で大切な“人間らしさ”であり、これからの時代に最も必要な力だと僕は思います。


緊急事態宣言が発令された中、不安になり、焦る気持ちも凄く分かりますが、緊急事態宣言という言葉に過度に惑わされず、一人一人が適切な対応を取ってこの緊急事態をみんなで一緒に乗り越えて行きましょう!


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