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記憶力が上がる運動があるという研究について
概要
スイスのジュネーブ大学の研究によると、ヨガなどのゆったりとした運動よりもランニングやサイクリングなどの激しい運動の方が記憶力に関わるエンドカンナビノイドと呼ばれる体内で作られる物質の量が増え、記憶力が良くなるらしい。
①前書き
もうすぐ、クリスマスがあり、お正月があり、年末ですね。
クリスマスと言うと、フライドチキンなどの肉料理やケーキがあり、年末になると年越しそばがあり、お正月にはおせち料理や餅などのおいしいものが食べれる時期になります。
年末からお正月にかけての料理は、特に美味しいものが多いですよね。
ですが、もちろんおいしいものは、ついつい余計に食べてしまい、太ったり、太ったりします。
そして、年が明けて、学校や会社に行ったら
「あれ?太った?」と言われることもあるかもしれません。
そんな感じで、学生や社会人の人は特に、年末年始は大きな休みが取れる期間で親や家族の人と一緒に過ごすことができるいい機会ですが、同時に運動もしなくなる時期でもあります。
運動は、健康に人生を謳歌するために重要な行動で、運動していないとメンタルが病んだり、老化がしやすかったり、モチベーションもおちたりします。
まあ、なので、運動した方がいいのは目に見えて分かるのですが、実は健康の為だけでなく、どうやら運動していた方が頭にいいという研究結果もあります。しかも、ただ運動するだけではなくて、ある運動をすると、より頭が良くなったりするといった研究があります。
今回は、そんな頭が良くなるだろうという運動法についての研究を紹介して行きたいと思います。
②記憶力が上がる運動があるという研究について
2020年にスイスのジュネーブ大学の研究によると、ヨガなどのゆったりとした運動よりもランニングやサイクリングなどの激しい運動の方が記憶力に関わるエンドカンナビノイドと呼ばれる体内で作られる物質の量が増え、記憶力が良くなるらしいと発表した。
どのように調べたかと言うと、普段から運動をしている平均23歳男性を15人集め、30分の軽いサイクリングした後、一生懸命に15分サイクリングをした後、運動をしなかった後の3つのパターンで記憶力のテストを行い、この3つの運動の後でどれくらい記憶力に違いが出るのかを調べました。
この記憶力の実験では、画面に4つの点が隣り合っていて、それぞれの点にはそれぞれ対応するボタンがあり、それらのボタンが星の形になったタイミングで素早く対応するボタンを押すといった方法でそれぞれの対応するボタンを記憶しているかを実験しました。
結果ですが、一生懸命に15分サイクリングしたい人の方が一番記憶力のテストの点数が高く、運動していない後が一番記憶力が悪かったという結果になりました。
また、この研究では3つのパターンを行った後に血液検査で記憶力に関わるエンドカンナビノイドと言う物質が体の中にどれくらい含まれているかを調べたところ、なんと激しいサイクリングを行っていた人ほど、エンドカンナビノイドの量が多かったということが分かりました。
つまり、記憶力を上げるには激しい運動をしてから、勉強した方が記憶力が上がる可能性が高いということがこの研究から分かったのです。
③最後に
なので、皆さんが何か習い事や覚えたいことがあった時は、激しい運動をまずしてから、覚えたいことを覚えるようにした方が覚える速度や記憶に残る量が多くなる可能性があるため、ぜひやってみてください。
あと、もうすぐ年末になりますが、食べるのもいいですが、運動もわすれずやった方がいいですよ、
以上が、記憶力が上がる運動があるという研究についてでした。
⇩参考文献
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